
ONE OK ROCK(ワンオク)は、アメリカを拠点に活躍する日本の4人組ロックバンドです。
2005年にバンドを結成し、新たなメンバーを迎えつつ2007年4月25日の1stシングル「内秘心書」でメジャーデビューを果たしました。
ONE OK ROCKは若者を中心に絶大な人気を誇り、これまでに武道館ライブや全国アリーナツアー、大型フェス出演などを次々と成功させる偉業を達成。
海外レーベルとも契約を交わし、アルバム発売とともにアメリカやヨーロッパ、アジアでのワールドツアーに成功しています。
初期メンバーはToru、Ryota、Alex、Youの4人でした。
しかし、歌唱力のあるボーカルとして紹介されたTakaが、2005年5月に新メンバーとして加入することに。
2006年にはYouが俳優を目指すためメンバー脱退し、2007年にTomoyaが新メンバーとして加入します。
また2009年にはAlexが脱退することになり、現在の4人組となりました。
ONE OK ROCKは「ワン オク ロック」と読みますが、英語インタビューされた場合は「ワン・オウケイ・ラック」と言っています。
ONE OK ROCK は、世界的なキャリアを持つバンドであり、楽曲もすばらしく有名なのにもかかわらずほとんどテレビ出演をしません。
今回の記事では、メンバーTakaの発言などをヒントに、その謎に迫ります。
ONE OK ROCKのテレビ出演
NHK総合
ONE OK ROCK が全くテレビ出演をしないのかと言えば、そうではありません。
過去にNHK総合で放送された『ONE OK ROCK 18祭(フェス)』で、地上波のテレビに初出演を果たしています。
2017年1月9日に放送された番組は、2016年11月に開催された勉強・恋・将来などに悩む日本全国の“18歳世代(17~19歳)”1000人と一緒にステージを作り上げることを掲げたイベントの模様を中心に放送。
そこに向かうまでのさまざまな思いを抱いた18歳世代に密着し、今彼らが直面し抱える心の内を伝えたほか、ワンオクのメンバー自身の18歳当時のエピソードや、イベントにかける思いについてが語られました。
番組のフィナーレは、ワンオクと1000人の若者たちが新曲「We are」を大合唱。一体感に包まれた感動のステージとなり、ボーカルのTakaが「サイコー!」と叫んで締めくくると、大きな拍手が巻き起こりました。
高い人気を誇りながらも限られた場でしかその姿を見ることができなかったワンオクが、地上波に初出演したとあって、視聴したファンがSNSを通じて次々と興奮の声を投稿。
「ワンオクヤバすぎる!最高すぎる!」
「とてつもなくカッコよかった!」
「興奮しすぎて、ワンオクをテレビで見られたことが、いまだに信じられない」
などの声が溢れました。
また、この番組で初めてワンオクに触れた人も多かったようで
「初めて歌うワンオクを見て、手の震えが止まらない…」
「コレが噂のワンオク、素晴らしいパフォーマンスを見た」
「たまたま見たけど、ワンオクに出会えてよかった。ありがとう」といった投稿も。
一方でコアなファンからは「なかなか見られないのがワンオクの特徴でもあったから、あんまりテレビに出ないでほしいな」という声もみられました。
タイのテレビ番組
2018年1月にはタイのテレビ番組、เรื่องใหญ่ ไฟกะพริบ (Big lights flashing) の Facebookページで、ONE OK ROCK が出演した回のインタビュー動画が公開されました。
タイ公演の前に収録されたようです。
ONE OK ROCK があまりテレビ出演をしない理由
前述したように、ONE OK ROCK は全くテレビ出演をしないわけではありません。
「極端に少ない」と記述した方が語弊がないでしょう。
ここからは、その理由に迫ります。
Takaの考え方
以下は、Takaが自身のインスタライブで語った言葉です。
この中に、テレビ出演に対する気持ちが詰まっています。
日本では俺らは別にその、テレビに今更出てどうすんのっていう話なんで、面白そうな企画があってとかだったらわかるけど、今まで出てきてないのに今更出るっていうのも全然意味わかんないし、なので日本ではそういうものはやらないっていう…。
しかも出なくてもこれだけ自分たちを応援してくれてるファンがいるんで、その人たちを大事にしてる、それだけで十分じゃないですか。
別にこれ以上、意識的に増やそうとは思ってないし、良い音楽を作って良いライブをしていれば人は集まってくるっていう…。
純粋に僕はシンプルな考え方をずっと信じ続けてるので、僕らを応援してくれるファンの人たちと何か楽しいことができれば、俺はそれで十分だっていう考え方です。
特に激しく思うようになったな、そういうことを。
まとめ
ONE OK ROCK は、リアルでのファンとの交流をすごく大切にしてくれているバンドです。
テレビ出演が彼らの表現方法に必要であれば、過去にも出演したことがあったように、これから先にも起こり得ることなのでしょう。
今は彼らのライブを全力で楽しみたいです。