TOMORROW X TOGETHERは、「BTSの弟分」として知られる韓国の5人組ボーイグループです。
2019年3月にデビューし、そのファンタジーな世界観と音楽性に、ハイレベルなパフォーマンスで韓国のみならず、全世界で注目を集めています。
K-POPの次世代スターとして、期待されているグループです。
2024年6月、メンバーのボムギュは足首の靭帯損傷により、一部の活動を休むことが公式サイトから発表になりました。
それ以前にも、活動休止を経験しているボムギュ。
今回は、ボムギュの過去の活動休止から、2024年7月の東京ドーム公演までを追いかけます。
Contents
TOMORROW X TOGETHER ボムギュの過去の活動休止
RollingStone生配信インタビュー
2022年7月11日、メンバーたちはアメリカ「RollingStone」の生配信インタビューを受けていました。
このインタビュー中に、あるアクシデントが起こってしまいます。
インタビューでは、アルバムや音楽に関するトークを展開します。
しかし、インタビューが行われている最中、ボムギュが配信途中で退席してしまいます。
実はボムギュは、配信開始の段階から下を向くなどして、インタビューに集中できない様子を見せていました。
横に座っていたリーダーのスビンは、ボムギュの変化に気がついたようで心配している様子がうかがえます。
ボムギュがあまりに辛そうだったため、スビンはボムギュに耳打ちをし、その後ボムギュは退席をしたのです。
ボムギュは開始3分で退席しましたが、その後10分続いたインタビューに戻ってくることはありませんでした。
突然の退席にメンバーも心配した様子でしたが、インタビュアーが「ボムギュは体調不良で退席したようだ」とコメントし、その場を取り繕いました。
インタビューの配信を見たファンからは、事務所の健康管理を疑問視する声が相次ぎました。
「ACT : LOVE SICK」アトランタ公演
2023年7月12日、TOMORROW X TOGETHER初のワールドツアー「ACT : LOVE SICK」のアトランタ公演でのこと。
9日のニューヨーク公演以降、体調不良を訴えていたボムギュは、11日にコンディションが悪化。
それに伴い、現地の病院で診療を受けました。
公演への出演は可能であるという医療スタッフの所見により、ボムギュは12日のアトランタ公演に参加しましたが、一部のステージでパフォーマンスを披露することができませんでした。
所属事務所からの発表は、次のようでした。
「ボムギュはアトランタ公演以降、安静にしており、コンディションの回復に集中する予定」
「当社はアーティストの健康を最優先に置き、今後の北米ツアーの参加が流動的に行われることをご案内いたします」
「ACT : LOVE SICK」バンコク公演
2022年10月22日、アジアツアーのバンコク公演中にボムギュは体調不良を訴え、途中から4人でのパフォーマンスになってしまいました。
しかし、最後の1曲でボムギュは渾身の力を振り絞ってステージに登場。
すぐさまメンバーが駆け寄り、ボムギュを助けながらステージを成功させました。
この公演の後、ボムギュは十分な静養を取り、元気な姿を取り戻しています。
しかしながら７月に続き、2度もツアー中のコンディション悪化を伝えたボムギュに、ファンからは心配の声が続いていました。
東京ドーム公演
2024年6月10日から11日にかけて、初の4大ドームツアー「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR ＜ACT：PROMISE＞ IN JAPAN」東京ドーム公演が開催されました。
足の甲を骨折していることから、座った状態でのパフォーマンスとなったボムギュ。
彼はボーカルのみで公演に参加し、公演冒頭では「心配してくれてありがとうございます」と感謝を伝えました。
激しいダンス楽曲では、ボムギュのボジションを担当する別のダンサーが入ることもありましたが、ボーカルが際立つ楽曲では美声を響かせてステージを彩りました。
ライブ終盤のコメントでは「リハーサルをしながらすごく残念な気持ちになりました」と東京ドームでの公演にも関わらずステージで踊れないことへのもどかしさを滲ませる場面も。
「Miracle」では、ボムギュが自分のパートを歌えなくなるほど涙してしまいました。
曲の途中で4人がボムギュへと駆け寄り、5人で抱きしめ合いながら歌う感動的なシーンもありました。
そしてすべての演目を終えたTOMORROW X TOGETHERは、トロッコでアリーナを1周。
エンドステージに戻ると、名残り惜しそうにステージを去っていきました。
まとめ
美しすぎる王子様のようなルックスと、明るくポジティブな性格が魅力のTXTのムードメーカーボムギュ。
やんちゃないたずらっ子キャラという印象もあるけれど、実は繊細で責任感が強く、ストイックな努力家という一面も。
幾度の活動休止に悩まされながらも、着実に成長を重ねてきたボムギュの今後の活動に大いに期待をしつつ、記事の締めくくりとさせていただきます。
