2019年3月にBig Hit Entertainment(現・BIGHIT MUSIC)からデビューしたTOMORROW X TOGETHERは、「BTSの弟分」として知られる韓国の5人組アイドルボーイズグループです。
グループ名「TOMORROW X TOGETHER」は「異なる君と僕が1つの夢で集まって、一緒に明日を作っていく」という意味を持ちます。
さらに、「同じ夢や目標のために集まった少年たちが、互いに相乗効果を発揮するような元気で明るいグループになる」という想いが込められています。
デビュー以来、そのファンタジーな世界観とハイレベルなパフォーマンスで、韓国のみならず全世界で注目の的に。
2024年7月には、日本4thシングル「誓い(CHIKAI)」をリリースし、自身初でK-POPアーティスト史上最速となる日本4大ドームツアー(東京、大阪、名古屋、福岡)を完走しました。
メンバーのテヒョンと山下智久(山P)がドラマ「ブルーモーメント」の挿入歌でコラボするというニュースが、2024年4月に日本中を駆け巡りました。
山下智久がテヒョンをゲストボーカルに招いた楽曲「Perfect Storm (feat. TAEHYUN of TOMORROW X TOGETHER)」について、今回の記事では詳しく解説していきます。
Contents
TOMORROW X TOGETHER テヒョンと山下智久
テヒョンの簡単プロフィール
テヒョンは2002年2月5日生まれで、出身はソウル特別市江南区、本名はカン・テヒョン(강태현)といいます。
TOMORROW X TOGETHERのマンネ(一番年下)、ヒュニンカイと同じ2002年生まれですが、テヒョンのほうが誕生日が早いため、グループでは2番目に若いメンバーに数えられます。
家族構成は、両親と4歳年上の姉が一人の4人家族です。
BTSのジョングクの大ファンであることも、ファンの間ではよく知られています。
幼少期から子役としてテレビCMに出演したり、モデルとして広告に登場したりしていました。
中学時代にスカウトされ、オーディションを受けたのが、BigHitエンターテインメントに入社したきっかけです。
練習生になってからは3年間トレーニングに励み、デビューをつかみ取りました。
高校は多くのスターを輩出しているハンリム芸能芸術高等学校で、入学式では20以上の事務所から名刺をもらったというエピソードが残っています。
山下智久(山P)の簡単プロフィール
元ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)所属の超人気アイドルで、現在は世界を舞台に国際派俳優として活躍する山下智久。
「山P」の相性で親しまれています。
1985年4月9日生まれ、出身は千葉県船橋市です。
2003年から2011年まではアイドルグループNEWSのリーダーを務め、グループを脱退した後もソロアーティストとして絶大な人気を誇りました。
2020年10月末にジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)を退所した後は、ジャニーズ時代から挑戦していた海外での活動を本格始動。
慣れない環境の中で悪戦苦闘しながらも、俳優・アーティストとしての高い評価を獲得することに成功しています。
TOMORROW X TOGETHER テヒョンと山Pのコラボ
山P主演ドラマ「ブルーモーメント」
「ブルーモーメント」は小沢かなによるマンガ「BLUE MOMENT」を原作としたドラマです。
原作は2018年11月27日から2024年3月27日まで連載され、気象学者の荒木健太郎が監修を務めました。
甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るため、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘が描かれています。
タイトルの「ブルーモーメント」とは日の出前と日の入り後のほんの僅かな時間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。
テレビドラマの「ブルーモーメント」は2024年4月24日から6月26日までフジテレビ系「水曜22時枠」にて放送されました。
山Pが民放の連続ドラマで主演を務めるのは2019年4月期の「インハンド」(TBS系)以来5年ぶり。
フジテレビのドラマでは、ヒット作となった「コード・ブルー」以来7年ぶりとなりました。
Perfect Storm (feat. TAEHYUN of TOMORROW X TOGETHER)
挿入歌の「Perfect Storm」は山P自らが作詞を手がけた楽曲で、天気や自然に関するワードを盛り込んだ歌詞がスピード感あふれるサウンドに乗せて歌われます。
山Pはテヒョンとのコラボについて、
「グループとしてもすごく勢いがあって才能があふれる方たちだと思う」
「この楽曲が、ドラマをより輝かせるものになればという思いで、心を込めて歌いました」とコメント。
テヒョンも「デュエットで参加できることになり本当にうれしく思いました」と山Pとのコラボに喜びを明かしています。
配信ジャケットは⼭P⾃⾝が撮影した空の写真を使⽤し、より楽曲の世界観を表現。
テヒョンによると、
「この楽曲は、嵐が吹き荒れても高く上れば青空に届くように、生きていく中でどんな逆境があっても乗り越えようという強い意志を表現した曲。」
とのことです。
まとめ
山Pとテヒョンの声質が似ているためか、初めてのコラボとは思えないほど見事な仕上がりでした。
テヒョンの日本語もネイティブかと思うほど。
今後もこのようなコラボを実現してほしい、と願って止みません。