
2022年5月2日にデビューしたLE SSERAFIM(ルセラフィム)。
メンバーは韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人で構成されています。
グループ名「LE SSERAFIM」は、「IM FEARLESS」をアナグラムさせた名前で、世間からの視線に惑わされずに恐れることなく、前に進んでいくという強い意志が込められています。
LE SSERAFIMは、IVE(アイヴ)、NewJeans(ニュージーンズ)、Kep1er(ケプラー)、NMIXX(エンミックス)と共にK-pop第四世代を築きあげました。
LE SSERAFIM は、2025年3月14日に5th Mini Album 'HOT'をリリース。
その収録曲『Ash』がKBSで放送不適格判定となりました。
そもそも「放送不適格判定」とはどんなことなのでしょう?
今回の記事では、過去にKBSで放送不適格判定となった曲もふまえながら、『Ash』の放送不適格判定理由に言及します。
Contents
LE SSERAFIMと放送不適格判定
『EASY』のMV KBSによって放送不適格判定
2024年2月19日にリリースされたLE SSERAFIMの3rdミニアルバム‘EASY’には、同名タイトル曲をはじめ、「Good Bones」、「Swan Song」、「Smart」、「We Got So Much」の計5曲が収録されています。
KBSは、放送に適しているか審議を実施。
その結果、全曲について「放送適格」と判断しました。
しかし、タイトル曲「EASY」のMVについては、「不適格」と判断。
理由については「模倣の危険」と記されています。
楽曲の説明欄には「今まで一度も聞かせたことのない、舞台裏の不安や悩みを扱った曲のミュージックビデオ」とあります。
『Ash』 KBSによって放送不適格判定
「Ash」はKBS歌謡審議により、「放送不適格」と判断されました。
その理由について、KBSは「自殺、自虐行為など肉体的、精神的虐待を美化したり残忍な内容などで嫌悪感を与える歌詞」と説明。
同曲の制作には、ユンジンをはじめ、パン・シヒョクなどが参加。
KBS審議によって、「不適格」と判断されたコンテンツについては、「ミュージックバンク」を含むKBSの各種番組で放送不可に。
ただ、問題の箇所に修正を加えて、再審議を申請することはできます。
「Ash」が描く苦しみや痛みの歌詞は客観視点でなく、ルセラ自信が誹謗中傷から感じた心情なのでは?と言う声も…。
LE SSERAFIM以外の放送不適格判定
BLACKPINKジェニー『マントラ』
2024年10月23日、BLACKPINKジェニーの楽曲「マントラ」がKBS放送不適格判定を受けました。
KBS歌謡審議の結果によると、「マントラ」は特定商品ブランドに言及するなど、放送審議規定46条(広告効果の制限)に反する歌詞で放送不適格判定となりました。
10月11日に公開されたジェニーの「マントラ」は、皆が自分だけの方式で輝くだけに、堂々とした本人の魅力を作ろうと応援する内容の曲です。
G-DRAGON『HOME SWEET HOME』
2024年12月4日、G-DRAGONの楽曲「HOME SWEET HOME」が、BIGBANGのメンバーであるSOLとD-LITEのフィーチャリング参加にもかかわらず、KBS歌謡審議で不適格判定を受けました。
KBSは、不適格判定の理由として特定商品のブランドに言及するなど、放送審議規定46条(広告効果の制限)に反する歌詞を挙げています。
G-DRAGONの「HOME SWEET HOME」は11月22日にリリースされた後、発売と同時にMelOn、genie、Bugs!など、韓国の主要音楽配信サイトのリアルタイムランキングで1位を獲得。
タイトルそのままに、「楽しい我が家」というテーマで、ファンの元に帰ってきたというメッセージを込めており、彼らが「一瞬たりとも去ったことはない」という思いを歌詞に反映させています。
昔からあった不適格判定事例
事例① 2014年8月6日 KSTYLE 記事より抜粋
”JYJの新曲「BACK SEAT」KBSで放送不適格判定“歌詞の一部分が性行為を連想させる”
KBSは、「BACK SEAT」での「Put you on back seat」という歌詞が男女の性行為を連想させるという理由で放送不適格判定を下した”
事例② 2014年6月11日 KSTYLE記事より
”SOLの「INTRO(RISE)」は“fxxk”という悪口の歌詞、ZIZOの「夢」は障害者を卑下する表現、CRUSHの「Give It To Me」は歌詞と効果音が男女の情事シーンを連想させるという理由で、シム・ジェギョンの「洛東恋歌」は日本語式の表現が含まれたという理由でそれぞれ不適格判定を受けた”
まとめ
KBSは韓国放送公社と言う、韓国の公共放送局です。(日本でいうところのNHK)
今回は厳しい判定を受けましたが、LE SSERAFIMを応援する気持ちに変わりはありません。
ファンが一丸となって、盛り立てていきましょう。