
日向坂46は、秋元康のプロデュースにより、2015年11月30日に結成されました。
乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、吉本坂46に続く、「坂道シリーズ」4番目のグループです。
2019年2月11日までは、「けやき坂46」名義で活動していましたが、日向坂46にグループ名を改名。
2019年3月27日に「キュン」でシングルデビューを果たしました。
2021年2月25日(木)よりサービスがスタートした戦略バトルRPG「日向坂46とふしぎな図書室」。
リリースから約3年10ヵ月、2024年12月18日(水)16:00を以て、サービスが終了となりました。
「ひな図書」の愛称で親しまれたソーシャルゲームの「日向坂46とふしぎな図書室」について、発表からの歴史を振り返っていきましょう。
Contents
「日向坂46とふしぎな図書室」とは
ゲーム概要
「ひな図書」は,アイドルグループ「日向坂46」で初となる戦略バトルRPGです。
プレイヤーは指揮官となり,異世界でさまざまなジョブの力を得たメンバーを導いたり,現実の学園生活で彼女たちを育成したりしながら,オリジナルストーリーを楽しめました。
基本利用料は無料。
4期生までの全てのメンバーが登場しています。
私立・日向坂学園に転校したという設定のプレイヤーが、壊れかけた本の世界を救う「ビブリアウォッチ」という使命をもらい、魔物に汚染された本を日向坂46のメンバーとともに取り戻すというのがコンセプトです。
バトルパートは、タイミングよくメンバーを出撃させ、スキルを駆使して戦っていくタワーディフェンスバトルとなっており、縦画面で片手で遊べるのが特徴。
また、鎧や甲冑、近未来のバトルスーツなどに身を包んだ、カッコいい日向坂46メンバーの姿を楽しめるのも魅力のひとつでした。
タワーディフェンスというジャンルを筆頭に、アイドルを題材にしたゲームらしからぬ新機軸の内容になっていることが話題になりました。
鎧を着た日向坂46メンバーの姿は実写とCGの融合で、3Dのゲームを作るような労力がかかっているといいます。
ゲームだけではなく、各メンバーにフィーチャーした内容のストーリーが用意されていたりと、グループファン必見のアプリになっていました。
あらすじ
主人公とメンバーたちが出会うのは、メンバーが通う学園の“私立・日向坂学園”。
大量の本棚が並ぶ謎の図書室で居合わせた彼女たちと“僕”。
そこに、突如言葉をしゃべる本が登場し、本の世界を救って欲しいと伝えられます。
悩んでいるうちに、メンバーが本の中に吸い込まれてしまい、なりゆきでしゃべる本の言うことに従うことにした一同。
仲間を助けるべく、本の世界に入っていった彼女たち。
主人公は、外の世界から彼女たちのサポートを行います。
果たして、あなたと日向坂46は吸い込まれたメンバーを救い、おかしくなった本の世界をもとに戻すことはできるのでしょうか?
メインクエスト
メインクエストはさまざまな本の世界を冒険していくモードで、クリアするごとに新たな難易度にチャレンジできます。
修練の書架はいわゆる「強化クエスト」のようなもので、クリアすると育成に役立つコインや強化素材を入手可能です。
イベントは期間限定で開催されるクエストで、特別な報酬がもらえることがあります。
メインストーリーは複数の本に分かれていて、タップするとクエストの一覧が表示されます。
クエストは敵キャラに挑戦する「バトル」と、メンバーのお話が見られる「ストーリー」の2つに分かれています。
1冊目『白雪姫』
2冊目『アラビアンナイト』
3冊目『赤ずきん』
4冊目『竹取物語』
5冊目『銀河鉄道の夜』
6冊目『雪の女王』
7冊目『アーサー王伝説・上』
8冊目『アーサー王伝説・下』
9冊目『走れメロス』
10冊目『ロミオとジュリエット』
11冊目『古事記』
12冊目『シャーロックホームズ』
13冊目『オズの魔法使い』
14冊目『管理人』
15冊目『宇宙戦争』
16冊目『いばら姫』
17冊目『オペラ座の怪人』
「日向坂46とふしぎな図書室」サービス終了
公式からのお知らせ
2024年11月13日、「ひな図書」の終了を告げるお知らせが届きました。
(公式HPよりの原文まま)
【重要】サービス終了のお知らせ
2021年のサービス開始以来、多くの皆様にご利用いただいてまいりました『日向坂46とふしぎな図書室』ですが、誠に勝手ながら2024年12月18日(水)16:00を以て、サービスを終了させていただくこととなりました。
これまでご愛顧いただきました皆様には厚く御礼申し上げますとともに、突然のお知らせとなりましたことを、運営チームー同深くお詫び申し上げます。
終了の理由
ソニー・ミュージックソリューションズは公式HPで終了の理由を以下のように発表しました。
「運営環境の変化に伴い、これ以上のサービス継続が難しいとの結論に至りました。
応援してくださった皆様に対して、このような形でのお知らせとなってしまったこと、大変心苦しく感じております。」
まとめ
たくさんのおひさま(日向坂46のファンダム名)から惜しまれつつ終了した「ひな図書」。
終了後のSNSは、それまでの感謝の言葉で溢れかえりました。