
日向坂46は、秋元康のプロデュースにより、2015年11月30日に結成されました。
乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、吉本坂46に続く、「坂道シリーズ」4番目のグループです。
2019年2月11日までは、「けやき坂46」名義で活動していましたが、日向坂46にグループ名を改名。
2019年3月27日に「キュン」でシングルデビューを果たしました。
1期生・佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈の3人が、2025年1月29日リリースの13thシングル「卒業写真だけが知ってる」の活動をもって卒業することを公式サイトとそれぞれの個人ブログで発表。
これで1期生全員が卒業となった日向坂46。
このタイミングで2025年3月20日、日向坂46に新メンバーとなる5期生の加入が決定しました。
あれから2カ月が過ぎ、2025年5月21日、5期生初となる楽曲「ジャーマンアイリス」がリリースされ、5月15日には先行してMVが公開。
MVが公開になったことで、センターが大野愛実だということが明らかになりました。
今回の記事では、「ジャーマンアイリス」について、楽曲とMVを中心にお伝えします。
Contents
日向坂46 5期生
5期生誕生までの経緯
日向坂46 新メンバーオーディションは、2024年8月5日から応募期間が始まりました。
応募資格は、2024年9月6日時点で満12歳から満20歳の女子。
1次審査(書類選考)、2次審査(オンライン)、3次審査(面談審査①)、4次審査(面談審査②)、研修生最終審査(面談審査)という5つのハードルを越えなければ、研修生になることができません。
最終合格者として、2025年3月10日に11名の加入が発表されました。
翌日の3月11日から20日まで1日1名ずつ、新メンバーの情報が発表されていきましたが、公開前に1名辞退しており、発表されたのは10名です。
「日向坂で会いましょう」
2025年4月20日放送「日向坂で会いましょう」に、5期生全員が初出演しました。
先輩たちがステージ前に着席している中、1分間の自己PRを披露し、その後先輩方が質問していくという、新しい形式の企画から番組はスタートしました。
これがスタジオ初パフォーマンスとは思えないような落ち着きぶりを見せる5期生。
おひさま(日向坂46のファンダム名)からの応援メッセージでSNS上は賑わいました。
日向坂46 「ジャーマンアイリス」
ジャーマンアイリスという花
ジャーマンアイリスは、ヨーロッパ原産のアヤメ科アヤメ属の植物で、春から初夏にかけて花を咲かせます。
アヤメ属の中では花色が一番豊富で、「レインボーフラワー」とも呼ばれています。
鮮やかな色彩と独特の形をした花弁が特徴です。
ジャーマンアイリスの花言葉は、「使者」「恋のメッセージ」です。
「アイリス」はギリシャ語で「虹」を意味し、ギリシャ神話に登場する「虹」の女神イーリスを表します。
イーリスは地上と天界を結ぶ使者とされたことから、「使者」という花言葉がつけられました。
5期生楽曲「ジャーマンアイリス」
「ジャーマンアイリス」は、日向坂46にとって初の五期生楽曲です。
2025年5月21日にリリースする14thシングル『Love yourself!』に収録されます。
2025年5月15日には、MVが公開となりました。
待望の楽曲でのセンターは大野愛実。
10人は青い学校の廊下、青い教室の中で、BPMがゆっくりなミディアムテンポの楽曲に合わせて、切なくもありながら美しいパフォーマンスを披露しています。
それぞれの儚く切ない表情も見どころです。
歌い出しは大野愛実と松尾桜の、低音寄りの音域が得意な2人から始まっています。
歌詞としては、冒頭から過去の成就しなかった恋を振り返っていて、「卒業のその前に なぜに言えなかったのか?」と後悔しているようすが切ない表情のパフォーマンスに現れています。
MVロケ地
学校を使ったMVの撮影地、ロケ地は埼玉県比企郡小川町にある「旧小川町立東小川小学校 (越後屋スクールスタジオ 東小川小学校スタジオ)」です。
校舎上部に設置されている時計が、とても特徴的ですね。
2022年4月1日、埼玉県比企郡小川町立小川小学校の統合に伴い、廃校となった旧小川町立東小川小学校を活用したスタジオで、主に学校ロケーション撮影に対応した撮影スタジオとなっています。
(住所:〒355-0322 埼玉県比企郡小川町東小川2丁目21)
フォーメーション
(後列左から)大田美月、片山紗希、佐藤優羽、蔵盛妃那乃、鶴崎仁香
(前列左から)坂井新奈、下田衣珠季、大野愛実、松尾桜、高井俐香
まとめ
「ジャーマンアイリス」のMVは、大野愛実が振り向いた瞬間からMVの最後まで、青い非現実空間が展開されています。
ラストシーンでの群舞の衣装は「ジャーマンアイリス」を象ったもの。
ステージでのパフォーマンスで、どのように非現実空間を表していくのか、今後の活動も楽しみです。