
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
2025年2月19日、乃木坂46に新しく加入する6期生全員のプロフィールが発表されました。
現在のメンバー構成は3期生5人、4期生12人、5期生11人となり、6期生11人が加わることで39人体制となっています。
2025年7月16日、NHK朝ドラ『あんぱん』に、乃木坂46・3期生の久保史緒里がキャスティングされたことが発表になりました。
これにより久保史緒里は、現役アイドルでは異例のNHKドラマの朝ドラ・大河・夜ドラ出演“三冠”を達成したことになります。
今回の記事では、本人のコメントや3つのドラマ内容についてなど、その詳細に迫ります。
Contents
乃木坂46 久保史緒里出演ドラマ『あんぱん』
連続テレビ小説『あんぱん』とは
放送100年、そして戦後80年を迎える2025年。
NHKで2025年度前期に放送されている、連続テレビ小説が『あんぱん』です。
第112作目の連続テレビ小説『あんぱん』は、2025年3月31日から放送が開始されました。
“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと妻・小松暢をモデルにした、フィクションのドラマオリジナル作品*です。
主人公の朝田のぶを今田美桜が、柳井嵩を北村匠海が演じています。
昭和初期の高知を舞台に、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生、何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語が描かれています。
*※実在の人物である、小松暢(1918―1993)とやなせたかし(1919―2013)をモデルとしていますが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成しています。
登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれています。
久保史緒里の役どころ
柳井嵩が作詞した「手のひらを太陽に」を歌う人気歌手・白鳥玉恵を演じるのが、久保史緒里です。
歌手の白鳥玉恵は、嵩にリサイタルの構成など次々と頼み事をする…というキャラクター。
白鳥玉恵は、ドラマ『あんぱん』に登場する人物で、実在の人物ではありません。
しかし、久保史緒里扮する白鳥玉恵は、女優で歌手のちに社会福祉施設「ねむの木学園」を設立した宮城まり子(1927~2020年)がモデルとなっています。
(宮城まり子は実際に「手のひらを太陽に」を最初に歌った歌手です。)
久保史緒里 『あんぱん』に出演の放送回
2025年8月18日月曜日から25日金曜日まで放送される第21週「手のひらを太陽に」の101話(8月18日放送予定)・102話(8月19日放送予定)あたりから登場する予定です。
乃木坂46 OFFICIAL WEB SITEでのコメント(全文)
今回、朝ドラに初めて参加させていただきます。
ずっと追いかけていた夢だったため、現場では常に心臓の音を感じながら挑みましたが、やわらかい太陽のようなあんぱんチームのみなさまが包み込んでくださる現場は、本当にあたたかな場所でした。
玉恵の周囲を巻き込むパワフルさ、たくましさ、そして天真爛漫な人物像が、今後のぶさんや嵩さんにどんな影響を与えるのか…。
生きているから、歌い、かなしみ、笑い。
時が流れても決して変わることのない、『生きる』ことへの尊さを歌に乗せ、みなさまのもとへ届けられますように。
よろしくお願いいたします。
乃木坂46 久保史緒里 NHKドラマ
大河ドラマ『どうする家康』
2023年1月8日より放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』に、久保史緒里が五徳役で出演しました。
五徳は、織田信長(岡田准一)の娘で、幼くして徳川家康(松本潤)の嫡男・信康(細田佳央太)のもとに嫁いだ女性という役どころです。
五徳は徳川家になじみ幸せに暮らしていましたが、信長からある密命を受けたことで数奇な運命に巻き込まれます。
乃木坂46のメンバーとして、初のNHK大河ドラマへのレギュラー出演となりました。
夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』
2024年10月7日スタートのNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』(全32回)で、綱啓永演じる主人公の恋人役・筒井凜を演じました。
社会人10年目を迎える市役所職員の五十嵐頼人(綱啓永)が、未来から来たというオジサンに出会い、人生が変化していく物語です。
まとめ
24歳の誕生日当日に更新した公式ブログに、「お芝居の道への挑戦をやめずにいたいです。」と綴っていた久保史緒里。
朝ドラでの出演では、その歌声もぜひ披露していただきたいと切に願っています。