
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
2025年2月19日、乃木坂46に新しく加入する6期生全員のプロフィールが発表されました。
しかし、2025年には3期生4人が卒業。
与田祐希が2月23日に、佐藤楓が5月6日に、中村麗乃が6月26日に、久保史緒里が11月27日にそれぞれ別れを告げました。
現在のメンバー構成は3期生4人、4期生12人、5期生11人となり、6期生11人が加わることで38人体制です。
メンバーで5期生の井上和は、ボカロ(ボーカロイド)への深い愛情を持つことで知られています。
彼女にとってボカロは「青春」であり、今の自分を形作る大切な存在。
今回の記事では、井上和のボカロとの出会いや、彼女の選ぶボカロ曲10選についてお伝えします。
Contents
乃木坂46 井上和とボーカロイド
ボカロとの出会いと魅力
大きなきっかけになったのは、中学生の頃、「ボカロ好きな友達と仲良くなりたかったから」だそうです。
その子と話題を合わせるために、ボカロ曲をいろいろ聴いているうちに、どんどんハマっていったと言います。

彼女がボカロに惹かれる理由として、人間らしい生々しさと、綺麗事だけではない部分が描かれている点を挙げています。
ボカロに救われた学生時代があったとも明かしており、その歌詞や世界観に強い共感を覚えているようです。
乃木坂46 井上和が選ぶボカロプレイリスト
井上和コメント

「私の青春が詰まった10曲です。
ボーカロイドが歌うからこその魅力や世界観、人の声とは違うあたたかさがあるからこそ刺さる言葉や少し尖った部分、
あの時の私を救ってくれたのもボカロ曲で今の私を作ってくれている1つでもあります。」
「ヒビカセ」

「ヒビカセ」は、Gigaが作曲・編曲、Reolが作詞を手がけたEDM、エレクトロ、エレクトロハウス楽曲です。
2014年9月に公開され、初音ミクをモチーフにしたサイバー感あふれるナンバーとし
「少年と魔法のロボット」

「少年と魔法のロボット」は、2013年8月から9月にNHKの音楽番組「みんなのうた」で放送された楽曲です。
ボーカロイドプロデューサーの40mPが作詞・作曲を手がけ、ボーカロイドのGUMIが歌唱。
この曲は、40mPのベストアルバムのタイトル曲にもなっています。
「心做し」

「心做し(こころなし)」は、2014年にボカロPの蝶々Pが発表したボーカロイド楽曲です。
ピアノの美しい旋律と、GUMIの優しい歌声が特徴のバラード曲として知られています。
「誰かの心臓になれたなら」

「誰かの心臓になれたなら」は、ユリイ・カノンが作詞・作曲を手がけたボーカロイド楽曲です。
この曲は、命の尊さや、誰かの生きる理由になりたいという強い願いが込められており、GUMIの歌唱により、多くの人々に生きる勇気を与えています。
「雨き声残響」

「雨き声残響」は、Orangestar氏が2014年10月5日にニコニコ動画に投稿したVOCALOIDオリジナル楽曲です。
IAをボーカルに起用しており、Orangestar氏の15作目にあたります。
2018年6月10日にミリオン再生を達成し、VOCALOID殿堂入りを果たしました。
「劣等上等」

「劣等上等」は、ボーカロイド「鏡音リン・レン」の発売10周年を記念して制作されました。
Gigaが作曲、Reolが作詞を担当しています。
この曲は2018年7月25日にリリースされた「初音ミク『マジカルミライ 2018』OFFICIAL ALBUM」に収録されています。
「命ばっかり」

「命ばっかり」は、ボカロPであるぬゆりが作詞・作曲を手がけた楽曲で、2018年に発表されました。
Flowerと結月ゆかりがボーカルを担当しています。
歌詞は非常に内省的で、自己否定感や憂鬱な感情が描かれており、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
「ヒバナ」

「ヒバナ」は、DECO27の44作目のVOCALOIDオリジナル曲です。
作詞・作曲はDECO27が担当し、編曲はRockwellが手掛けています。
初音ミク10周年記念アルバム『Re:Start』のために書き下ろされ、ゲーム『レインボーシックスシージ』をモチーフにしているとされています。
「拝啓ドッペルゲンガー」

「拝啓ドッペルゲンガー」は、ボカロPのkemuが2017年5月31日に投稿した楽曲で、GUMIをボーカルに起用した自身9作目となるミリオン達成曲です。
この曲は、kemuが約4年間の活動休止を経て発表した復帰作であり、その中毒性の高いサウンドとストーリー性のある歌詞が特徴です。
「病名は愛だった」

かいりきベアが2018年に発表したボーカロイド曲です。
愛の持つ「狂気」や「依存」といった側面を鮮烈に描いています。
中毒性のあるメロディと歌詞が特徴で、多くの人に支持されています。
まとめ

ボカロの「綺麗事だけじゃないところ」にすごく惹かれるという井上和。
彼女のボカロ愛あふれる活動が、ボカロを聞いたことのない人の心にも染込んでいったら、素敵なことでしょうね。





