2020年11月30日、韓国の超大型アイドルオーディション『I-LAND(アイランド)』からデビューを果たしたグローバルグループENHYPEN。
K-POP第4世代のホットアイコンとしてグローバルな活躍を見せています。
メンバーは、JUNGWON(ジョンウォン)、HEESEUNG(ヒスン)、JAY(ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、NI-KI(ニキ)の7人です。
日本で絶大な人気を誇るENHYPENですが、韓国では人気がない(?)という噂があるので検証してみました!
「ENHYPEN」韓国では不人気なのか?
アイドル激戦時代
考えられる要因として、韓国ではオーディション番組にそもそも飽きてしまっている点が挙げられます。
2000年代に生まれた世代を中心にグループが結成される 「第4世代」。
ENHYPENもオーディション番組出身で、第4世代でデビューしています。
その世代のボーイズグループは20組~30組以上とも言われています。
第4世代はアイドル活動に苦戦していて、人気があると言われてるグループも他の世代に比べたら伸びは少ないです。
ビジュアルも同じようなグループばかり、そもそもアイドルに興味が薄れてきている、など突出して人気になるには中々難しい状況です。
過酷な試験に受かりデビューしても、業界は激戦となりますのでよほど楽曲が良いとかボーカルやビジュアルなどで、個性の強さを出さなければ興味をそそられません。
なので、ENHYPENの所属事務所「BELIFT LAB(ビリーフラボ)」は日本や海外に目を向けたように思います。
実力がまだまだ不足してるグループはこれからの期待度はありますけが、また違うグループが次から次へと出ます。
韓国で注目されるには、他のグループから一線を超えるような相当な努力が必要ですし、そもそもアイドルに飽きてしまっている状況の中で活動をするのは苦しいものがあります。
なので最近の売り出し方の戦略として、海外で積極的に活動する、いずれは韓国、というふうに変えているみたいです。
これはENHYPENだけに言えることではなく、他グループでも同じことが言えます。
近年、日本がK-POPブームになっているのも、韓国アイドルが積極的に海外で活動している点が挙げられると思います。
グローバルアイドルへ転換
ENHYPENはデビュー時から事務所がグローバル化を意識しています。
JAKE(ジェイク)やNI-KI(ニキ)など海外メンバーを取り入れ、世界に目を向けたグループを結成させました。
オーディション番組「I-LAND」でも、視聴者投票は世界中から集められました。
K-POPの世界市場別売上割合(2020年)から見てみると、日本「47.1%(338.8億円)」、東南アジア「18.1%(130.0億円)」 中国・台湾「16.9%(121.4億円)」アメリカ「12.8%(91.8億円)」 ヨーロッパ「3.1%(22.5億円)」その他「2.0%(14.8億円)」です。
「I-LAND」が放送された2020年の時点で、韓国での需要はすでに薄かったように思います。
続いて韓国でのENHYPENの知名度ですが、露出がかなりあるのでかなり知名度は高いように思えます!
アルバムも124万枚の売り上げを出していたり、歌番組にもよく出演していることから「見たことあるよ!」と言う人が多い印象です。
日本での知名度はどうでしょうか?
これは言うまでもないですが、韓国より圧倒的に高いです。
日本デビュー後のシングル売り上げは初週23万枚を記録し、他のK-POPグループである「SEVENTEEN」、「TOMORROW X TOGETHER」、「PENTAGO」、「Stray Kids」の売り上げを超えています。
どのグループも人気があるグループなので日本ではデビュー直後から知名度が高いことがよく分かりますね。
このように日本でのSNSではフォロワー数がかなり多いのでその部分でも知名度が高いことがうかがえます。
コンセプトが独特
ENHYPENのコンセプトはヴァンパイアです。
MVではヴァンパイアがコンセプトということもあって、血がよく出てきます。
メンバーが鼻血を流していたり、他のメンバーの首筋に嚙みついていたり。
また、アジア最大級の音楽の祭典MAMAでソンフンが大量の血が降る部屋でソロダンスパフォーマンスを披露する演出が行われました。
血が苦手な人はENHYPENの血を使った演出がされている作品は苦手だと思います。
そういう独特な世界観がENHYPENには多いので、ファン層が偏り万人受けは少なくなっている気もします。
しかし、韓国の音楽界は激戦となっているので、個人的にコンセプトを確立するのはかなり重要だと思います。
ホラーコンセプトが好きな人もいるだろうし、考察で盛り上がっているのも事実です。
キラキラしたイメージのアイドルが、不気味な世界観を演出をする、といった挑戦的な演出は引き付けるものがありますし、斬新だと思います。
このようなコンセプトや演出はENHYPENにしか出せない魅力だと思いますし、他の新人アイドルが同じような路線でデビューしていたら多分もう自然消滅してたかも分かりません。
まさに、 ENHYPENだからできるコンセプトだと言えます。
ENHYPENは見事にボーカル、ダンス、ラップのパフォーマンスの総合力が高い美形を集めた奇跡のようなグループです。
韓国で人気がないということもなく、日本での知名度が高く、日本での活動に力を入れてくれているグループなので頑張ってもらいたいですよね。
ENHYPENは数多あるK-POPアイドルの中では人気の高いグループです。
しかし、アクの強いコンセプトでMVなどに対して拒否感を持つ人が少なからずいます。
MVのコメント欄は韓国語よりも、他の国々からのコメントが多いので、他国に受け入れやすいコンセプトかもしれません。
3rdミニアルバム 「MANIFESTO DAY 1」は、発売から2日目でミリオンセラーになるなど着実にファンは増えていますし、ネット上の韓国や日本のK-POPファンの間でENHYPENを嫌いというコメントは、あまり見たことがないです。
まとめ
今回は、ENHYPENが韓国では人気がないのか徹底調査してみました。
K-POP第4世代アイドルグループは実力者揃いで激戦となっています。
その中でもENHYPENは、知名度が高く人気があることがわかりました。
今後も多方面で活躍して欲しいと思います!
これからもENHYPENを応援していきたいですね!