米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?
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米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?


米津玄師(よねづ けんし)
は、日本のシンガーソングライターであり、独自の世界観で多くのファンを魅了しています。

そんな米津玄師が、スタジオジブリの宮崎駿監督から映画『君たちはどう生きるか』の主題歌「地球儀」を制作。

監督が初めてその曲を聴いたときに涙を流したという感動的なエピソードが話題になりました。

本記事では、「地球儀」の誕生秘話や米津玄師と宮崎駿監督の関係について詳しく探ります。

「君たちはどう生きるか」の主題歌、米津玄師の「地球儀」とは?

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

米津玄師(よねづ けんし)は、日本のシンガーソングライターで、数多くのヒット曲を生み出してきました。

代表曲には「Lemon」や「馬と鹿」などがあり、幅広いジャンルで活動しています。

彼の音楽は独自の世界観とメッセージ性で多くのファンを魅了しています。

宮崎駿に制作を依頼された「地球儀」

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

地球儀』は、2023年7月26日にリリースされ、映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされました。

米津玄師が映画の主題歌について依頼を受けたのはリリースから4年ほど前のことで、宮崎駿がラジオで「パプリカ」を耳にしたことがきっかけで依頼が来ました。

米津は絵コンテを受け取り、恐る恐る作曲に取り掛かったと語っています。

『地球儀』はリリース当日に各配信サイトで1位を獲得し、デイリーチャートでもトップに立ちました。

また、Billboard Japan Hot 100やオリコンデジタルシングルランキングでも高順位を記録し、多くのリスナーから支持を得た作品です。

米津玄師が主題歌を提供した「君たちはどう生きるか」とは?

10年ぶりの宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

映画『君たちはどう生きるか』は、2023年に公開されたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画です。

宮崎駿による冒険活劇ファンタジーで、長編監督作としては2013年公開の『風立ちぬ』以来10年ぶりの作品となりました。

太平洋戦争中、母親の死をきっかけに田舎に疎開した眞人という少年が、新居の近くで廃墟となった塔を発見し、人間の言葉を話す謎の青サギと出会うところから物語が始まります。

彼と共に幻想的な「下の世界」へと足を踏み入れるストーリーです。

この作品は公開前も公開後もほぼ情報を明かさず、予告も制作しない手法を取ったことで話題になりましたね。

また、第96回アカデミー賞では、日本映画として『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりとなるアカデミー長編アニメ賞を受賞しました。

米津玄師の「地球儀」を聞いて宮崎駿が涙を流した?!

初めて曲を聞いた時に涙を流した宮崎駿

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

2023年8月3日の朝の番組『ZIP!』で、米津玄師さんが宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』の主題歌「地球儀」について話しました。

米津さんは、公開の4年前にオファーを受けてから、絵コンテを何度も見て曲を作ったそうです。

初めて曲を宮崎監督に聴かせた時、監督は涙を流したとのこと。

その姿は米津さんにとって忘れられないもので、感動的な瞬間だったと話しています。

米津玄師は宮崎駿のジブリ作品に影響を受けていた?

米津玄師は幼い頃からジブリ作品に触れており、大きく影響を受けたと語っています。

初めての作品は「もののけ姫」

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

まず、米津さんが初めて観たジブリ映画は1997年公開の「もののけ姫」でした。

小学1年生の時に映画館で観たこの映画は、バイオレンスなシーンが多く、強烈な印象を与えました。

その記憶は今でも鮮明に残っているそうです。

思い入れのある作品は「千と千尋の神隠し」

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

米津さんにとって特に思い入れが深いのは「千と千尋の神隠し」だと言います。

小学5年生の時に観たこの映画は、主人公の千尋が同じくらいの年齢だったこともあり、特別に感じましたと語っています。

現実では起こり得ないファンタジーの世界に引き込まれ、自分もそんな世界に行けるかもしれないと感じたそうです。

この作品で特に好きなシーンは、海に沈んだ線路を子供たちが歩くシーンとのこと。

このシーンの影響で、米津さんは自身のライブでもオープニングとエンディングを同じ映像にする手法を取り入れています。

米津玄師にとっての宮崎駿

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

米津さんにとって、ジブリ作品や宮﨑駿監督の考え方は人生の中で最も影響を受けたものの一つです。

子供の頃から宮﨑監督の映画を観てきましたが、アーティストとして作品を作るようになってからも、その影響は非常に大きかったとのことです。

宮﨑監督の映画は祝福にあふれていますが、一方書籍では辛辣な言葉も多く、米津さんにとっては師匠のような存在でした。

米津玄師の「地球儀」作成秘話とは?

2018年に初めて宮﨑監督と鈴木敏夫プロデューサーに会ったとき、宮﨑監督は苛烈な言葉を吐くイメージとは異なり、ニコニコしている朗らかなおじいちゃんのような印象でした。

曲を作るにあたって、宮﨑監督や鈴木プロデューサーと打ち合わせを行い、映画制作に対する理念を聞いたそうです。

宮﨑監督は映画を通じて子供たちに「この世に生きていていいんだよ」というメッセージを伝えたいと語り、その言葉に米津さんは強く感動しました。

どのようにして「地球儀」は生まれた?

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

「地球儀」の歌詞を書く際には、映画「君たちはどう生きるか」の物語に直接当てはめる形ではなく、幼少期から宮﨑駿監督の映画を観て育った自分との関係性を描くことで歌詞を作ったそうです。

一つの例としては「僕が生まれた日の空は」というフレーズは、圧倒的な祝福を感じるところから始めたいという思いから生まれたと語っています。

「地球儀」という曲名の由来は、宮﨑監督が地球儀に絵を描くシーンからのインスピレーションでした。

彼が地球儀に筆を滑らせる姿を見て、小さな地球を作っているような感じがし、そこに彼の本質が詰まっていると感じたのです。

まとめ

米津玄師が映画君たちはどう生きるかに提供した曲は地球儀!宮崎駿が聞いて泣いた!?

米津玄師が手がけた「地球儀」は、映画のテーマを見事に表現した楽曲で、宮崎駿監督が涙を流すほどの感動を呼び起こしました。

また、米津玄師自身も幼少期からジブリ作品に触れ、その影響を強く受けています。

今後も彼の音楽と宮崎監督の作品がどのように進化していくのか、ますます目が離せません。

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