Stray Kids(スキズ)は、韓国のJYPエンターテインメント所属の男性アイドルグループです。
エネルギッシュなパフォーマンスと独自の音楽スタイルで、世間の注目を集めています。
JYPエンターテインメントとMnetが作成したサバイバル番組「Stray Kids」を経て、デビューを掴んだStray Kidsのメンバーたち。
ハンは、Stray Kidsのメインラッパーを務めるメンバーです。
多才な彼は、リードラッパーやサブボーカルとしての実力も兼ね備え、グループの楽曲制作にも大きく貢献しています。
ハンは不安障害により、一時的にグループ活動を休止したことがあります。
ガラスのように繊細な心を持つハン。
今回は、不安障害を持つ彼の”素の姿”にもアプローチしていきます。
Contents
Stray Kids ハンは不安障害?
ハンの簡単プロフィールと経歴
ハンは2000年9月14日生まれの韓国出身メンバーです。
Stray Kidsの3RACHAのひとりで、作詞作曲もこなすオールラウンダー。
(3RACHAとはStrayKids内の中枢を担うユニットで、自ら作詞作曲やプロデュースまでもこなす天才集団のことです。)
ハンは2016年に「JYPエンターテイメント」の練習生になりました。
5歳のころから両親の仕事の関係で、マレーシアに住んでいたため、英語とマレー語が話せます。
顔が似ていることから韓国語でリスを意味するタラムジュイ、タラムジソン(タラムジュイ+本名のジソン)と呼ばれているハン。
グループのムードメーカーとして、日々メンバーの中で笑いを誘っています。
ハンの活動休止(2019.12~2020.2)
ハンは2019年12月、少しの期間、心理的不安症状があった為活動を休止した過去があります。
所属事務所であるJYPエンターテインメントは、公式ホームページを通じて「ハンは断続的に心理的不安症状を見せている」と発表。
「一般的な放送スケジュールとステージを進めるときには異常がないが、不特定多数が近くあるとき、心理的に極度の緊張感を感じる状態」と伝えました。
2019年12月16日早朝から収録した「2020年 正月特集アイドル運動会(アユクデ)」に、ハンは不参加でした。
サバイバル番組出演時から高い実力を評価され、チームの中心として活躍しなければならないというプレッシャー。
そしてプロデュースも行いながら、自分のラップ力を磨くのはもちろん、任されたボーカルの練習はより重ねなくてはならない、というプレッシャー。
それはそれは辛い日々だったのではないでしょうか。
ハンの性格
ハンはとても朗らかで明るく、前向きな性格だとメンバーは全員が語ります。
しかし一方で、Stray Kidsメンバーの中では一番の人見知りだとも。
実は、もともとの性格はものすごく内向的で繊細、人混みが大の苦手です。
メンバーによると、「人が多いと不安そうに見えるが、親しくなったらキリがない」とのことです。
ハン自身も、メンバーといることで性格が明るくなったと話していたことがありました。
また、メンバーと一緒にいてこそ活発になると語っており、ハンがメンバーをどれだけ信頼しているのかがよくわかります。
アユクデでのハン(2022.8)
上の集合写真にハンの姿はありません。
彼は、アユクデ収録中に気分が悪くなり、急遽撮影を断念。
観客が撮った動画に、その時の様子が克明に映し出されています。
@shua_ayu 心配だよハンジソン😭 #straykids #ハンジソン ♬ オリジナル楽曲 - あ
スンミンに何かを訴えるハン。
スンミンはハンの様子に、何か尋常じゃないものを感じます。
すぐさまリーダーのバンチャンにそのことを伝え、ハンを介抱しつつ後ろに下がっていきました。
この時の様子を見た多くのファンたちが、パニック障害では?と心配したのも無理ないことでしょう。
メルボルン公演でのハン(2023.2)
2023年2月17日と18日の2日間、ワールドツアーの一環として、オーストラリアのメルボルンで公演が行われました。
ものすごく盛り上がりを見せ、リーダーのバンチャンが「過去一でエネルギッシュだった」と感想を述べていました。
この1日目。
ハンが、ステージから突然消えてしまいます。
30分ほどして戻ってきたハンは、「皆さんの熱気がすごくて少し驚いちゃったみたいです。
僕が泣いてる姿を皆さんに見せたくなかったので30分バックステージで泣いてました。
僕は大丈夫だよ!」と伝え、普段と変わらぬ姿でアンコールの「FAM」を歌いました。
SNSでは、「戻ってきてすぐ明らかに体調悪そうだったから心配だった…一時的なものだったらまだ良いのだけど…」というハンを心配する声も。
結局、本当の理由は明かされないまま、コンサートは終了しました。
まとめ
不安というものは、本来自分自身に警戒を促すために備わっている機能のひとつです。
その度合いが強いのが「不安障害」。
ハンは心の優しいメンバーに囲まれ、STAYに囲まれ、不安と戦ってきました。
これからも努力しているハンを、温かく支えられるSTAYでいたいと考えます。