韓国の7人組男性アイドルグループENHYPEN(エンハイフン)。
2020年に、MnetやABEMAで放送されたサバイバルオーディション番組「I-LAND」を通して、練習生23人から選抜された7人で結成されました。
過酷なオーディションを勝ち抜いた実力派たちが揃うENHYPEN。
ENHYPENのリーダーを務めるジョンウォンは、「I-LAND」の最終結果1位で堂々のデビューを飾った実力派のメンバーです。
今回の記事では、ENHYPENのリーダーの決め方やリーダーとなったジョンウォンのエピソードなどをまとめてお伝えします。
Contents
ENHYPEN ジョンウォンについて
ジョンウォンの簡単プロフィール
ジョンウォンは2004年2月9日、大韓民国ソウル特別市で生まれました。
本名はヤン・ジョンウォン(양정원 )、血液型はAB型です。
小学生の時にSMエンターテインメントにスカウトされ、3年間練習生として活動し、その後Big Hitエンターテインメント(現社名:HYBE)の練習生となりました。
運命を決めたのは、2020年に開催されたオーディション番組「I-LAND」です。
高いパフォーマンススキルで視聴者と審査員を魅了し、メンバー選抜の視聴者投票ランキングでは、最終順位1位を獲得。
見事ENHYPENのメンバーとしてデビューを掴み取ります。
グループでは下から2人目のマンネラインではありますが、落ち着いていて聡明、仲間思いなENHYPENの頼れるリーダーです。
リーダーとしてのジョンウォン
前述した通り、ジョンウォンは現在のBig Hitエンターテインメントへ所属する前に、SMエンターテインメントに練習生として3年間ほど在籍していました。
その後、I-LAND出演のためにBig Hitエンターテインメント傘下の「BELIFT LAB」という事務所に移籍し、現在に至ります。
K-popのグループでは、普通は年上のメンバーがリーダーになることが多く、マンネ(末っ子)ラインのメンバーがリーダーになることは珍しいことです。
ジョンウォンは優しく落ち着きがあり、ENHYPENメンバーそれぞれの意見や想いを大切にしています。
メンバーの中でも、中立な立場でアドバイスや行動ができるリーダーと評判です。
ENHYPENのリーダーの決定
ENHYPENのリーダーは40日ほどかけて、メンバー全員のインタビューと色々なテストを元に、まずは候補を二人に絞りました。
そして最後はその候補者と事務所スタッフとの話し合いの上で決定、という経緯で進められことが公にされています。
リーダー候補となったふたり
最終的にリーダー候補に挙がっていたのは、グループ最年長ヒスンとジョンウォンのふたりでした。
ヒスンはメンバーの最年長ということもあり、また、I-LANDのコンテンツ中でもリーダーシップを発揮していたため、普段からメンバー全員に一目置かれる存在でした。
いつでもパフォーマンスの中心人物であり、頼られることの多いヒスンに対し、「一人にかかる負担が大きいのでは?」と心配する声もスタッフの中から聞かれていました。
最終の話し合い前日、ヒスンがジョンウォンのもとを訪れ、こう言いました。
「(ジョンウォンに)リーダーになってほしい。
自分が最年長だからそのまま最年長としていた方が良い。
最年長がリーダーを担当してしまうと、メンバーが無意識に自分の意見を正確に伝えることができなくなってしまうと思う。」
それを聞いたジョンウォンは、リーダーになる決意を固めるのです。
ヒスンはいつでもジョンウォンのそばでしっかりと彼を支えています。
そうしてリーダーに決まったジョンウォンですが、デビューショーケースの時にリーダーの重圧を感じ、泣きながらヒスンに辛さを打ち明けたことがありました。
ヒスンは、そんなジョンウォンの姿を気にかけ、1人で悩みを抱えている彼に「自信を持ってほしい」「一緒に解決法を探ろう」とアドバイスをします。
このふたりの絆がENHYPENを支えているのです。
ジョンウォンのリーダーの資質
リーダーを選ぶ際にメンバー全員が行ったテストの中で、考え方や性格が反映されるMBTI診断。
MBTI診断は、マイヤーズ=ブリックス・タイプ診断(Myers Briggs Type Indicator)の略称で、その人の認識・決定理由・処理方法などを自己申告し、それをもとに16タイプの性格に当てはめて診断する自己申告型の診断テストです。
この診断の背景には、人々の心の動きや感情を深く理解するための研究があります。
ジョンウォンのMBTI診断結果は「ESTJ(幹部型)」。
幹部型の人達は、伝統と秩序の代理者で、善悪の分別や社会通念に関する自らの理解を活かして、家族や地域社会をひとつにまとめます。
物事をわかりやすく説明する力にも長けており、多くの人から優れた助言者として頼りにされます。
まさに、リーダーに求められるものが備わっていたジョンウォンという事ができるでしょう。
まとめ
マンネラインでありながらリーダーに選ばれたジョンウォン。
リーダーという重荷を背負いながらも、いつもチームのことを考えながら成長している姿を、これからも応援していきたいですね。