
YOASOBI(ヨアソビ)は、「小説を音楽にする」というコンセプトで活動している男女2人組の音楽ユニットです。
メンバーは、コンポーザーのAyaseとボーカルのikura。
彼らの音楽は、強烈なメッセージ性と感情的な深さを持ち合わせ、日本だけでなく世界中で注目されています。
YOASOBIは、2019年10月1日に結成して、配信限定のシングル曲「夜に駆ける」でデビューしました。
約半年後の2020年4月に、LINE MUSICの月間ランキングで初の1位になります。
ショート動画アプリ「TikTok」や「YouTube」などで若い世代の支持を得て爆発的に広がっていき、現在のような注目を集める音楽ユニットに成長してきました。
“YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025”は、2024年12月7日(土)、8日(日)実施の韓国・ソウル公演を皮切りに、年明け2月にかけて香港、バンコク、台北、上海、シンガポール、ジャカルタの全7都市にて14公演を開催。
最終日の2025年2月27日に開催されたジャカルタ公演の模様を、レポート形式でお伝えします。
Contents
YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025
チケッティング
2023年の"YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024"から2年連続でアジアツアーを慣行したYOASOBI。
日本人アーティストとして初となる最大規模のアジア・アリーナツアーという2023年のチケットは、韓国単独公演では販売開始からわずか1分で完売となったことが記憶に残っています。
2024年では前回の倍から数倍のチケットが用意されましたが、販売開始と同時に売り切れでした。
前年と同じように1分以内で売り切れたと報道されています。
インドネシア ジャカルタ公演
会場はIstora Senayan(屋内スポーツ施設)でした。
収容人数は7,166人と、アリーナの規模からすると手狭な施設ですが、その分、客席との一体感は言葉では言い表せないくらいの会場でした。
YOASOBI ASIA TOUR 2025.2.27ジャカルタ公演
ライブレポート
(様々なサイトからジャカルタ公演2日目のライブレポートが上がっていますが、こちらには2月28日付けの「Yahoo ニュース」記事を一部抜粋して記載いたします。)
ライブは「セブンティーン」「祝福」「UNDEAD」といったアグレッシブなナンバーでスタート。
MCでは、自分たちにとって初の海外ライブの地がジャカルタであったことに触れ、「ただいま」「おかえり」といったやりとりで現地ファンとの絆を確かめあいました。
新曲「New me」ではクラップで会場が一体に。
「好きだ」「もう少しだけ」といった明るい楽曲では会場中に笑顔の花が咲き、「ハルジオン」「たぶん」など初期の人気曲は、冒頭から最後まで日本語での合唱が絶えない浸透ぶり。
「モノトーン」「優しい彗星」も、アニメの主題歌としてこの地にしっかり届いていることが伺えます。
「怪物」「勇者」と立て続けのヒット曲で会場の温度をさらに上昇させ、この日のハイライトともいえる「あの夢をなぞって」へ。
ジャカルタでの初ライブの際、ファンが泣きながら歌唱する「あの夢をなぞって」の動画がSNS上でバイラルし、インドネシア国内でもストリーミング数が急上昇するといった現象を巻き起こした楽曲とあって、観客の大合唱がikuraのボーカルをかき消さんばかりでした。
海を越えたアジアの各地域でこうしてライブができることは、何よりもいつも応援してくれて、待っていてくれる人々がいるからだと、改めて感謝を伝えるikura。
観客は「HEART BEAT」の大合唱でそれに応えます。
本編ラストは「群青」。
アリーナ最前列からスタンド最後列まで、思い思いの表情で歌う現地ファンの表情が印象的でした。
アンコールはikuraがギターをかき鳴らす「舞台に立って」、観客を総立ちにさせた「夜に駆ける」で大団円。
7都市14公演で計14万人を動員、自身二度目のアジアツアーを大成功のうちに締め括りました。
セットリスト
- セブンティーン
- 祝福
- UNDEAD
- New me
- 好きだ
- もう少しだけ
- ハルジオン
- たぶん
- モノトーン
- 優しい彗星
- 怪物
- 勇者
- あの夢をなぞって
- アイドル
- HEART BEAT
- 群青
En1. 舞台に立って
En2. 夜に駆ける
まとめ
YOASOBIは2025年3月16日にアメリカ・ロサンゼルスで『matsuri’25 : Japanese Music Experience LOS ANGELES』に出演、6月にはスペイン・バルセロナの音楽フェス『Primavera Sound』に出演。
そしてイギリスはロンドン・OVO Arena Wembleyでヨーロッパ初の単独公演を2日間開催します。
グローバルに活躍するYOASOBIから、ますます目が離せなくなること請け合いです。