
ONE OK ROCK(ワンオク)は、アメリカを拠点に活躍する日本の4人組ロックバンドです。
2005年にバンドを結成し、新たなメンバーを迎えつつ2007年4月25日の1stシングル「内秘心書」でメジャーデビューを果たしました。
ONE OK ROCKは若者を中心に絶大な人気を誇り、これまでに武道館ライブや全国アリーナツアー、大型フェス出演などを次々と成功させる偉業を達成。
海外レーベルとも契約を交わし、アルバム発売とともにアメリカやヨーロッパ、アジアでのワールドツアーに成功しています。
初期メンバーはToru、Ryota、Alex、Youの4人でした。
しかし、歌唱力のあるボーカルとして紹介されたTakaが、2005年5月に新メンバーとして加入することに。
2006年にはYouが俳優を目指すためメンバー脱退し、2007年にTomoyaが新メンバーとして加入します。
また2009年にはALEXが脱退することになり、4人組で現在に至ります。
2025年初めの南米・北米ツアーを大成功に収め、夏には日本各地でのスタジアム・ドームツアー、秋にはヨーロッパツアーを行うなど、グローバルで精力的に活動を続ける ONE OK ROCK。
2025年10月6日、スペインのマドリードでのライブを前に、空港でトラブルに巻き込まれたTaka。
今回の記事では、その詳細をお伝えします。
Contents
ONE OK ROCK の災難
マドリード空港でのトラブルの詳細
TakaたちONE OK ROCKのメンバーとコンサートスタッフは、2025年10月6日、ドイツのミュンヘンを経由してマドリードに入りました。
ミュンヘンで、乗り継ぐはずの飛行機が大幅に遅延。
離陸までに、機内で1時間半以上待たされました。
マドリード到着後、ターミナルで待っても荷物は一向に届かず…。
Takaを含め、搭乗者全員の荷物が届かない状況でした。
スタッフ総勢20人ほどの荷物も行方不明。
エアタグで確認したところ、荷物はまだミュンヘン空港にあることが分かりました。
幸い、楽器は別の便で運ばれていたため無事でしたが、ライブで使用する機材や衣装、スタッフの荷物が届かないという深刻な緊急事態でした。
深夜のマドリード空港には職員がほとんどおらず、誰に状況を伝えれば良いか分からない状態だったと、その時の状況をTakaは語っています。
Takaはホテルで荷物が届くことを期待して寝たものの、翌朝も届いていないことに「マジでどうしていいかわからなくて」「だいぶ緊急事態」と不安を吐露するためにインスタライブを開始。
「明日の初日どうなるかマジで分かんないんですけど」
「これ誰に何を文句言って良いのかけっこう分かんなくて」
「なんで今年こんなトラブルばっか起こるんだろうって思うぐらい」
と途方に暮れている状況を、インスタライブで隠さずに伝えています。
また、以前の怪我で骨折した足がむくんでいたこともあり、気分転換に散歩する気にもなれなかったとも。
このTakaのSOSに対し、ファンからは
“機材のレンタル店がある”
“航空会社に電話して「優先ルート」に切り替えてもらう”
“別便の多くの荷物が載せられている” など様々な情報や解決策が寄せられました。
無事に荷物が到着
ファンの協力もあり、翌日には無事に荷物が届きました。
TakaはInstagramのストーリーズで「皆さんのおかげで、、、ありがとう 助かったー」と感謝のメッセージとともに、ずらりと並んだスーツケースの写真を投稿しました。
ONE OK ROCK DETOX European Tour 2025
2025年10月6日のマドリード公演を皮切りに、10月30日のブダペスト公演まで、9か国16都市でアリーナ規模の会場を中心に開催されるONE OK ROCK DETOX European Tour 2025。
その初日が、マドリード空港でのトラブルを物ともせず、無事敢行できたことを嬉しく思います。
マドリード公演終了後
Takaは、2025年10月7日のInstagramに、
“It was first time in Madrid” (これが我々の初めてのマドリード)
“But you guys so amazing” (みんなサイコーだよ)
“thank you for having us!! Love you guys” (呼んでくれてアリガトウ! みんな愛してるよ)と、ライブで観客と一体になった情景を投稿。
この投稿に
「わぁ~出来たんやね 良かった――――っ」
「無事初日終えられて良かった」
「ピンチの時って特に人の暖かさを感じられるよね」
「無事に開催できて…こんな熱い声援を受けられて…」など感激のコメントが続々。
また、骨折中の左足の様子について
「歩いてるのみて泣きそうになった。最高のスタートになったねー」「飛び回れなくてもこの盛り上がり」などの声も上がりました。
まとめ
Takaの言葉を借りれば、「2025年は困難なこと続きの1年だった」そうです。
それでもこうして世界中の人々に愛され、各地ですばらしい公演を行っているONE OK ROCKの活躍に胸躍らせています。