
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
2025年2月19日、乃木坂46に新しく加入する6期生全員のプロフィールが発表されました。
現在のメンバー構成は3期生5人、4期生12人、5期生11人となり、6期生11人が加わることで39人体制となっています。
乃木坂46が2025年10月20日、40作目となるニューシングルのタイトルを発表しました。
2025年11月26日に発売されるシングルのタイトルは「ビリヤニ」。
異色のタイトルに、ファンがざわついています。
今回の記事では、「ビリヤニ」という言葉の意味やタイトルが伝えようとしている事などを考察します。
Contents
乃木坂46 40thシングル「ビリヤニ」
「ビリヤニ」とは?
ビリヤニは、インドやパキスタンなどで食べられている、スパイスを使ったお米に、主に肉や魚、野菜などを加えた「まぜご飯」の料理。
もう少し違った言い方をすると、「様々なスパイス、米、肉や野菜などが混ざり合い、一つの調和した味を生み出す料理」です。
中にいれる肉は、チキンやマトン、ラムなどその時々によってさまざま。
多種類のスパイスを混ぜた”マサラ”をきかせた香り豊かな風味と、細長いインド米のパラパラとした食感が特長です。

起源は諸説ありますが、ムガル帝国時代に宮廷料理として発達したとも言われています。
結婚式などの特別な祝いの席で食べられることも多い料理です。

Xでは「ビリヤニ」がトレンド入り
アイドルソングのタイトルとしては異例?のチョイスだけに、20日正午に情報が解禁されると、X(旧ツイッター)では「ビリヤニ」がトレンド入りするなど、たちまち話題となりました。


しかしながら、このタイトル「ビリヤニ」が具体的に何を意味するのかは、まだ公式に発表されていません。
一部では、作詞家の秋元康氏がビリヤニを食べて感銘を受けたことがきっかけ、という話も囁かれています。
しかし、この一見奇抜なタイトルには、もっと深い意味が込められているのかもしれません。
「ビジュアル見てもインド系ではないし歌詞曲調が気になる」
「インド料理のビリヤニ!?全く想像がつかん!」
「タイトルを二度見したよ」
「どういう曲になるか分からなすぎて逆に楽しみ」
などのファンの声からも分かるように、全く想像がつかないからこそ、この曲が乃木坂46の新たな扉を開く象徴になるのではないか、そんな期待が高まっています。
キービジュアル公開

2025年10月20日、「ビリヤニ」のキービジュアルが公開されました。
キービジュアルは、「甘い色使いが印象的」な、背景もメンバーの衣装もピンク。
インドの雰囲気はありませんでした。
フォーメーション

選抜発表では6期生がWセンターに抜擢され、長年グループを支えてきた久保史緒里の卒業シングルとなることも決定。
このシングルでのダブルセンターは、6期生の瀬戸口心月と矢田萌華。


このシングルが最後となる3期生久保史緒里は、2列目の中央、いわゆる「裏センター」の立ち位置に。

選抜は16人のみ。
特筆すべきは39thアンダーから今回の40th選抜に選ばれたメンバーが1人もいないということでしょう。
乃木坂46 「ビリヤニ」に関する考察
多様な文化の融合
ビリヤニ料理は、インド、アラブ、ヨーロッパなど多様な文化が融合して生まれた料理です。
このことから、乃木坂46のメンバーが女優、モデル、音楽など多様な分野で活躍し、それがグループとして一つにまとまっている様子と重なるという意見があります。

さらに、1期生から6期生まで、個性豊かなメンバーたちが集い、それぞれの色を出しながらも「乃木坂46」という一つの美しい集合体を創り上げてきた歴史。
その姿は、まさに“多様性と調和”を体現する、ビリヤニそのものと言えるのかもしれません。
原点回帰と挑戦
40枚目という節目のシングルであることから、乃木坂46がこれまでの活動を振り返り、原点に立ち返りつつ、新たな挑戦をしていく姿勢が込められている可能性も考えられます。

まとめ
最初と最後が交わる今回のシングルは、節目の40作目のシングルとなります。
旅立ちの前に残す足跡と、ルーキーがグループに刻む軌跡は、一体どんな化学反応を見せてくれるのでしょうか。
ファン一人ひとりが、この歴史的な一枚に込められた物語を噛みしめ、彼女たちの未来を応援していく…。
それこそが、この「ビリヤニ」を最高の作品にするための、最後のスパイスなのかもしれませんね。



