
Snow Manは、日本の9人組男性アイドルグループです。
STARTO ENTERTAINMENTに所属、レコードレーベルはMENT RECORDINGです。
Snow Manは、2012年5月3日に6人組グループとして結成されました。
その後、2019年1月17日に関西ジャニーズJr.の向井康二、宇宙Sixの目黒蓮、少年忍者のラウールが加入し、現在の9人体制に。
2020年1月22日にシングル「D.D.」でSixTONESとともに同時デビューを果たしました。
グループ全体としてアクロバットやダンスなどのパフォーマンスを得意としており、主に舞台やバラエティ番組等で幅広く活動しています。
Snow Manのアルバム『RAYS』に関連するティザー映像が、2024年10月に中国で大きな炎上騒動となったことがありました。
今回の記事では、その炎上騒動の詳細と過去に大炎上した他国のグループについてお伝えします。
Contents
Snow Man 4thアルバム『RAYS』
アルバム概要

アルバム『RAYS』は、Snow Man9人の「光線」が集まって大きな光となり、もっと遠くまで輝き、未来へ加速していくという思いが込められています。
前作『i DO ME』から約1年半ぶりのリリースで、Snow Manの本気を感じられるボリューム満点のアルバムとなっています。
『RAYS』は2024年10月30日にMENT RECORDINGからリリースされました。
初回盤A、初回盤B、通常盤の3形態で展開されています。

ティザー映像の公開と炎上
2024年10月16日、アルバム『RAYS』のティザー映像(プロモーション映像)「”songs on RAYS” TEASER」がSnow Man公式YouTubeチャンネルで公開されました。
この映像の中には、「KATANA」という楽曲を紹介するシーンで「岡村寧次」という名前が刻まれた刀が登場します。
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岡村寧次が旧日本軍の支那派遣軍総司令官を務めた人物であったことから、中国のSNSを中心に「歴史的事象に対する配慮に欠ける」と強い批判が巻き起こりました。
SNSでは、「歴史を学ばないなら中国に来るな!」といった意見や、スタッフの解雇を求める声も上がり、大炎上となりました。
ティザー映像の公開停止と謝罪

前日の16日に公開した新アルバム『RAYS』のプロモーション映像「“songs on RAYS” TEASER」に不適切な映像があったとし、取り下げしました。
そして、公式サイトで日本語と中国語により謝罪。
一部修正の上で改めて公開することを報告しました。

また、MENT RECORDINGは中国のSNSである微博(ウェイボー)でも謝罪を行いました。
以下は、公開したティザー映像「“songs on RAYS” TEASER」を取り下げた理由についてです。
「所属レーベルであるMENT RECORDINGが制作いたしましたが、映像内において歴史的事象に対する配慮に欠ける部分が含まれておりましたため、公開を停止いたしました。
当社における公開前の確認が不十分であったため、不快な思いをされた方及び映像を楽しみにされている皆様に深くお詫び申し上げます。」
昨日16(水)に公開致しました
「"songs on RAYS" TEASER」に関しまして、不適切な映像がございましたため、映像を取り下げさせていただきました。申し訳ございません。
後日改めましてご案内させていただきます。— Snow Man / MENT RECORDING (@SN__20200122) October 17, 2024
「KATANA」披露見送り

この騒動の影響で、アルバムを引っ提げて行われた5大ドームツアー『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』の北海道公演では、問題となった楽曲「KATANA」がセットリストから外されました。

Snow Manだけじゃない!他国アーティストの炎上
Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の中国公演中止

Bon Joviが中国でコンサート中止になったのは2015年9月のことです。
楽曲「We Weren’t Born to Follow」のMV中に、天安門事件を想起させる描写があったため、中国当局が公演を中止したとされています。
ビリー・アイリッシュ
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アメリカのシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュは、中国から「出禁」になったという話があります。
中国のテレビ番組で「中国が日本に勝っているところってあるの?」というMCからの質問に対し、自身の中国での苦い経験を語り、その発言が中国のMCを言葉を失わせたというものです。
まとめ
過去に中国で炎上したり、公演中止になったアーティストには、政治的な理由や表現内容が関係しているケースが多いです。

中国でイベントなど仕事をするアーティストには、気をつけるべきことがたくさんあります。
Snow Manに限らず、活動や配信には十分配慮しなければならないのですね。



