日向坂46は、秋元康のプロデュースにより、2015年11月30日に結成されました。
乃木坂46、欅坂46（現・櫻坂46）、吉本坂46に続く、「坂道シリーズ」4番目のグループです。
2019年2月11日までは、「けやき坂46」名義で活動していましたが、日向坂46にグループ名を改名。
2019年3月27日に「キュン」でシングルデビューを果たしました。
1期生・佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈の3人が、2025年1月29日リリースの13thシングル「卒業写真だけが知ってる」の活動をもって卒業することを公式サイトとそれぞれの個人ブログで発表。
これで1期生全員が卒業となった日向坂46。
このタイミングで2025年3月20日、日向坂46に新メンバーとなる5期生の加入が決定しました。
その後、2025年8月5日に2期生の富田鈴花が卒業。
さらに、2025年11月19日には同じく2期生の河田陽菜が卒業。
現在のメンバー構成は2期生3人、3期生4人、4期生11人となり、5期生10人が加わることで28人体制となっています。
さて、卒業生の富田鈴花ですが、卒業後最初の仕事が発表されました。
今回の記事では、発表後「凄い！凄すぎる！」とSNS上を賑わせた仕事の内容をお伝えします。
Contents
元日向坂46 富田鈴花の卒業後初仕事
富田鈴花の卒業後最初の仕事として発表されたのは、大竹しのぶ主演のミュージカル『ローズ』への出演です。
以下に詳しく説明します。
ミュージカル『Gypsy（ジプシー）』
ミュージカル『Gypsy（ジプシー）』は、ジューリー・スタイン作曲、スティーヴン・ソンドハイム作詞、アーサー・ローレンツ（英語版）脚本によるミュージカルです。
実在のストリッパーのジプシー、ローズ・リーの回顧録『Gypsy: A Memoir』を大まかに基にした作品となっています。
ショービジネスの世界で、娘ふたりを舞台で活躍させたい、スターにしようと奮闘する“究極のジョービジネスマザー”の母親・ローズの夢と努力。
そして、彼女の娘たちの葛藤や成長が描かれている作品です。
1959年の初演では、“ブロードウェイの女王”と呼ばれたエセル・マーマンがローズ役を務め、その後も名だたる女優たちが演じ続け、トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバルを受賞するなど、上演開始から半世紀以上たった今でも世界中で愛されています。
ミュージカル『Gypsy』は、20世紀中期の従来のブック・ミュージカル（全編を通じて一貫したストーリーが進行するミュージカル）の最高傑作の1つ。
日本では1982年に主演・草笛光子、1991年に主演・鳳蘭、そして2023年には原題タイトルにて、演出クリストファー・ラスコム、主演大竹しのぶで上演、大盛況のなか幕を閉じました。
ミュージカル『ローズ』
2026年5月から、前述の作品『Gypsy』が『ローズ』とタイトルを変え、大竹しのぶ主演で再演されることが決定しています。
大竹しのぶが引き続き主人公のローズ役を務め、ルイーズ役には田村芽実（アイドルグループ・アンジュルムの元メンバー）、ジューン役には富田鈴花、タルサ役には井上瑞稀、ハービー役には今井清隆といった豪華なキャストが揃っています。
ミュージカル『ローズ』 ストーリー
ローズは、2人の娘ルイーズ、ジューンをヴォードヴィルの世界で活躍させようと躍起になるステージママ。
オーディションで知り合ったハービーと一座を作り、あちこちの劇場に売り込んでまわります。
やがて、下の娘ジューンが脚光を浴び始めますが、結局自分のわがままで売れるチャンスをふいにしてしまうのです。
様々な出来事の中、ジューンが愛想をつかし一座の青年タルサと駆け落ち。
それでも諦めず、ルイーズと再起を図る、ローズ。
しかし、ジューンの持つ歌唱力やダンスの技術はルイーズにはありませんでした。
そんな時、ルイーズがある手違いでストリップ劇場の仕事を受けてしまいます。
ローズは抵抗しますが、お金のためにルイーズは舞台に立つと宣言するのでした…。
富田鈴花（ジューン役）コメント
多くの方々に長く愛されてきた作品に携われることを大変光栄に思います。
天真爛漫でキラキラとした印象のジューンですが、さまざまな葛藤を抱きながら、ステージでは華やかな姿を見せている。
とても深みのあるキャラクターだと感じていますし、自分らしさを模索している様子は、私と少し似ています。
ローズの人生を描いたパワフルな物語を、魂を込めて演じますので、劇場でご覧頂けると嬉しいです。
元日向坂46 富田鈴花への賛辞
SNSのコメントより
「大竹しのぶ舞台のメインキャストやんか！！」
「すーじーおめでとう！夢を叶えていくの本当に素晴らしい！」
「すずちゃんが演じるジューン、歌唱力やダンスの技術があるの、めちゃくちゃ楽しみ！！！」
「すーじーすごいじゃん！役柄も若手歌うま設定だし、オーデを突破したのかな」
「こんな舞台に関われる事がすーじーの今後の糧になる事は必至だから頑張って欲しい」
「すーじー復帰戦がなかなかすげぇレベルだな！」
「スージー凄えな重要な役どころじゃないか」
まとめ
富田鈴花は、日向坂46在籍中の2023年に、ミュージカル『ヴィンチェンツォ』でホン・チャヨン役としてミュージカル初挑戦を果たしています。
この作品では、その高い歌唱力が注目されました。
今回の『ローズ』でも、その歌声と演技で観客を魅了してくれることでしょう。
