2020年1月22日にデビューしたSixTONES。
Jr.時代からの輝かしい活躍とは裏腹に、デビューまでの道のりは順風満帆とはいえるものではありませんでした。
今回はSixTONESのデビューまでの結成秘話についてまとめていきます。
Contents
SixTONESの原点「バカレア組」
きっかけはあるドラマから
2012年2月、ABC-Zが初座長を務めていた舞台「ABC座」にバックとして出演していた6人に、ドラマの起用が伝えられました。
それが『私立バカレア高校』だったのです。
最凶ヤンキー高校と呼ばれるほどの不良が通う男子校“馬鹿田高校”が、お嬢様たちが通う名門女子校“第一カトレア学院”と合併することで物語が始まります。
そんな馬鹿田高通で喧嘩が強く仲も良い主要キャラを演じたのが、SixTONESの6人なのです。
人気ジャニーズJr.とAKB48の共演は当時とても話題になり深夜ドラマにもかかわらず、高視聴率を記録し映画化も決定しました。
ドラマ、映画の影響は大きく6人はさらに注目を集めることとなりました。
その後、ジャニーさんに直談判し「Johnny's Jr. Johnny's Dome theater 〜SUMMARY〜」にてバカレア組として公演を行い、メディア出演の機会が増え6人の勢いはまだまだ続くのです!
バカレア組の自然消滅
このまま人気が続いていくと思われた頃、「劇場版 私立バカレア高校」の上映が終了し、2013年1月放送の『ザ少年倶楽部』にて、6人での出演を最後に6人が揃ってパフォーマンスを披露することがなくなったのです。
この頃から6人の分裂が始まっていきました。
2013年3月 コンサート「ジャニーズ銀座」にバカレア組の出演決定が発表されていましたが、突然ジェシーさん・松村さんの2人と、京本さん・髙地さん・森本さん・田中さんの4人に分かれての出演が発表されたのです。
ずっと6人を応援していたファンにとっては突然の出来事に戸惑いを隠せませんでした。
さらに、2014年の「ジャニーズ銀座 」では、ジェシーさんと、松村さん・京本さん・髙地さん・森本さんとさらに分かれての出演となり、活躍の場を増やすメンバーと、活躍の場が減っていくメンバーの差が激しくなっていくのです。
当時、メンバーの中には辞めたいなどと複雑な心境であったことが語られています。
6人は再集結したが・・・
2014年ジャニーズ銀座と同時期に開催されていた「ガムシャラ J's party!! vol.4」で6人が1年半ぶりに再集結しました。
6人の原点である私立バカレア高校の主題歌「Shake It Up」を披露したのです!
6人での活躍が減り、自然消滅と思われていた頃の出来事にバカレア組の再始動を誰もが期待しました。
【5/13 ガムシャラ】Shake It Upにシクセンにルシエル、バカレア組が揃ったパフォーマンスは、今日一番の盛り上がりだった。+゚(゚⊃ω⊂゚)゚+。バカレア出だから、テレ朝さま、もうありがとうございました!一生ついていきます。
— つの (@tkhhook) May 13, 2014
そんなファンの思いとは裏腹に京本さんより「この公演をキッカケにバカレアへの未練はなくなった」、
「同じステージに立っているのにしっくりこなくて…」と本音が明かされたのです。
もう6人での活動は見れないのかもしれないという悲しい思いがこみあげてきました。
SiXTONESの歴史が始まる
もう一度、6人で・・・
2015年1月放送『ザ少年倶楽部』でバカレア組がまさかの再集結し6人で「HELL, NO」を披露。
この再集結にはジェシーさんの一言がきっかけになったのです!
「またこの6人で何かできたらいいね」という思いを髙地さんに話したことがきっかけで、髙地さんが他の4人にも声をかけ再集結しました。
そして、「1曲でいい、6人でやらせて欲しい」とジャニーさんに直談判したのです。
こうして『ザ少年倶楽部』の出演、「HELL, NO」の披露が決まったのです。
その後の「ジャニーズ銀座2015」では、公演2日目の5月1日昼公演にて、6人よりグループ結成と新ユニット名が発表されました!
グループ名は『SixTONES』。
一度はバラバラになり、退所を考えるメンバーもいたなかでメンバーの一言をきっかけにもう一度集結し、最後のチャンスだと6人の絆を深めることができたことでSiXTONESの歴史が始まりました。
SiXTONESの由来
SixTONESには、「原石」、「音の6原色」という意味が込められています。
当初は「シックストーンズ」という読み方でしたが、翌日にジャニーさんが「つけた名前を略されるのが嫌だ」と言い、小文字の "ix" を抜き大文字だけを読んだ「ストーンズ」に変更されました。
SixTONESデビューまで
初のオリジナル曲
SixTONES結成後には舞台『少年たち 世界の夢が・・・戦争を知らない子供達』でSnow Manと共に初主演を果たします。
そこで、グループ初のオリジナル曲『この星のHIKARI』、『BE CRAZY』を披露したのです。
全く雰囲気の異なる2曲はSixTONESの歌唱力や表現力を存分に発揮するものとなりました。
その後も、様々な舞台で活躍しオリジナル曲も増え、更なる実力と人気を積み重ねていきました。
そんなSixTONESは『ザ少年倶楽部』にて、マネージャーさんにばれないよう本番前に衣装を着替え私服でに出演するなどヤンチャなエピソードも!
ただおふざけでヤンチャなだけでなく、本人たちも楽しんでいるのがファンとしても楽しくSixTONESの魅力のひとつだなと思います♪
YouTubeアーティストプロモキャンペーン
2018年3月にジャニーズJr.チャンネルが開設され、金曜日担当としてSixTONESの魅力が大爆発、圧倒的な人気や再生回数を叩きつけたのです。
10月には、YouTubeが世界各地で展開している「YouTubeアーティストプロモキャンペーン」に日本人初としてSixTONESが抜擢されたのです。
「ジャニーズをデジタルに放つ新世代。」のキャッチコピーと共に、東京・JR品川駅構内をはじめ都内各所でポスターが掲出され話題になりました!
また、滝沢秀明さんプロデュースにてオリジナル曲「JAPONICA STYLE」のMVが作成・公開されたのです。
「JAPONICA STYLE」もかなりの再生回数を記録しており、今ではSixTONESの人気曲として挙げられています♪
SixTONESの人気は止まらない
その後も、YouTubeの音楽の祭典「YouTube FanFest Music」に大トリで出演、3都市11公演の単独アリーナツアー完走などを経てその人気はジャニーズJr.のなかでも圧倒的なものでした。
そして、2019年8月東京ドームで開催された「ジャニーズJr.8・8祭り 〜東京ドームから始まる〜」のライブ中、2020年にSnow Manと同時CDデビューすることが発表されたのです。
気迫のこもったパフォーマンスはデビューするにふさわしくたくましい納得のいくものでした。
10月にはJr.として最後の計14都市18公演を回る「Rough “xxxxxx”」全国ツアーを完走し長年のJr.としての活動に打ちました。
「Rough “xxxxxx”」のセットリストで本編最後に歌われた『光る、兆し』はまさにSixTONESの今までの歩んできた道が記されているような素晴らしい楽曲です。
光る、兆し
奇跡のカケラに宿った それぞれの力合わせたら
見たことない輝き放った
瞳、映る
彼方の空は眩しくて これからの旅を物語る
果てしないこの道の先へと
突き進め
サビの歌詞を見ると一度はバラバラになってしまった6人が再び集まり、覚悟を持って突き進んだSixTONESの輝きは計り知れないかけがえのない大きなものになっていて、果てしないこの道の先へと突き進めにはデビューへの思いが込められているそんな風に思います♪
まとめ
ジャニーズJr.時代に様々な苦悩や出来事を乗り越え成長してきたSixTONES。
誰か一人でも欠けてしまってはいけない、より一層6人で活動することへの思いが深まります!
今後も6人での活躍がとても楽しみです♪