いまや、押しも押されぬトップアーティストとなったあいみょんですが、デビュー当時は誰も知らない無名のアーティストでした。
彼女はどのような曲を発表しスターダムを駆け上がっていったのでしょうか?
今回、そんなあいみょんのデビュー当時の楽曲から最新曲までご紹介します♪
心に突き刺さる尖った歌詞から心温まる楽曲まで紹介していきますので、あいみょんの世界観を感じてください!
Contents
200曲以上!あいみょんが歌ってきたこれまでの楽曲
シングル・アルバム等で発表されている曲数は70曲。
発売されている曲数は、現在70曲です。
そして未発売の楽曲を含めると280曲、これはラジオで語っていた総楽曲数です。
2016年11月のメジャーデビューから7年足らずでこの楽曲数はまさに圧倒的です。
またデビュー前に「50曲作って」と言われて、130曲ほどのデモ音源を作成していたあいみょん。
メジャーデビュー後も日々楽曲制作を行っており、ストックしている曲は400曲以上とのこと!
デビュー曲からあいみょんの世界観が全開!「生きていたんだよな」
賛否両論!語りから始まる楽曲は、世代を問わず心に突き刺さる。
テレビ東京系列「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」のOPテーマに採用されたこの曲でメジャーデビューしたあいみょん。
「生きて生きて生きて生きて…」と続くサビも印象的ですが、今作は「自殺した少女」に主題をおいた楽曲です。
冒頭の語り口調は、まるで人ごとのような説明口調ですが、そこから少女の痛切な訴えが心をえぐってきます。
何があったかは語られませんが、生きづらい現代を表しているようで、一生懸命に生きた彼女が
「最後のサヨナラは他の誰でもなく自分に叫んだんだろう?」と寄り添っているところにあいみょんの感受性がうかがえます。
意味深すぎる歌詞で若い世代から絶大な支持を受けているこの楽曲は、ぜひ聞いて頂きたい曲の一つです。
あいみょん屈指の名曲。歌い紡がれる「マリーゴールド」
その名を一躍有名にした1曲。麦わら帽子の比喩が見事の一言!
この曲であいみょんを知った人も少なくないと思います。
「麦わらの帽子のキミが揺れたマリーゴールドに似てる♪」で印象的なサビですよね。
軽やかなテンポで耳ざわりも良い曲調に、ノスタルジックな歌詞で、子供の頃の甘酸っぱい経験がよみがえっていきます。
とにかく恋焦がれている心情が、むずがゆい程に伝わってくる名曲。
一言も「好き」を使わずに、相手を想っている歌詞に仕上げている所に、あいみょんの歌詞がもつ表現力が光ります。
あいみょんの男性目線がおもしろい「ハルノヒ」
映画「クレヨンしんちゃん」の主題歌。大人も子供も口ずさめる名曲。
映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~」の主題歌として制作された「ハルノヒ」。
私も子供と一緒に鑑賞し、最後はボロボロ泣いたのを覚えています。
あいみょんの音楽ルーツである浜田省吾、スピッツ、吉田拓郎などを彷彿とさせる、ムーディな1曲です。
家族の絆を描いた映画同様、この曲も家族の待つ我が家へ急ぐ情景がありありと浮かんできます。
面白いのは帰宅を待つ妻ではなく、家路をたどる夫目線ということ。
お父さんやサラリーマンの方々には共感できる作品ではないでしょうか?
恋に踏み出す女性の心をあいみょんらしく歌った「裸の心」
自身初のバラード。揺れ動く女性の心理描写に注目!
あいみょん10作目のシングル曲「裸の心」。
おじキュンブームの火付け役となった「わたしの家政婦ナギサさん」の主題歌として発表されました。
恋に臆病な女性の心の葛藤を見事に書き上げています。
あいみょんが優しく背中を押してくれているかのような、前向きになれる楽曲です。
制作されたのは3年前。絶対的な自信が名曲を生んだ。
ちなみにこの曲は、発表された3年前に作られていたとのことです。
当初はアルバムの1曲として予定されていましたが、直感的に「シングルで出したい!」ということで、日の目を見ることになります。
自身初のバラードも「絶対に聴かれるぞっていう自信があった」というように大ヒットとなりました。
余談ではありますが、お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武さんが、MVと全く同じ構図で動画を撮った「のりみょん」も話題になりました。
「愛の花」は朝ドラのために書き上げたあいみょん渾身の1曲
他の曲作りをセーブして朝ドラに全振りした。
2023年度前期NHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌として制作されたのが「愛の花」です。
植物学者「牧野富太郎」氏をモデルとしたドラマですが、当初は植物のことを書きすぎて歌詞が渋滞していたとの事。
できるだけ最小限の言葉数を選び、また歌い方も今までとは違い印象的です。
あいみょんらしい死生観の先にある希望をよどみなく表現されており、聞いた後の余韻も楽しめます♪
まとめ
いかがでしょうか?
今回はあいみょんのデビューから現在までの楽曲について紹介させて頂きました。
どの歌詞も、時に優しく、時には鋭く心をえぐってくるような、切なさと優しさが同居しているアーティストだと思いますね。
これからの活躍からも目が離せません!