2023年5月22日で5人での活動に終止符をうったKing & Prince。
現在King & Princeは高橋海人さんと、永瀬廉さんの2人で活動しています。
どうしてこのふたりはKing & Princeに残ったのでしょうか?
脱退するという選択肢もあったはず。
今回はその理由に迫ってみます。
Contents
King & Prince(キンプリ)の分裂
King & Princeの栄光の軌跡
King & Princeは2015年に6人で結成されたアイドルグループでした。
平野 紫耀、岩橋 玄樹、岸 優太、神宮寺 勇太、永瀬 廉、髙橋 海人の6人で結成されていました。
うち、岩橋 玄樹さんが途中にパニック障害を患い脱退、5人体制となります。
デビューシングル『シンデレラガール』は発売初日に31.8万枚を売り上げ、紅白歌合戦にも出演。
『24時間テレビ44「愛は地球を救う」』にて、メインパーソナリティーを務め、4大ドームツアーも大成功に終わるなど、まさに黄金街道を走り続けてきました。
King & Princeの別れ
2022年11月4日、2023年5月22日をもって岸、平野、神宮寺のグループ脱退、合わせてジャニーズ事務所の退所が発表されたのです。
2023年5月22日は、デビュー5周年の日でもある大切な日でした。
3名はグループだった以後、順次事務所も退所していくのです。
3名はファンクラブのサイトにおいて、20分にわたる動画でもって心境を語りました。
「わがままなことを言っているのは十分理解しています。ほとんどの方に理解されないと思っています。自分の進みたい道できちんと頑張って、いつか理解してもらえるように頑張っていきます」
「海外に関わる仕事がしてみたいです。」
3人の脱退の理由はそれぞれの将来の方向性の違いとされており、特に、海外での活動を視野に入れていたということがあげられています。
King & Princeの歪み
King & Princeはすべての人が認めるトップを君臨していたアイドルグループです。それとともに、各々の活動が増え、俳優業やバラエティにもひっぱりだことなり、非常に多忙となったメンバーは当初の目標である「海外に通用するグループ」という夢から遠ざかっていくのを感じていたようです。
仲の良かったKing & Princeも、1年ほど前からメンバー間でも歪みが生じるようになり、愚痴をこぼし始めたそうです。
King & Prince(キンプリ)に残った2人
King & Princeの2人体制
こうして、2023年5月23日から、
King & Princeは永瀬廉さんと高橋海人さんの2人組になりました。
色々なことを5人で話し合って決めてきたKing & Prince。
どうして2人は退所という選択肢を選ばなかったのでしょうか?
King & Princeの永瀬廉が退所しない理由
永瀬廉さんは、ちょうどその頃、日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」に出演していました。
他にも継続しているお仕事や映画の話もあり、様々な人が関わっていたこともあり、退所できなかったと思われます。
King & Princeの高橋海人が退所しない理由
高橋海人さんも永瀬廉さんと同じく、主演のドラマがあり、また、「坂上動物王国」にもレギュラー出演していたこともあって、退所ができなかったという話があります。
King & Princeの2人が退所しない一番の理由
お仕事の都合という理由もありますが、なにより2人を留めた一番の要因はファンの応援です。
「解散の選択肢も0ではなかった。でもここまでこれたのは紛れもなく皆さんのおかげやから、この決断をしました。」
今までKing & Princeを応援してきてくれた人たちの寄りかかれる場所にならなければならないという使命感が一番の要因だったようです。
King & Princeという名前を残したくて、ソロという道も諦め、2人で継続することを決めたのです。
実質のところは、2人とも、ドラマに映画にと大忙しでソロ活動が多いのですが、あくまでも2人は「現状のKing & Princeを残したい」という強い思いがあり、最近では新曲も披露しています。
King & Prince(キンプリ)の現在
脱退した3人は、滝沢秀明さんが社長を務める事務所『TOBE』で、2023年10月に『Number_i』を結成しました。
5月27日にはミニアルバム『No.O -ring-』を発売しています。
そして、King & Princeの2人は会社設立を発表しました。
『King & Prince株式会社』を設立して永瀬さんと高橋さんが“W社長”となり、『STARTO ENTERTAINMENT』とグループエージェント契約を結んだのです。
注目すべきポイントは、永瀬さんと高橋さんがどちらも代表取締役であること
「2人の“対等感”を示したかったのかなと思います」
「2人が対等に同じ方向を向いていることを示したかったのかもしれません。このことや、所属レーベルを本店に置いている点から、長期的に2人で活動すると考えられます」
と関係者は述べています。
ここにKing & Princeを長く続けていこうという意思がみえますね。
ある芸能ジャーナリストはこう語っています。
「永瀬さんと高橋さんで会社を設立して、キンプリの看板を守り続けて、いつかNumber_iと“再会したい”と願っているのかもしれません。近年、音楽番組などで事務所やグループの垣根を越えたコラボが活発になっていますし、再会は不可能ではないと思います」
まとめ
思い思いの「やりたいこと」を突き詰める結果、分裂という結果になったKing & Prince。
5人が「やりたいこと」を十分に発揮できることをファンとしても見守っていきたいところです。
そして、永瀬廉さんと高橋海人さんが脱退しなかった理由は、ファンのためということもわかりました。
また、5人がどんな形でかはわかりませんが、共演する可能性も0ではないと思われます。
5人を応援しながら、その時を楽しみに待ってみるのもいいかもしれませんね。