新曲を発表するごとにロックバンドとして絶えず進化し続けているONE OK ROCK(ワンオク)。
ONE OK ROCK(ワンオク)の曲といえば、ボーカルTakaの力強い歌声が印象的ですよね。
そして、心にすんなり響く歌詞と背中を押すメッセージには、聴く人の感情をゆさぶる力があります。
そんなONE OK ROCK(ワンオク)の歌詞について解説していきたいと思います♪
Contents
ONE OK ROCK(ワンオク)の歌詞は英語詩が多い?
ONE OK ROCK(ワンオク)の歌詞 日本語詞と英語詩の割りあい
ONE OK ROCK(ワンオク)のボーカルTakaは英語力が高く、海外のインタビューでは違和感なく英語で話しています。
楽曲においても英語詩が多い印象がありますよね。
しかし、以前の彼らの楽曲には日本語詩が多かった時期があります。
発売されたアルバムから、日本語詩と英語詩の割りあいをみていきましょう。
1st Album 「ゼイタクビョウ」 |
2007年11月 発売 |
日本語詩 英語詩 8:2 |
2st Album 「BEAN OF LIGHT」 |
2008年5月 発売 |
日本語詩 英語詩 6:4 |
3st Album 「感情エフェクト」 |
2008年11月 発売 |
日本語詩 英語詩 7:3 |
4st Album 「Nicheシンドローム」 |
2010年6月 発売 |
日本語詩 英語詩 4:6 |
5st Album 「残響リファレンス」 |
2011年11月 発売 |
日本語詩 英語詩 3:7 |
6st Album 「人生×僕=」 |
2013年3月 発売 |
日本語詩 英語詩 3:7 |
7st Album 「35xxxv」 |
2015年2月 発売 |
日本語詩 英語詩 2:8 |
8st Album 「Ambitions」 |
2017年1月 発売 |
日本語詩 英語詩 1:9 |
9st Album 「Eye of the Storm」 |
2019年2月 発売 |
日本語詩 英語詩 1:9 |
10st Album 「Luxury Disease」 |
2022年9月 発売 |
日本語詩 英語詩 2:8 |
新しいアルバムのリリースにつれて、英語詩の割りあいが増えているのがわかりますね。
理由としてどんな意図があるのでしょうか?
ONE OK ROCK(ワンオク)の楽曲に英語詩が多い理由
ONE OK ROCK(ワンオク)は、結成当初からの目標に海外進出があります。
日本でバンドとして成功し海外での活動を視野にいれるようになり、楽曲は英語詩がメインになります。
そして、2015年にアメリカのレコード会社「ワーナー・ブラザーズ・レコード」と契約します。
また、ボーカルTakaは2017年のインタビューで、楽曲にオリジナリティをだすための工夫を語っています。
「僕らが次のレベルにステップアップするには、英語の中にちょっと日本語を入れて、
それが曲のテーマとして人に伝わったり、その部分ですごくハッとさせられたり、
そういう表現方法が重要になってくるんじゃないかと思って、今回は計算して作っているんです。」
ONE OK ROCK(ワンオク)の考え方やメッセージを、海外にいる多くの人にとどけるために、
英語詩の中に日本語詩をワンポイントでのせているということですね♪
次からはONE OK ROCK(ワンオク)の人気曲を和訳していきます。
ONE OK ROCK(ワンオク) 結婚式の人気曲 Wherever you areの和訳
ONE OK ROCK(ワンオク) 楽曲『Wherever you are』について
2010年発売のアルバム「Nicheシンドローム」に収録されている『Wherever you are』。
2016年のNTTドコモのCM曲となり世間で注目されるようになりましたね。
また、全国結婚式場の1年間の利用実績に基づいた「2018年度 ISUMブライダルミュージックTOP10」では
2年連続の1位となり、結婚式の定番曲になっています。
『Wherever you are』歌詞の和訳
"I'm telling you."
(君につたえたいんだ)
"I softly whisper."
(僕はそっとささやく)
"Tonight Tonight"
(今夜)
"You are my angel"
(君は僕の大切な人だから)
歌詞の冒頭から言葉をやさしく投げかけ、相手にほどよい緊張感を感じさせています。
"Wherever you are, I always make you smile"
(どこにいても、僕はいつも君を笑顔にする)
"Wherever you are, I’m always by your side"
(どこにいても、僕はいつも君のそばにいる)"Whatever you say,"
(君が何を言おうとも)
"君を思う気持ち"
"I promise you "forever" right now"
(約束するよ 永遠に誓って)
サビには伝えきれなほどのあふれる気持ちが集約されています。
"I don’t need a reason"
(理由なんていらない)
"I just want you baby"
(ただ君が欲しい)
"Alright alright"
(大丈夫)
"Day after day"
(日々がながれても)
"この先長いことずっと"
"どうかこんな僕とずっと"
"死ぬまで"
"Stay with me"
(一緒にいてください)
"We carry on…"
(この先ずっと)
2番から感情を前面にだしており、歌詞はとてもストレートで相手の心を揺さぶるでしょう。
"Wherever you are, I never make you cry"
(どこにいても、あなたを泣かせない)
"Wherever you are, I never say goodbye"
(どこにいても、さよならは言わない)
"Whatever you say,"
(君が何を言おうとも)
"君を思う気持ち"
"I promise you "forever" right now"
(約束するよ 永遠に誓って)
相手への誠実なメッセージからは、『こころから大切にしたい』という感情が伝わってきます。
(作詞作曲:Taka 2010年ONE OK ROCKの「Wherever you are」からの引用)
まとめ
ONE OK ROCK(ワンオク)の楽曲には情熱的なメッセージが込められており、胸にジーンとくるものがあると思います。
そんなONE OK ROCK(ワンオク)の歌詞に注目し、今までの楽曲を聴きなおしてみてはいかがでしょうか。