
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
乃木坂46の13回目の誕生日を祝う「乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE」(バスラ)が、2025年5月17日、18日の2日間、東京の「味の素スタジアム」で開催されました。
京王電鉄では、このライブ開催を記念して、「乃木坂46×京王電鉄」のコラボ企画を、ライブ最終日となる5月18日まで実施。
今回の記事では、「乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE」について、そして「乃木坂46×京王電鉄」のコラボ企画を振り返ります。
Contents
乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE
BIRTHDAY LIVE(バスラ)とは
乃木坂46のBIRTHDAY LIVE(バスラ)は、乃木坂46の全国ツアーと並ぶ毎年恒例の大規模なイベントです。
CDデビュー日にあたる2月22日(2012年に「ぐるぐるカーテン」でデビュー)の前後期間に開催されることが多いです。
13th YEAR BIRTHDAY LIVE
2025年は2月に与田祐希の卒業コンサートを福岡PayPayuドームで2日間行い、4月には新しく加入した6期生のお披露目イベントなどを行った関係もあり、5月中旬での開催となりました。
バスラでは、それまでリリースした楽曲の全曲披露などが行われるなど、メンバーにとっても観客にとっても、その年までの歴史を感じながらの特別な時間を過ごすライブという位置づけのイベントになっています。
2025年は乃木坂46のデビュー13年目にあたり、どのような内容のライブが行われるのかにも注目が集まっていました。
2025年の会場となったのは東京都調布市の「味の素スタジアム」。
ライブでの使用時の観客数が50,000~70,000人にもなる大規模な会場で、乃木坂46のライブが行われるのは初めての会場でした。
乃木坂46×京王電鉄
乃木坂46トレイン&車内アナウンス
京王線では、オリジナルヘッドマークを施した「乃木坂46トレイン」を2025年5月18日まで運行しました。
装着車両は、京王線がグループ名に因んで9000系9746F(下2桁が”46”だから)、井の頭線はグループ名の色に近いバイオレットの1000系1755Fにそれぞれ装着。
ヘッドマークを施した井の頭線の車内では井上和と中西アルノによるアナウンスが日替わりで一部時間帯・区間で放送されました。
京王線・井の頭線コラボ一日乗車券
13th YEAR BIRTHDAY LIVE 記念オリジナル台紙と、京王線・井の頭線一日乗車券をセットにした記念乗車券は、2025年5月2日 午前10時より発売が開始。
発売される駅は京王線新宿駅(京王西口 券売機窓口)、調布駅(中央口改札窓口)、高幡不動駅(改札窓口)、井の頭線渋谷駅(中央口改札窓口)、吉祥寺駅(改札窓口)でした。(価格は税込み2000円)
数量限定のためなくなり次第販売終了となるため、1名につき2セットまでしか購入できませんでした。
なお、2025年5月2日(金)~2025年8月31日(日)の利用開始当日に限り、京王線と井の頭線全線を何度でも乗り降りできます。
駅構内オリジナルアナウンス
メンバーによる駅構内での告知放送は、2025年5月2日~5月18日の午前10時~午後5時まで、約15分毎に放送されました。
放送メンバーはキャプテンである梅澤美波をはじめ、井上和、賀喜遥香、遠藤さくら、中西アルノの5人。
新宿京王百貨店口改札付近は井上和、調布中央口・東口改札付近は賀喜遥香、高幡不動改札階コンコース付近は遠藤さくら、渋谷中央口改札付近は中西アルノ、吉祥寺改札付近は梅澤美波が担当しました。
特急の臨時停車
東京の調布市にある「味の素スタジアム」は、サッカーのJリーグのFC東京と東京Vのホームスタジアムとなっており、サッカー時の入場可能数は47,851人というスタジアムです。
最寄り駅は、京王線の飛田給駅。
飛田給駅は、通常は各駅停車と快速のみが停車して、急行・特急は停車しませんが、5月17日(土)、18日(日)のライブ開始前と終了後の時間帯には、特急列車の臨時停車が。
まとめ
乃木坂46と京王電鉄とのコラボ企画は、乃木坂46のファンのみならず、全国の鉄道ファンにも告知され、大成功を収めています。
このようなコラボがますます増えてほしいと願いつつ、筆を置きたいと思います。