
日向坂46は、秋元康のプロデュースにより、2015年11月30日に結成されました。
乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、吉本坂46に続く、「坂道シリーズ」4番目のグループです。
2019年2月11日までは、「けやき坂46」名義で活動していましたが、日向坂46にグループ名を改名。
2019年3月27日に「キュン」でシングルデビューを果たしました。
1期生・佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈の3人が、2025年1月29日リリースの13thシングル「卒業写真だけが知ってる」の活動をもって卒業することを公式サイトとそれぞれの個人ブログで発表。
これで1期生全員が卒業となった日向坂46。
このタイミングで2025年3月20日、日向坂46に新メンバーとなる5期生の加入が決定しました。
14thシングル「Love yourself!」の活動をもって日向坂46を卒業することを発表した2期生の富田鈴花は、2025年6月27日に配信ミニライブ内で卒業セレモニーを開催しました。
今回の記事では、無観客配信ライブとなった富田鈴花の卒業セレモニーについてお伝えします。
日向坂46 富田鈴花 卒業セレモニー
卒業セレモニー概要
富田鈴花の卒業セレモニーは14thシングル「Love yourself!」発売記念配信ミニライブ内にて行われました。
14thシングル「Love yourself!」に収録された全楽曲のパフォーマンスを披露したのち、収録無観客でセレモニーがスタートしました。
開催日程は以下の通りです。
2025年6月27日(金)開場20時30分、開演21時。
アーカイブは2025年7月11日(金)開場20時30分、開演21時。
メンバー解説付き 2025年8月1日(金)開場20時30分、開演21時。
卒業セレモニーの実施が収録の無観客オンラインライブとなったため、この形式での開催には批判の声が相次ぎました。
セットリスト詳細
●VTR
富田鈴花のアイドル人生を振り返る内容のVTRです。
- 線香花火が消えるまで(2番のみ)
ひらがなけやき時代のユニット曲「線香花火が消えるまで」をオリジナルメンバーである金村美玖・松田好花と3名で披露しました。
- 半分の記憶(1番のみ)
けやき坂46・2期生にとって初めての楽曲「半分の記憶」を現2期生メンバー5名(金村美玖・河田陽菜・小坂菜緒・松田好花・富田鈴花)で。
●MC
この披露した2曲は自分が卒業するときに絶対にやりたいと思っていたと明かします。
「『線香花火が消えるまで』を2番始まりで披露したので、配信で観ている皆さんがどんな反応だったか気になる」とも。
「次の曲は、この曲のMV撮影に行く車内で聴いてすごい涙した記憶があって…いつか自分がセンターで表現してみたいなって思った曲だったので、それを今日叶えられたらなと思います」とつなぎ、次の曲へ。
- 月と星が踊るMidnight(1番と落ちサビ)
富田鈴花自身がセンターに立ち、「月と星が踊るMidnight」を2~4期生で披露しました。
●VTR(鈴鹿サーキットで撮影されたインタビューVTR)
(富田鈴花、ゴールドのドレスで登場)
●富田鈴花からの手紙の披露(後述します)
●メンバーからのメッセージ
- 君に話しておきたいこと(5期生含む全員で)
セレモニーの最後には、全員で「君に話しておきたいこと」を歌唱しました。
日向坂46 富田鈴花からの手紙
手紙文(要約)
ある日、先輩に「卒業後のことは考えているの?」と尋ねられたとき、私は「今が楽しいからそれでいい」と思っていました。
未来のことを具体的に描けなかったけれど、今この瞬間が幸せだと感じていたのです。
けれど、時が経つにつれて少しずつ心の中に変化が生まれ、自分のやりたいことがはっきりと見えてきました。
その気持ちを無視することはできず、1年ほど前から卒業について相談を始めました。
未来が見えない中で踏み出すのはとても怖かったですが、それでも今の自分なら大丈夫だと信じて、決断しました。
努力する過程が好きで、夢に向かってもがく時間こそが私の原動力でした。
たとえ夢が叶わなくても、その道の先にまた新しい夢があると信じています。
これまで支えてくれた家族、仲間、スタッフ、そして応援してくれたファンの皆さん。
本当にありがとうございました。
皆さんの声が、いつも私の背中を押してくれました。
この場所で過ごした日々はかけがえのない宝物です。
これからも「想い」は、伝えられるうちに伝えてください。
私はたくさんの愛に支えられてここまで来ることができました。
心から感謝しています。
一緒に笑って泣いてくれて、富田鈴花というアイドルの人生をともに歩んでくださり、本当にありがとうございました。
まとめ
2025年7月23日に、ソロライブ「Suzuka Tomita-One Last Live」を開催予定の富田鈴花。
SNS上が大荒れに荒れた、無観客配信卒業セレモニーの発表が、今となって見れば遠い昔のように感じられます。
松田好花がゲスト出演というソロライブに、全神経を集中させたいです。