
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
2025年2月19日、乃木坂46に新しく加入する6期生全員のプロフィールが発表されました。
現在のメンバー構成は3期生5人、4期生12人、5期生11人となり、6期生11人が加わることで39人体制となっています。
メンバーの弓木奈於が、2025年6月20日放送のFM FUJI『沈黙の金曜日』に生出演。
2025年7月30日リリースの39枚目シングル「Same numbers」のフォーメーションをめぐり、涙を流す場面がありました。
今回の記事では、『沈黙の金曜日』での収録内容から、弓木奈於の涙の真意に迫ります。
乃木坂46 弓木奈於出演 『沈黙の金曜日』
『沈黙の金曜日』とは
『沈黙の金曜日』は、FM FUJIで毎週金曜日の21:00~23:00に放送されている、バラエティ番組です。
東京・代々木にあるSTUDIO ViViDから生放送をしています。
2012年4月から2013年3月まで、同じ金曜21時の枠で放送されていた『WOTA倶楽部』の流れを汲んで、2013年4月より放送が開始されました。
2020年10月30日からは、乃木坂46の弓木奈於がアシスタントを担当。
出演者は、アルコ&ピースの坂井健太がチーフパーソナリティ、アシスタントMCの弓木奈於、毎回ゲストがスタジオブースに訪れ、22:00~22:30頃までトークを行っています。
ゲストが18歳未満の場合は、22:00以降に出演ができないので、21:00台にゲストコーナーを行うこともあります。
番組のエンディング前にアシスタントMCの弓木奈於が、東京・甲府・河口湖の明日の天気予報を告知するのがお決まりです。
番組内での涙 一部始終
それは2025年6月20日のことでした。
7月30日リリースの乃木坂46・39枚目シングル『Same numbers』でも選抜メンバーに選ばれた弓木奈於。
リスナーからは
「10作連続での選抜入りということで、心から“おめでとう”の気持ちでいっぱいです。
全国ツアー楽しみにしております。
お互い笑顔いっぱいの夏にしましょう!」と祝福の投稿が寄せられました。
メインパーソナリティの坂井健太が
「こんなにたくさんのメールが届いています」と紹介すると、弓木奈於が突然涙を見せます。
「今回、いろんな意見があって…けっこう“なんで選抜にいるの?”って言われることが多くて」とグループのファンから厳しい言葉があったことを、坂井健太とリスナーに明かしました。
この日のゲストは、乃木坂46の元メンバーでプロ雀士、麻雀カフェ経営者・中田花奈でした。
中田花奈は、一部で弓木奈於の選抜入りを批判する声があることについて
「自分の推しが選抜から落ちて、冷静じゃないだけの人が言ってるだけなんで。
頑張る方向性は、弓木ちゃん合ってるから!
だから今も選抜に選ばれて、スタッフさんも評価してくれてるんだから。」
とコメントし、弓木奈於にエールを送りました。
乃木坂46 弓木奈於
弓木奈於 プロフィール
1999年2月3日生まれ、出身地は京都府です。
家族構成は、両親、姉1人、弟3人、妹2人の9人家族で、7人兄弟の次女。
(弟のひとりは、俳優の弓木大和)
2018年8月19日、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』に合格。
2019年9月から、坂道研修生として活動を開始しました。
2020年2月16日、『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』で乃木坂46への配属が発表され、晴れて乃木坂46の“新4期生”となります。
(2018年から既に4期生として活動していたメンバーら11名に合流)
新4期生のお披露目は、2020年2月21日から24日にかけてナゴヤドームで開催された乃木坂46『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』の最終日でした。
2022年8月31日発売の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で、初の選抜入りを果たします。
また、2024年4月10日にリリースされた35thシングル『チャンスは平等』では、初の福神入り。
その後も、前述の通り10作連続で選抜入りという快挙です。
まとめ
「なんで弓木が選抜でまゆたん(田村真佑)が落ちたの?」
そんな声がネット上に溢れたのは、『Same numbers』選抜メンバー発表の直後でした。
問題なのは、その疑問がいつの間にか弓木叩き“に変わってしまったことでしょう。
選抜は誰かを選ぶということ、つまり誰かが外れることが前提です。
それを選ばれた側に責任を押し付けるのは、いかがなものでしょうか。