
JO1とは、吉本興業と韓国企業CJ ENMの合弁会社であるLAPONEエンタテインメントに所属する11人組男性ボーイズグループです。
JO1は「日プ」と呼ばれる「PRODUCE 101 JAPAN」という番組を通じて結成されました。
101人の練習生の中から5回の課題曲バトルを経て国民投票を行い、11人のアイドルグループを選出しデビューするという内容です。
「PRODUCE 101 JAPAN」の特徴は、視聴者の国民投票でデビューメンバーが決定するというところ。
JO1も、「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者の投票によって選ばれた11人となります。
2025年9月13日、リーダーの與那城奨が、公式YouTubeチャンネルのメンバーセルフ企画「PLANJ」にて、ソロオリジナル楽曲「約束」を公開しました。
「約束」は、與那城奨が作詞を手がけた初のソロ・オリジナル楽曲で、2025年1月に開催された〈LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS〉のソロ・ステージにて初披露されました。
この楽曲は、2019年9月のオーディション時に掲げていた「デビューしたら自分の曲を作って披露する」という公約を、6年越しに実現したものです。
今回の記事では、與那城奨オリジナル楽曲「約束」誕生秘話や、デビューまでの彼の歩んできた道についてなども絡めて、お伝えしていきます。
Contents
JO1 與那城奨 ソロ楽曲「約束」
JO1 PLANJとは
JO1の「PLANJ」とは、JO1のメンバーが個々の表現力のスキルアップと、それをグループに還元することを目的に、それぞれの個性や表現を自由に発信するYouTube企画です。
企画内容と特徴としては、JO1の各メンバーが、音楽に限らず様々な形で自身の表現を発信しており、普段は見られない個人の様子や特別なシーンが公開される貴重なコンテンツです。
例えば、木全翔也の「easy life」や川尻蓮の「始まりのように」など、それぞれが作詞・作曲を手がけたオリジナルソングを披露しています。
オリジナル曲ではなくても、メンバーそれぞれの好きな曲をカバーして歌唱することも。
これにより、普段は表に出ないメンバーの音楽的な好みや多様な一面を見ることができます。
プロデュース101 JAPAN(シーズン1)
「PRODUCE 101 JAPAN」は、韓国の人気オーディション番組「PRODUCE 101」シリーズの日本版として企画された公開オーディション番組でした。
この番組では、約6000人の応募者の中から選ばれた101人の練習生たちが、グローバルボーイズグループとしてデビューするため、歌やダンスなどの専門的なトレーニングとテストに挑戦。
最終選考に進んだ20人が、デビューする11人に選ばれたときの公約を発表したのが2019年9月16日。
與那城奨の公約は「自分で作詞作曲して、グループを代表する1曲を皆さんにお届けします!!」というものでした。
與那城奨ソロ公演『Day by day 』
2025年1月28日、與那城奨のソロ公演『Day by day』が、東京のIMM THEATERで開催されました。
この公演の最後に、「約束」を初披露しています。
「カバーでも、JO1の曲でもありません」と切り出してから、この曲を書いた経緯を語っています。
大学を卒業する時にした父親との約束。
26歳までにデビューできなかったら、その時は仕事を探して就職するので、それまではオーディション受けるため、生活の支援をしてほしいというお願いをしていた與那城奨。
「父親はやれるところまで頑張れ、と背中を押してくれた。
覚悟を決めた、そんな時知ったのが、PRODUCE 101 JAPANだった」
「いろいろなオーディションを受けては落ち、受けては落ち、受かりそうと思ったら落ちて、なかなか芽が出ない日々。
歌をやりたくてギター1本持って上京してきたけど、結局生活のためのバイトに時間を割かれてしまう。
終電で家に帰って自分何やってんだろうってしんどい時もあった。
そんな時にこの曲に出会ってまた前を向こうと思えた。」と明かしました。
この曲のタイトルには、2つの約束が隠れています。
ひとつが父親との約束。
そしてもうひとつが、JAM(JO1のファンダム名)に、歌を届けるという約束。
6年の歳月を経て、この「約束」を果たしたのです。
JO1 與那城奨へのJAMの声
YouTube[PLANJ] ORIGINAL:'約束' – SHO コメント欄より抜粋
「奨くんが諦めず気持ちを強く持ってくれてこうして出会えて本当によかった。ずっとずっと素敵な歌声届けて欲しい」
「今も夢を追いかけている人や努力を続けている人にも背中を押してくれる曲だよね」
「諦めないでくれてありがとう。JO1になってくれてありがとう。」
「はじめはJAMとして聴いてたけど、途中から勝手に奨くんのご両親の気持ちになって大号泣してる」
まとめ
「I just the change my lifeずっと歌い続ける」と言う歌詞が、彼の心の叫びに思えて聴く人の琴線をかき鳴らす「約束」。
歌うことをあきらめなかった彼に、心からの賞賛の拍手を贈ります。
これから彼の歩む道が、平坦でありますように。