
BLACKPINK(略称ブルピン)は、ジス(JISOO)、ジェニー(JENNI)、ロゼ(ROSÉ)、リサ(LISA)の4人からなるK-POPガールズグループです。
YGエンターテインメントから、2NE1以来7年ぶりのガールズグループとして、2016年8月8日にシングルアルバム『SQUARE ONE』より「BOOMBAYAH」と「WHISTLE」でデビューしました。
グループ名は、最もきれいな色と表現されるピンク(PINK)と、その鮮やかさを否定する意味を込めた黒(BLACK)を組み合わせ、「美しいものがすべてではない」という意味を込めています。
デビュー翌年の2017年7月、日本デビューショーケースを日本武道館で行いました。
女性の音楽グループとして世界最大のファンダム(ファンダム名はBLINK)を有し、2020年米ブルームバーグ誌「世界で最も影響力のあるポップスター」に選ばれています。
メンバーのジェニーの楽曲「ExtraL」のMVが、2025年11月3日、YouTubeで再生回数1億回を突破しました。
今回の記事では、「MV再生1億回の快挙」について解説します。
Contents
BLACKPINK ジェニー 「ExtraL(feat. Doechii)」
楽曲「ExtraL」の特徴

「ExtraL」は、ジェニーのファーストフルアルバム『Ruby』に収録されている先行公開曲です。
2025年2月21日に配信リリースされ、同時にMVも公開されました。

この楽曲には、アメリカのヒップホップ界で活躍し『第67回グラミー賞』で最優秀ラップアルバム賞を受賞した女性ラッパー、Doechii(ドーチー)がフィーチャリングアーティストとして参加しています。

彼女は卓越したラップスキルだけでなく、歌唱力も非常に高く、R&Bとラップの両方を高いレベルでこなす実力者です。
タイトルに込められた意味

「ExtraL」というタイトルは “Extra Large” を略した表現で、洋服のサイズの「XL(エキストララージ)」を意味しています。
「規格外に大きい」「圧倒的なスケール感」と考えると、歌詞の意味も納得ができます。

歌詞には、『瞬間を完全に満喫し、自身だけの方法で堂々と人生を生きる美しさ』とあり、それがこの曲のテーマとなっています。
ジェニーの力強いラップとドーチーの存在感で、今を切り拓く力を表現している曲です。

特に、女性が自らの力で成功を掴むことへの応援歌としての側面も持っており、ジェニー自身が立ち上げたレーベル「Odd Atelier」から発表されたこともあり、スポンサーなしで活動する女性へのオマージュとも解釈できます。
「ExtraL (feat. Doechii)」MV
このMVは、その圧倒的なパフォーマンスと映像美で世界中のファンを魅了しています。
特筆すべき点は、ジェニーとドーチーの個性が際立つスタイリング、感覚的なCGと調和したエネルギッシュなダンスパフォーマンス、ふたりの吹き荒れるようなラップ、まるでステージを間近で見ているかのような臨場感でしょう。

これまでにエミネムやジュース・ワールドなど数多くの人気ラッパーのビデオも手掛けてきたコール・ベネットが監督を務めています。
そしてMVの再生数は、2025年11月3日に1億回を突破しました。

これはMVの公開からわずか約2か月での記録達成です。
MVが1億回再生を達成したのは『Ruby』の収録曲としては「Mantra」、「like JENNIE」に次ぐ3曲目となります。
BLACKPINKのファンダム”BLINK”たちの反応
SNSでの祝福
YouTubeのコメント欄やSNSでは、BLINKたちからの感動の声や、ジェニーへの感謝の気持ちが溢れています。
「#ジェニー1億回おめでとう」というハッシュタグがトレンド1位になるなど、BLINKたちはSNSを通じて彼女の快挙を盛大に祝いました。

以下に、主だったコメントを載せます。
「おめでとうジェニー!次は2億を目指しましょう」
「一曲一曲本当にクオリティが高いこのアルバム!コンセプトもそれぞれ違うし1億回再生されるのもわかる」
「彼女は本当のアーティストです…やりたかったことをやっているジェニー!おめでとう!」
「ボーカル、ビジュアル、コンセプト、振り付け、ブリッジ、ラップ...すべて完璧です!」

まとめ
楽曲「ExtraL」を通じて、BLINKたちとの絆を深めるジェニー。
BLINKとの絆は、彼女が音楽を通して伝えるメッセージと、それを受け止めるBLINKの熱い想いから生まれています。

SNSには、「(このMVを)泣きながら見た」
「この曲で救われた」といったコメントが多く寄せられており、ジェニーの音楽が生きる力となっていることが分かります。
単なるアーティストとリスナーの関係を超え、お互いを励まし合い、高め合うような強い絆で結ばれているという事実が、本当に美しいです。



