2023年最新曲「愛の花」がNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主題歌として起用されるなど
リリースする曲が軒並み大ヒットしている女性シンガーソングライターあいみょん。
楽曲の歌詞がもつ世界観に惹かれる方も多いのではないでしょうか?
あいみょんは中学2年生から作詞活動を初め、メジャーデビューより先に作詞家デビューしている異色の経歴の持ち主です。
今回はそんな彼女の学生生活を掘り下げることで、
あいみょんが織りなす歌詞の世界観の根幹を探っていきたいと思います。
Contents
あいみょんの小学校は?
活発な小学校時代は兵庫県西宮市で育った
あいみょんの出身小学校は兵庫県西宮市立小松小学校です。
当初は尼崎市の小学校に通っていたとの事。
お父さんが経営していたライブハウスも尼崎にあるなど縁があったのでしょうね。
その後2003年に、西宮市立小松小学校に転校して卒業を迎えたそうです。
『小学生の頃はとても活発な子どもで、変顔ばかりしていました。ドラゴンボールの悟空の服をよく着ていて、近所の駄菓子屋のおばちゃんには「ぼく」と呼ばれていた。』
と本人が子供時代を述懐しています。
ただ活発なだけではなく、書道教室に通ったり保育士の祖母の影響で愛読家になったなど、今のあいみょんのルーツが小学校時代に育まれたそうです。
その他には漫画や絵を描くことも好きだったようです。
好きな漫画は少年ジャンプで連載されていた『ボボボーボ・ボーボボ』、好きな画家はピカソや岡本太郎、ダリ。
どちらかと言えば正統派より少しクセのある画風に思いますね。
ピカソや岡本太郎については、
『誰でも書けるような絵といわれているんですけど、誰でも書けるような絵を書くまでの発想がすごいなと思っているんです。そういう奥深さが好きというか、簡単な絵って言われるのを承知の上で描いているのがカッコいいな』
と、好きになった理由を述懐しています。
「あいみょん」の名前が生まれた中学時代
部活と音楽、充実していた中学時代
中学校は、兵庫県西宮市立学文中学校に進学します。
スポーツ活動が盛んなことで有名なこの学校では陸上部に所属します。
部活一筋だったそうで、副部長を務めあげるほど、慕われていたんでしょうね。
ギターをかき鳴らす今からは想像できませんが、ハードル走の選手として活躍されました。
また、音楽活動に触れ初めたのもこの頃。
もともとPAエンジニアをしていたお父さんの影響で、日常から音楽との距離が近かったようで、『TSUTAYA』と呼んでいたお父さんの部屋に忍び込んでは、
置いてあった楽器やCDに触れていたそうです。
楽器に関しては全般が置いてあったとの事。
その中でも特にアコースティックギターが好きだったようで、この頃からギターを持つあいみょんが形成されていたようです。
中学2年生から作詞活動をしていたそうですが、わずか1カ月程度でやめてしまいました。
お父さんがギターをくれたのですが、欲しかったアコースティックギターではなくエレキギターだったようで、出す音の違いに違和感を感じやめてしまったそうです。
ところが3年生になると転機が訪れます。
学校に来ていた外国人の英語教師が帰国する際、あいみょんにアコースティックギターをくれたのです。
これがきっかけで、また音楽の世界に踏み出すことになったのです。
「あいみょん」が誕生♪
また彼女が『あいみょん』と呼ばれだしたのも中学校時代。
本名の『あいみ』から変換して『あいみょん』に決まったみたいです。
名づけ親(?)は中学時代の友人。
まさか中学校時代に名付けたあだ名がメジャーデビューして活躍するなんて、この時は夢にも思わなかったでしょうね。
ちなみにこの友人とは、デビューしブレイク後の今も変わらず友情が続いているそうです。
そしてインディーズ時代に発売された1stミニアルバム「Tamago」に収録されている「〇〇ちゃん」という楽曲のモデルにもなっています。
あいみょんの高校時代
挫折を乗り越えた高校時代
高校は兵庫県立西宮南高校に進学しました。
同校出身者ではお笑い芸人の『山崎邦正』さんがいます。
ですが、高校2年で一度中退しています。
これは友人関係で悩みを抱えていたことが原因になっています。
「友達はどこまでが友達?」と一歩引いてしまい、積極的に友人を作れなくなってしまったそうです。
勉強もどこか機械的で、覚えさせられる内容に疑問を持ち嫌ってしまって結果保健室にこもりがちになりました。
あいみょんの歌詞の端々に見られる苦悩は、この頃降り積もってきたのかもしれませんね。
一度中退したあいみょんですが、家族からの説得もあり、その後神戸市立第一高校に転校してなんとか卒業するのですが、
『新しい環境で友達を作る気も起きなかった』と明かしているように、行き帰りや学校でも一人でいたそうです。
中学までの活発な姿からは、ちょっと信じられませんね。
卒業後は大学に進学せず、バイトに明け暮れながら音楽活動をしています。
『自己保身のしょーもない理由しかない。だったら歌に進んだ方がいい』と腹をくくり、楽曲作りや音楽活動に没頭していきました。
その後メジャーデビューし、現在の活躍に至ってます。
まとめ
いかがでしたか?
あいみょんの学生生活に、今に活躍につながる下地があったのだと思いますね。
今後もどんな世界観を表現していくのか、注目ですね♪