YOASOBIは「小説を音楽にする」という斬新なコンセプトで知られる音楽デュオです。
その中心人物であるAyaseは、作詞作曲を担当し、その独創的な音楽性で多くのリスナーを魅了しています。
この記事では、Ayaseがどのようにして作詞作曲を行っているのか、彼の音楽制作に迫ります。
Contents
YOASOBIのAyaseは作詞作曲を担当!
YOASOBI、ボカロP、バンドマンと様々な一面を持つAyase
YOASOBIは、日本の音楽デュオで、作曲家のAyaseとボーカリストのikura(幾田りら)で構成されています。
「小説を音楽にする」というユニークなコンセプトで活動し、デビュー曲が大ヒットしました。
そしてAyaseは元バンドマンで、YOASOBIと並行してボカロPとしても活躍しています。
ボカロPとして活動でも独特の作曲スタイルで人気を博していますよね。
ちなみにボーカルのikuraはシンガーソングライターとして活動し、アコースティックギターを弾きながら楽曲の制作もしています。
彼女の柔らかな歌声とAyaseの創造的な音楽が融合し、YOASOBIの独自のサウンドを生み出しているんですね。
YOASOBIのAyaseはどうやって作曲を始めた?
Ayaseが作曲を始めたのは小学生時代
Ayaseは幼少期から家にピアノがあり、祖母と共に遊び感覚でピアノを弾き始めました。
小学生時代には本格的なピアノ教室に通い、中学時代までピアノを続けたそうです。
そして、小学校高学年で作曲を始めます。
クリスマスプレゼントとしてもらったアコースティックギターで最初の曲を作りました。
中学2年生時にはEXILEやaikoの影響を受け、アーティストを志すようになったそうです。
高校在学中にロックバンド「Davinci」を結成し、ボーカル兼バンドリーダーとして活動していました。
それもあって高校を1年で中退したという過去があります。
その後、Ayaseは2018年12月24日にVOCALOIDを使用した初の楽曲「先天性アサルトガール」を投稿し、ボカロPとしての活動を開始しました。
2019年4月30日に投稿された「ラストリゾート」では初の殿堂入りを果たし、11月には1st EP『幽霊東京』を発売しました。
世間からAyaseが注目され始めたのがこの時期です。
2019年、Ayaseがシンガーソングライターのikuraに声をかけ、YOASOBIを結成しました。
デビュー曲「夜に駆ける」は、星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を基にした楽曲で、大ヒットとなりましたね。
この楽曲は大ヒットによってYOASOBIは一躍有名になりました。
そして2020年にはNHK紅白歌合戦にも出場し、初のライブパフォーマンスを披露します。
2021年1月には初のEP『THE BOOK』をリリースし、オリコンデジタルアルバムランキングで5週連続1位を獲得しました。
すごい勢いで活躍していますね。
YOASOBIのAyaseはどうやってアイデアを出してる?
メロディーはふと思い浮かぶ
Ayaseの作曲アイデアは、何も考えていない時にふと浮かぶことが多いとのこと。
PCに向かっている時には良いメロディが出てこないことが多く、リラックスしている時や煮詰まって一息ついた時にふと思いついたメロディを急いで記録することがよくあるそうです。
彼はメロディを「神様からのプレゼント」と考えており、その瞬間を逃さないようにしていると語っています。
お金がなかったAyaseの使用機材
当初Ayaseは音楽制作に以下の機材を使用していたそうです。
- PC: Macbook Pro(2010年モデル)
- DAWソフト: Logic Pro X
- ヘッドホン: audio-technica(ATH-M40x)
作曲する人からすると、これらは万全の機材というわけではないそうです。
Ayaseは当初、お金がなく機材を揃えられなかったため、限られた機材で音楽制作を始めました。
努力と工夫次第で素晴らしい音楽が作ってきたんですね。
このような姿勢に憧れて、初級者の音楽志望者にとっても心強い前例となっています。
Ayaseは独学で音楽を学び、バイトをしながら音楽活動を続けました。
Ayaseは「ヒット曲を作ろうとするのではなく、自分が楽しいと思える音楽を追求する」ことが重要だと考えており、この姿勢がYOASOBIの音楽にも反映されていますね。
また、彼は楽曲制作において、ikuraと相談しながら進めることを大切にしており、歌い方の表現も細かく調整しています。
まとめ
2023年、YOASOBIはTVアニメ『【推しの子】』の主題歌「アイドル」を発表し、Billboard Global Excl. U.S.で1位を獲得しました。
日本史上最速となる5週で1億回再生を達成し、YouTubeでも35日で1億回再生を記録しました。
また、2024年は海外の音楽フェスに出演など国際的な展開を進めており、今後の活動にも期待が寄せられています。
Ayaseの音楽制作は、今後の音楽シーンにも大きな影響を与えそうですね。
今後も彼らの活動から目が離せません。