NCT127とは、SMエンターテインメントから2016年にデビューした男性10人組のアイドルグループです。
NCT127のほかにも、派生ユニットはNCT U、NCT DREAM、WayV 、NCT WISHなど「NCT」に関連するグル―プが存在し、メンバーはそれぞれ別のグループでも活動しています。
「NCT」はメンバーの国籍や年齢も様々で、その楽曲のコンセプトによってメンバーがかわるという、アイドルグループでは珍しい仕組みのグループです。
NCT127の127はソウルの経度である東経127度線に由来。
日本語では「エヌシーティーいちにーなな」と読みますが、多くのファンからは韓国語読みの「イリチル」と呼ばれています。
公式ファンクラブ名はNCTzen(エヌシティズン)で、ファンダムネームはシズニー、またはシズニ。
今回の記事では、NCT127のカリスマリーダーであるテヨン初のソロコンサート『2024 TAEYONG CONCERT <TY TRACK>』を追体験できる映画『TY TRACK IN CINEMAS』について、詳細をお伝えします。
(テヨンは2024年4月以降、大韓民国海軍で兵役義務を履行中)
Contents
NCT127 テヨンソロコンサート「TY TRACK」
テヨンは2024年2月24日~25日の2日間、ソウル・オリンピック公園オリンピックホールにて「2024 TAEYONG CONCERT TY TRACK」を開催しました。
テヨンの初のソロコンサートであり、軍入隊前最後のコンサートであるために(コンサート発表当時は入隊日時は明かされていませんでしたが)爆発的な関心を集め、2日間とも視野制限席まで全席完売を記録しました。
「TY TRACK」コンセプト
「TY TRACK」というタイトルはテヨンの音楽と道を意味するため、セットリストはテヨン自身が作詞・作曲した楽曲のみで構成されており、「アーティストのテヨン」が歩んできた音楽の旅路を表現しています。
アーティスト、愛、別れ、傷、癒し、自伝的物語の6つのテーマに、圧倒的なパフォーマンスと豪華で画期的な演出が組み合わさり、テヨンの物語にどっぷりと浸かることができる映画のようなパフォーマンスに仕上がりました。
テヨンの「TY TRACK」でのメント
まず、練習生の頃からここに来てSM(エンターテインメント)を見に来てくれた人たちがみんな来てくれました。
ありがとうと言いたいです。
ここまで来られたのは、社内にいい大人がいて、少しでもいい人間になれたから、と言いたいです。
ご存じの通り、あなたの幸せは私の幸せです。
自分が幸せだと思うのは、周りの人に元気になってもらいたい、幸せになってほしいからだと思います。
私がいなくても、みんな元気になると信じています。
楽しかったです。
うれしかったですし、このコンサートをやりながら、いつになったらまたコンサートができるんだろうなぁって思います。
心の中を吐露できるようになったのは10年ぶりだけど、いつかまたあんなショーが見られると思います。
私はいつもあなたと一緒にいます。
皆さんのおかげで強くなれたと思います。
チームのリーダーとして、私は普通ではない、エキセントリックに成長できたと思います。
安定した人間になって、この舞台に立ち続けられるから、待っていてくれたら、こういう舞台を好きなだけ見せてあげるから…。
NCT127 TAEYONG TY TRACK IN CINEMAS
NCTグループのセンター、リーダーとして10年努力し続けてきたテヨンの初ソロコンサートドキュメンタリーとして、2024年10月18日に公開された「TY TRACK IN CINEMAS」。
テヨンならではのカラーを盛り込んだ多彩な音楽とステージ、 圧倒的なスケールのコンサートの多彩な瞬間をシネマティックカメラを総動員して、リアルに 捉えたコンサート映画がスクリーンで繰り広げられました。
発声OK!応援上映
2024年10月19日よりファン待望の「発声OK!応援上映」の開催が決定しました。
応援上映とは通常上映とは異なり、映画館にペンライトなどのグッズを持ち込んで、歌ってペンライトを振って、ライブ会場さながらに盛り上がっても良いというものです。
鑑賞ルールとして、以下の点が公式から発表になりました。
・歓声、応援、声出し、曲に合わせた手拍子、振り付け、拍手可能な上映となります。
・応援グッズ(タオル、ペンライトなど)の持ち込み、使用も可能です。
・座席から立ち上がってのご鑑賞や、飛ぶ、跳ねる、あばれるなど、周りのお客様のご迷惑になる行為はご遠慮ください。
実際の応援上映
4DXでの上映ということもあって、テヨンの動きと同期している感じがするのがとても面白かったです。
しかし、そのために映画に集中できないという声も聞かれました。
ペンライトを振るのが少しためらわれたのですが、(明るい光で後ろの席の方が画面が見えにくくなるのでは、という考えから)胸のあたりで振りつつ声も出しました。
思う存分声を出せて、コンサートと同じくらいの盛り上がりで楽しめました。
会場によっては、声を出さずおとなしく座って観ていたというところもあったようなので、運が良かったのだと思います。
まとめ
応援上映の「TY TRACK IN CINEMAS」はコンサート張りに楽しめるものでした。
テヨンは2025年12月に除隊予定です。
長く短い時間でより一層成長して帰ってくるテヨンの姿を、楽しみに待っていたいと思います。