YOASOBI（ヨアソビ）は、「小説を音楽にする」というコンセプトで活動している男女2人組の音楽ユニットです。
メンバーは、コンポーザーのAyaseとボーカルのikura。
彼らの音楽は、強烈なメッセージ性と感情的な深さを持ち合わせ、日本だけでなく世界中で注目されています。
YOASOBIは、2019年10月1日に結成して、配信限定のシングル曲「夜に駆ける」でデビューしました。
約半年後の2020年4月に、LINE MUSICの月間ランキングで初の1位になります。
ショート動画アプリ「TikTok」や「YouTube」などで若い世代の支持を得て爆発的に広がっていき、現在のような注目を集める音楽ユニットに成長してきました。
YOASOBIは2025年2月8日と9日の2日間、「YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 "超現実"」の台北公演を台北アリーナで開催しました。
その時の詳細を、今回の記事にまとめます。
Contents
YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025
ツアー概要
「YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025」は、2024年12月7日(土)、8日(日)実施の韓国ソウル公演を皮切りに、年明け2月にかけて香港、バンコク、台北、上海、シンガポール、ジャカルタの全7都市にて14公演を開催。
各地域2DAYS開催の、日本人アーティストとして最大規模のアジアアリーナツアーとなります。
日程と開催地は以下の通りです。
2024年12月7日(土)・8日(日) 会場：INSPIRE ARENA(ソウル)
2024年12月26日(木)・27日(金) 会場：AsiaWorld–Arena(香港)
2025年1月25日(土)・26日(日) 会場：BITEC LIVE(バンコク)
2025年2月8日(土)・9日(日) 会場：TAIPEI ARENA(台北)
2025年2月15日(土)・16日(日) 会場：TO BE ANNOUNCED(上海)
2025年2月22日(土)・23日(日) 会場：Singapore Indoor Stadium(シンガポール)
2025年2月26日(水)・27日(木) 会場：Istora Senayan(ジャカルタ)
YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025までの軌跡
YOASOBI初のアジアツアー「YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024」は2023年12月より開催されました。
2023年から2024年1月までのチケットは、各地で完売。
2024年4月には世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」に出演します。
ロサンゼルスとサンフランシスコでは初のワンマンライブを開催し、チケットはわずか30分で完売。
シカゴ発祥で今や国際的（ヨーロッパ、南米など）なフェスティバル「ロラパルーザ」や、アメリカではニューヨークとボストンでのワンマンライブにも出演。
日本では10月に結成5周年を迎え、2024年秋には初のドームツアーを開催しました。
YOASOBIは日本のみならず海外でも精力的に活動を続け、世界に羽ばたくJ-POPアーティストのアイコンとなりつつあります。
YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 IN TAIPEI
チケット争奪戦
2025年2月8日・9日に行われた台北公演の開催場所は台北アリーナ。
台北アリーナは、台湾台北市松山区にある多目的スポーツ施設です。
地下2階、地上5階の多機能ドームとなっています。
メインアリーナは15,082人、サブアリーナは800人を収容できます。
YOASOBIの公演では、両日ともに12000席のチケットが用意されました。
チケットの申し込み期間は2024年11月1日（金）10:00～11月5日（火）19:00。
そこに押し寄せたのは、なんと60万人！
この高倍率なチケットを手にできた人だけが、台北アリーナでYOASOBIを会うことができたのです。
TAIPEI DAY2
2月9日の台北公演2日目、スクリーンのカウントダウンがゼロになると同時に、この公演の主役であるikuraとAyaseが登場。
「セブンティーン」の前奏が鳴り響くと、瞬時に会場の観客は盛り上がりました。
その後、ikuraが「大家好，我們是YOASOBI，我回来了」（皆さんこんにちは。私たちはYOASOBIです。帰ってきました）と中国語でファンに語り掛け、高台にいるAyaseも中国語で「Ayaseです！」と叫ぶと観客からは大きな拍手と歓声が上がりました。
前半では、「祝福」や「UNDEAD」、「もう少しだけ」、「モノトーン」、「優しい彗星」など、アニメのテーマ曲をはじめとする人気曲が登場。
アンコールの最後はデビュー曲「夜に駆ける」で、公演を締めくくりました。（全19曲）
まとめ
次回はさらに大きな会場で歌いたいと意欲を見せたYOASOBI。
数々のライブ経験を経て、大きく成長してきた彼らの今後を見守りたいです。
