
Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)は、大森元貴(Vo./Gt.)、若井滉斗(Gt.)、藤澤涼架(Key.)からなる日本の3人組ポップロックバンドです。
2013年に結成され、2015年にミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。
キャッチーなメロディーと、幅広いジャンルを取り入れた多彩なサウンド、心に響く歌詞で幅広い世代から支持を集めています。
2020年に「フェーズ1完結」を宣言して活動を休止した後、2022年に「フェーズ2」として活動を再開。
『青と夏』『点描の唄』『ダンスホール』『ケセラセラ』『ライラック』など、数々のヒット曲を生み出してきました。
2023年には日本レコード大賞を受賞し、2024年にも同賞を受賞。
楽曲制作からライブ演出まで幅広く手がけ、J-POPシーンを代表するバンドとして活躍を続けています。
2026年9月30日にリリースされたアルバム『POPS』に収録されている「本と彗星」が、2026年11月27日公開の映画『君の話』の主題歌に決定しました。
今回の記事では、映画の内容も含めて「本と彗星」についてお伝えします。
Contents
映画『君の話』主題歌にMrs. GREEN APPLE「本と彗星」が決定
映画の世界を彩るアルバム『POPS』収録曲

Mrs. GREEN APPLEの楽曲「本と彗星」が、2026年11月27日公開の映画『君の話』の主題歌に決定しました。
「本と彗星」は、2026年9月30日にリリースされたオリジナルフルアルバム『POPS』に収録されている楽曲です。
アルバムの収録曲として注目されていた同曲が、実は映画のために書き下ろされた主題歌だったことが明らかになり、話題を集めています。

映画『君の話』は、記憶をめぐる切なくも美しい純愛ラブストーリー。
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴が紡ぐ言葉とメロディーが、登場人物たちの心情をどのように表現しているのでしょうか。

楽曲が収録された『POPS』は、Mrs. GREEN APPLEにとって約3年ぶりとなるオリジナルフルアルバム。
全16曲が収録され、「本と彗星」は4曲目に位置しています。
「本物でも偽物でも、大切にしまっておく」という思い
「本と彗星」の作詞・作曲を担当したのは、ボーカル&ギターの大森元貴です。
映画の公式発表で彼は、誰もが誰かや何かを愛し、その対象が本物であっても偽物であっても、自分の中に大切にしまっておくものだと語っています。
そして、そうした思い出を重ねていくことが「大人になる」ということなのではないか、という考えも明かしました。
このコメントは、映画『君の話』のストーリーと深く結びついています。

映画『君の話』ストーリー
映画『君の話』は、三秋縋による同名小説を実写映画化した作品です。
主人公は、孤独を抱えて生きる大学生・天谷千尋(北村匠海)。

千尋は、不幸な過去を忘れるために記憶を消す治療を受けます。
しかし、目覚めた彼の中には、会ったこともない幼なじみ・夏凪灯花(出口夏希)との記憶が残されていました。
放課後を一緒に過ごしたことや、授業中に笑い合ったこと…。
千尋の中には、灯花と過ごしたかけがえのない日々が、まるで本当の思い出であるかのように刻まれていました。
ところが、その記憶は作られたものであり、本来なら灯花という人物は千尋の過去に存在しないはずでした。
そんなある日、記憶の中にしかいないはずの灯花が、現実の千尋の前に姿を現します。
「自分の記憶は本物なのか、それとも、すべてが偽物なのか」
戸惑いながらも、千尋は灯花に惹かれていきます。
しかし、灯花には二人の恋を続けることのできない秘密が…

Mrs. GREEN APPLE 「本と彗星」を考察
日常の何気ない記憶が、かけがえのない宝物
「本と彗星」の魅力を考えるうえで注目したいのは、何気ない日常と、そこに宿る感情の尊さです。
映画の千尋にとって、灯花と過ごした記憶は、たとえ作られたものだったとしても、心を動かす大切な存在。
誰かと過ごした時間が自分の中に残り、その後の人生に影響を与えるということ。
映画と楽曲は、記憶が事実かどうかだけでは測れない、人の心のあり方を見つめているのではないでしょうか。

「本と彗星」というタイトル
本は、言葉や物語を記録し、長い時間にわたって残すことのできる存在。
一方、彗星は夜空を一瞬で駆け抜け、見る人の心に強い印象を残す存在として捉えられます。
この二つを並べることで、長く残るものと、短い時間だからこそ輝くものという対比が浮かび上がります。
人の記憶も同じです。いつまでも忘れられない思い出がある一方で、ほんの一瞬の出来事が、その後の人生を変えることもあります。

千尋と灯花の恋もまた、二人が一緒に過ごせる時間だけでは、その価値を測ることができない物語です。

まとめ
Mrs. GREEN APPLEの「本と彗星」は、単なる映画の主題歌にとどまらず、記憶と愛、そして人が成長することの意味を考えさせてくれる一曲です。
映画『君の話』は2026年11月27日(金)全国公開。
スクリーンに映し出される二人の物語とともに、「本と彗星」がどのような余韻を残してくれるのか、楽しみに待ちたいところです。




