
YOASOBI(ヨアソビ)は、「小説を音楽にする」というコンセプトで活動している男女2人組の音楽ユニットです。
メンバーは、コンポーザーのAyaseとボーカルのikura。
彼らの音楽は、強烈なメッセージ性と感情的な深さを持ち合わせ、日本だけでなく世界中で注目されています。
YOASOBIは、2019年10月1日に結成して、配信限定のシングル曲「夜に駆ける」でデビューしました。
約半年後の2020年4月に、LINE MUSICの月間ランキングで初の1位になります。
ショート動画アプリ「TikTok」や「YouTube」などで若い世代の支持を得て爆発的に広がっていき、現在のような注目を集める音楽ユニットに成長してきました。
現在、YOASOBIの活動フィールドは世界に広がっています。
そんなYOASOBIは、現在ホールツアーの真っ最中。
「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」は、YOASOBIが2025年7月から11月にかけて日本全国14道県で開催するホールツアーです。
その和歌山公演に合わせ、南海電鉄とのコラボレーション企画として「期間限定ラッピング列車が走る」を実施。
今回の記事では、南海電鉄「めでたいでんしゃ」とYOASOBIの初コラボの内容を、詳しくお伝えしていきます。
Contents
YOASOBI × めでたいでんしゃ コラボ企画
めでたいでんしゃ「かなた」
「めでたいでんしゃ」は、和歌山の加太(かだ)を代表する海の幸「鯛」をモチーフにした観光列車です。
乗車するだけで「おめでたい気分」になり、「ずっと乗っていたくなる、愛でたくなる」という意味が込められて名付けられました。
南海電鉄の加太線を走っており、和歌山市駅と加太駅間を結んでいます。
「かなた」は2024年7月に運行を開始した新しい編成で、5つの編成からなる「めでたいでんしゃ」ファミリーの遠い先祖という設定です。
車両ごとにコンセプトやストーリー、デザインが異なり、「かなた」の車体は虹色で、過去・現在・未来をつなぐ希望を象徴しています。
車両の片方は「太古の記憶」、もう片方は「未来への想い」をテーマにしており、空をイメージした床には虹の道が出現するなど、車内はフォトジェニックな仕掛けが満載です。
乗車することで、太古から未来への悠久の時の流れを感じられるようにデザインされています。
YOASOBI「ワンダラ」号
2025年9月23日(火・祝)から、めでたいでんしゃ「かなた」に YOASOBI の世界観を表現したラッピングを施した「YOASOBI ワンダラ号」が運行しています。
運行期間は2025年9月23日から12月14日までの予定です。
(詳しくは、めでたいでんしゃ特設サイトをご覧ください。)
※車両の都合により、急遽運用を変更する場合がございます。
運行区間は、和歌山市駅から加太駅までの区間です。
また、「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」仕様の乗車券と入場券を発売。
9月25日(木)、27日(土)、28日(日)には「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」和歌山公演会場で先行販売し、10月1日(水)に一般販売が開始されるということです。
乗車券の販売駅は、難波、新今宮、天下茶屋、堺、羽衣、泉大津、岸和田、貝塚、泉佐野、尾崎、みさき公園、和歌山市、加太、りんくうタウン、住吉東、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、深井、泉ケ丘、栂・美木多、光明池、和泉中央。
販売期間は2025年10月1日(水)から2025年12月31日(水)までです。
南海電車グッズオンラインショップでの販売は、期間が2025年10月1日(水)午前10時から2025年12月21日(日)午前10時まで。
和歌山市駅から加太駅間の一日乗り放題乗車券の価格は1,000円(税込み)。
入場券は、「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」仕様の台紙と入場券7枚のセットです。
入場対象駅は東松江、中松江、八幡前、西ノ庄、二里ヶ浜、磯ノ浦、加太。
価格は1,500円となっています。
めでたいでんしゃ撮影会
2025年9月25日(木)、27日(土)、28日(日)に和歌山車庫(和歌山市西蔵前丁19-4)にて、特別ラッピングを施した「「YOASOBI ワンダラ号」の撮影会を行います。
時間は各日とも1回目が10時から11時、2回目が11時30分から12時30分です。
当日はYOASOBIによる撮影会限定音声の放送やYOASOBIに届けるメッセージボードの設置も。
(撮影会でYOASOBI本人の登場はありません)
参加費は一人2,000円となっています。
YOASOBI と 南海電鉄
(以下の文章は、南海電鉄の企画書より引用)
「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」は、全国を巡るまさに“冒険の旅”であり、 “ワンダーランド”のようなワクワクを届けていくという想いが込められています。
その想いのとおり、会場に足を運ぶことができない人々にも楽しんでもらえるよう、地元の飲食店などを巻き込んだ企画「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA ~WANPAKU MATSURI~」も同時に開催します。
沿線地域の活性化を目指す当社としても、この想いに共感しコラボレーションが実現しました。
まとめ
鉄道ファンをも巻き込んだこのコラボに、和歌山県近隣のYOASOBIファンが大いに盛り上がっています。
たとえ本人たちが登場しなくても、コラボ内容を見る限り「行ってみたい!」と感じるものだと思いました。