2021年12月、韓国の芸能事務所STARSHIPエンターテインメントから、「宇宙少女」以来5年ぶりにデビューしたグローバルガールズグループIVE(アイヴ)。
読みは「アイブ」ではなく「アイヴ」です。
韓国出身メンバー5名、日本出身メンバー1名の、6名で構成されているグループで、メンバーの平均身長が推定169㎝~170㎝というスラリとした圧巻のスタイル、全員センター級の美しいビジュアル、そしてそれぞれに個性の光るユニークな魅力を持つグループです。
LE SSERAFIM(ルセラフィム)、NewJeans(ニュージーンズ)、Kep1er(ケプラー)、NMIXX(エンミックス)と共に第四世代を築きあげました。
グループのキャッチフレーズは「DIVE INTO IVE!」。
今回の記事では、IVEのグループ名の由来やメンバーたちの経緯など歴史を紐解きつつ、その魅力に迫ります。
IVE誕生
IVEは、デビューから最高のスタートを切っています。
デビューアルバム「ELEVEN」は初動15万枚を記録し、同名タイトル曲は主要配信チャートで上位圏にチャートイン。
音楽番組ではK-POP史上最速となるデビューから7日で1位を獲得。
それもそのはず、IVEはスターシップエンターテインメントが総力を挙げて生み出したガールズグループだったからです。
関係者は「IVEがグローバル代表ガールズグループになれるように、最善を尽くして支援するつもりだ」と述べています。
グループ名 IVE
グループ名のIVEは「I HAVE」を縮めた造語で、「私(私たち)が持つもの」という意味が込められています。
「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意から生まれました。
ここには、自分たちが持つアイデンティティの確立と、それをKーPOPシーンで分かち合うという決意が見られます。
IVE ファンネーム
IVEのファンネームは「DIVE」です。
2021年12月9日、IVE公式YouTubeチャンネルでファンダム名が公開されました。
この「DIVE」には、「’IVE’ FALLEN INTO ‘DIVE’ 」という深い意味が秘められています。
「DIVE」という単語の中には「IVE」が含まれているため、「IVE」と「DIVE」はいつでも一緒にいるということを表しているのです。
また、IVEがあいさつで口にするフレーズ「Dive into IVE」は和訳すると「IVEに溺れなさい」となります。
IVE メンバーの合流経緯
スターシップが新アイドルグループ「IVE」を誕生させるための構想を始めたのは2017年3月。
きっかけは2人の練習生でした。
一人は2017年1月に入所した2003年生まれのユジン(当時14歳)、そしてもう一人は2017年3月に入所した2004年生まれのウォニョン(当時12歳)です。
他のメンバーの合流経緯を追いかけてみましょう。
Dispatchの発表
2022年1月1日、芸能メディアの「Dispatch」が、IVEメンバー発掘と結成の経緯を報道しました。
記事はIVEが所属するスターシップエンターテインメントへの取材に基づいており、IVE公式SNSからもリンクしています。
発表によると、メンバーがチームに加わったのは、ユジン→ウォニョン→ガウル→レイ→リズ→イソの順です。
ガウルからイソまで
ウォニョンに続いてスターシップ入りしたのは、グループ最年長メンバーである、2002年生まれのガウル。
2017年4月「仁川青少年ダンス大会」予選会場でスカウトされた後、すぐにカメラテストをして、練習生として合流しました。
日本人メンバーで2004年生まれのレイは、2018年4月に日本で行われた「LOENフレンズ(現カカオフレンズ) グローバルオーディション」に参加。
レイはユニークな声で審査員を魅了。
同年5月に韓国に渡り、練習生生活をスタートさせました。
2004年生まれのリズは、2019年のスターシップ公開オーディションで採用されました。
新人開発チームの関係者は「リズは恥ずかしがりながらも自分を熱心に紹介する姿が印象的だった」と話しています。
最後に、チームに合流することになったのは、マンネの2007年生まれのイソ。
2019年にデパートでスカウトされました。
新人開発チームの関係者は「両親とショッピングをしていた時、話しかけざるを得なかった。
イソの目の輝きを忘れられない」と、当時のイソの印象について話しています。
2016年から2019年にかけて集められたメンバー達は、練習生生活を開始します。
その間、ユジンとウォニョンは2018年にMnetサバイバル番組「プロデュース48」に参加。
練習生生活を一旦ストップし、2020年4月まで「IZ*ONE」のメンバーとして活動していました。
2021年12月に6人揃ってIVEとしてデビュー、現在に至ります。
まとめ
2025年1月、カムバックを予告しているIVE。
デビュー3周年を迎え、ますます魅力に拍車がかかっています。
IVEのグループ名の由来や結成エピソードに触れ、初心に帰ってIVEを応援していきましょう。