
乃木坂46は、2011年にAKB48公式ライバルとして結成されました。
AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持ちません。
AKB48グループが選抜総選挙を実施するのに対し、乃木坂46は舞台『16人のプリンシパル』における配役決定で投票を実施するという点でAKB48グループと差別化を図っていました。
グループ名に用いられている「乃木坂」は、乃木坂46のプロデュース会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が当時所有していた港区赤坂の「SME乃木坂ビル」を由来としています。
2025年2月19日、乃木坂46に新しく加入する6期生全員のプロフィールが発表されました。
現在のメンバー構成は3期生8人、4期生12人、5期生11人となり、6期生11人が加わることで42人体制となっています。
4期生の田村真佑が、アニメの声優に挑戦することが2024年11月に発表になりました。
今回の記事では、田村真佑が挑戦したのはどんなアニメだったのか、そしてどんな役柄の声を演じたのかをくわしくお伝えします。
Contents
乃木坂46 田村真佑の声優初挑戦
アニメ『エパリダ』
田村真佑が声優として初挑戦したのは、日本テレビ系BS日テレで2025年1月11日より放送されているアニメ『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮探部を目指す。』です。
略称・公式ハッシュタグは、タイトル『A("エ"ー)ランク”パ”ーティを離脱("りだ")した俺は』から一部を取った「エパリダ」。
「エパリダ」は、右薙光介(うなぎ こうすけ)による日本のライトノベルです。
ジャンルは追放ものではなく、主人公自身が傲慢な仲間たちを見限ってパーティを抜ける「離脱もの」。
そこから冒険者のイロハを教えた美少女の教え子たちに誘われ、新しい冒険者パーティを結成し、ダンジョン攻略に挑んでいく展開になっています。
日本最大級の投稿型小説サイトである「小説家になろう」にて、2020年10月から2025年2月まで連載されました。
書籍版はKラノベブックス(講談社)より2021年6月から2025年2月まで刊行。
2024年9月時点で、シリーズ累計部数は100万部を突破しています。
メディアミックスとして、ユーリの作画による漫画版が、講談社が運営しているWebコミックサイト『マガジンポケット』にて2021年6月より連載中、最新刊の10巻は2025年5月に刊行されました。
さらに、バンダイナムコピクチャーズ(事実上の主導は親会社のバンダイナムコフィルムワークス)の手によってテレビアニメ化される事に。
2025年1月から日本テレビ系列(クロスネットの福井・大分・宮崎も含む)とBS日テレにて2クール連続で放送されています。
キャメラット君
田村真佑は、パーティ「クローバー」の冒険を余すところなく記録する浮遊型自動撮影魔法道具(アーティファクト)の“キャメラット君”の声を担当。
キャメラット君は、コウモリの羽のようなパーツを備えており、空中を飛び回りながら生配信や録画ができます。
アフレコ現場に行くたびに緊張していたそうで「昔からアニメが好きだったので、この場所に居られることがありがたいなと思いながらアフレコしていました」と振り返っていました。
乃木坂46 田村真佑
簡単プロフィール
1999年1月12日生まれ、埼玉県出身です。
中学はソフトボール部に所属していましたが、高校では部活動に所属せず「帰宅部」だったと明かしています。
好きな食べ物はハンバーグ、ビーフシチュー、焼肉、お米、フルーツタルト。
家族構成は、父、母、姉、兄の5人家族で、イヌを1匹とネコを2匹飼っています。
ニックネームは「まゆちゃん」、「まゆたん」。
2018年8月19日、坂道合同オーディションに合格、乃木坂46の4期生として12月3日に日本武道館で開催された「乃木坂46 4期生お見立て会」でお披露目されました。
2020年11月15日、26thシングル「僕は僕を好きになる」で、選抜メンバーに初めて選出されています。
2023年8月1日、1st写真集『恋に落ちた瞬間』(ワニブックス)を発売。
2025年、『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』に声優としてテレビアニメ初出演を果たしました。
声優としてのコメント(2024年11月)
放送決定おめでとうございます!
魅力的な作品にキャストの一人として出演することが出来て幸せな気持ちでいっぱいです。
キャメラット君は原作上ではセリフのないキャラクターをアニメ用にアレンジしているキャラクターなので、その分自由度が高く、楽しく演じさせていただきました。
キャメラット君の魅力をたくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。
クローバーのかっこいい姿をたくさんカメラに収めていけたらなと思っておりますので、みなさまぜひ楽しみにお待ちください!
まとめ
普段からアニメ好きで、自分のことを「アニメおたく」と言っている田村真佑。
「アニメ声」でもあることから、この抜擢は「適材適所」だと言えるでしょう。
遅ればせながら、彼女の声優初挑戦に称賛の拍手を贈りたいと思います。