韓国でデビューし、今では日本や世界でも絶大な人気を誇っている女性ガールズグループ「TWICE(トゥワイス)」。
彼女たちがどうやってデビューして、どうやって人気を獲得してきたか。ご存知でしょうか?
今回はTWICEのオーディションでの様子を中心に調べてみました。
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TWICEが生まれたサバイバルオーディション番組
TWICEのオーディションは、テレビ番組を通じて行われました。
その番組とは、韓国で2015年に放送された「SIXTEEN」です。
「SIXTEEN」の概要
「SIXTEEN」とは、JYPエンターテインメントの練習生16名からTWICEを結成するメンバーを決めるオーディション番組でした。
日本人3人、台湾人1人、タイ人1人を含む16人がメンバーの座をかけて対決しました。
16名の練習生は7名で構成される「メジャー」と9名で構成される「マイナー」というグループに分けられます。
ミッションの結果によってメンバーが入れ替わったり、脱落したりするサバイバル式でした。
サバイバル番組ですので、だんだんとマイナーの子から一人ずつ脱落していきます。そして、最終的にメジャーの7人に残れた子がTWICEのメンバーになれるという仕組みとなります。
「ミッション」とは、審査員から与えられる課題のことです。
「SIXTEEN」の参加者
候補生達の国籍は韓国・日本・タイ・台湾といったように多国籍でした。
ちなみに日本人は、モモ、ミナ、サナの3人でした。
練習生としての期間もバラバラで、一番長い期間の練習生で、ジヒョの10年、一番短いので、ミナの1年でした。
「SIXTEEN」のメジャーとマイナー
「SIXTEEN」は毎回メジャーとマイナーに2つのチームに分けられます。
毎回でるミッションによって評価され、ひとりずつ脱落していくシステム。
メジャーとマイナーには利用できる練習室の時間、宿舎、サポートも違ったんです。
メジャーは所属芸能人として、マイナーの子は他の練習生たちと変わらないように扱われます。
「SIXTEEN」のミッション
では、そのレベル分けのもととなるミッションとはどんなものがあったのでしょうか?
1.Are you a STAR?
これは特技披露です。
多くのメンバーが歌やダンスを披露したようです。
そこで目立っていたのが、サナ。
生春巻きを作ったのです。これにはパクジニョンもにっこり。
結果を大きく左右したと言っても過言ではありません。
2.ジャケット写真・個人写真の撮影
ジャケット写真はチームで話し合いながら撮影します。
ここでは、協調性の審査も含まれていたようです。
3.チームパフォーマンス公演
チームでのパフォーマンスを通して、歌・ダンス・チームワークが評価されました。
TWICEへの加入順位
「SIXTEEN」の初回審査
メジャーの1人目に選ばれたのはナヨンでした。
そして、なんと、マイナー1人目はサナだったのです。
そして、ここでの驚きの1つに、練習期間が一番短いミナがメジャーに選ばれたことでした。
そして、まだ驚きは続きます。
一方の練習期間が一番長いジヒョがなんと、メジャーに選ばれなかった、マイナーだったことにメンバーたちもひどく驚いたようです。
こうして、初回のメジャーメンバー7人が選ばれました。
(ミナ ミニョン ナヨン ジウォン モモ チェヨン ダヒョン)
そしてそこからミッションがスタートしたのでした。
「SIXTEEN」の審査
ファースト審査は1.Are you a STAR?
それぞれがダンスや歌など特技披露をしました。
1stミッション結果発表でマイナーからメジャーに昇格が発表されたのは、タイ出身のナッティ。わずか13歳でした。
そして、ここで「SIXTEEN」の過酷な部分があらわれます。
なんと、カードに自分の代わりにマイナーに下がるメジャーメンバーの名前が書かれているのです。
それを選ばれた人が読み上げます。
ナッティが読み上げた人。それはモモだったのです。
モモはとてもダンスを得意としていました。
なので、この審査でもダンスを披露し、周りを魅了していました。
そのモモがまさかマイナーに落ちるなんて。
「ナッティよりダンスは上手いが、自分のカラーが出せていない。だたダンスが上手いだけ」
という理由だったようです。
そして、ミナはマイナーに降格。バレエを披露したのですが、ただのバレリーナだと批評されてしまいました。
一方でサナとジヒョがメジャーに昇格。ナヨンはマイナーに降格して、メジャーのメンバーは、(ソミ サナ ジヒョ チェリョン ナッティ チェヨン ダヒョン)となり、脱落者はゼロでした。
「SIXTEEN」のセカンド審査
2.ジャケット写真・個人写真の撮影が行われました。
各々が個性を存分に引き出した写真。アイテムをもったりと自分を表現しました。
ミナとツウィ、ジョンヨンがメジャーに昇格。そして、ジヒョはまたマイナーに降格します。そしてダヒョンもマイナーへ。
そしてここからこのオーディションの怖いシステムが始まっていくのです。
「SIXTEEN」の脱落制度
SIXTEEN初の脱落者が現れました。
ここから順に脱落者が生まれます。
①1人脱落(チェヨン)→15人
②1人脱落(ウンソ)→14人
③1人脱落(モモ)→13人
④1人脱落(ジウォン)→12人
④5人脱落 (チェリョン、ミニョン、ソミ、ナティ、ツウィ)
なんと脱落者の中にTWICEのメンバーが2人も入っていたのです。
「SIXTEEN」の復活制度
最終回である第10回での出来事です。
追加で2名の合格者が発表されたのです。
次々に呼ばれるTWICEメンバー。
ツウィとモモ以外の7人まで呼ばれたところで、パク・ジニョンが「追加メンバーを発表します」「TWICEに足りない力を補ってくれるメンバー、モモです!」と言ったのです。
モモの誠実さがスタッフを動かしたのです。
そしてツウィの復活。
ツウィは、視聴者投票ですごく人気で、後半は1位でした。
なのでTWICEに必要な存在だと判断されたのでしょう。
まとめ
こうして今の9人のTWICEが誕生したのです。
10回にわたる放送の中で、涙あり笑いあり。
視聴者投票もあったこともあって、視聴者一丸となってTWICEを作り上げたといっても過言ではありません。
昇格や降格、脱落があったからこそ、今の世界に誇る強いTWICEができたことでしょう。
また、今回TWICEになれなかった候補生も、それぞれ活躍しており、このオーディションがいかにすごかったかが分かりますね。
これからもTWICEを応援していきましょう!