ONE OK ROCKのギタリストであり、バンドリーダーでもあるToru。
その卓越したギタープレイと独自のサウンドは、世界中のファンを魅了しています。
この記事では、Toruが使用するギターやアコースティックギター、さらに彼の音作りを支えるアンプ・エフェクター、弦について詳しく紹介していきます。
サウンドの秘密に迫り、Toruの機材選びや音作りのこだわりに迫っていきましょう。
Contents
ONE OK ROCKのToruが使用するエレキギター
Toruは本名を山下享(やました とおる)といい、ONE OK ROCKのリーダー兼ギタリストとして活躍しています。
作詞作曲もでき、その技術とセンスは世界中のファンに支持されています。
そしてToruは主にエレキギターを使用しており、使用ギターは多岐にわたります。
特にGibsonやPaul Reed Smith (PRS)のギターを愛用しており、彼の特徴的なサウンドを支える重要な要素となっていますね。
Gibson Les Paulシリーズ
- Les Paul Standard 1995年製
特徴はひょうたん型シルエット、甘くて厚みのあるサウンドでパワフルで豊かなサスティンを持っています。
リアピックアップをSeymour Duncan SH-4 JBに変更しており、よりヘビーで太い音になっていますね。
- Les Paul Custom 1989年製
ゴールドパーツが美しく、ライブ映えするデザインです。
ToruのバンドメンバーRyotaの生まれ年に製造された特別なギターという側面もありますね。
Paul Reed Smith (PRS)シリーズ
- McCarty Artist Package
渋いカラーとゴールドパーツが特徴です。軽量でライブでの動きやすさが優れているようですね。
- 20th Anniversary Custom22
特殊なバードインレイを持つ20周年記念モデルで、幅広い音域と高い演奏性が特徴です。
そのほかにも限定モデルの「McCarty Limited Edition」なども使用しています。
Toruのギターコレクションは多岐にわたり、それぞれのギターが独自の音色と特徴を持っていますね。
これらのギターを使い分けることで、ONE OK ROCKの多彩な音楽スタイルに対応しています。
ONE OK ROCKのToruが使用するアコースティックギター
続いてアコースティックギターについても見ていきましょう。
バラードにも定評のあるONE OK ROCKですが、Toruのアコギのサウンドが魅力を最大限に引き出していますね。
Gibson J-45 1964年製
Toruの愛用するGibson J-45 1964年製は、ヴィンテージギターとしての貴重な価値があります。
少しこもったマイルドな音色を特徴とし、しっとりとした曲にマッチします。
Taylor 914CE-LTD
Toruのアコースティックギターコレクションの中でも特に目を引く存在で、美しい外観とキラキラした音色が特徴です。
見た目と音質の両方で聴衆を魅了するかっこいいギターですね。
Taylor特有の透明感のある音は、ライブパフォーマンスだけでなくレコーディングでも大活躍しているそうです。
その他のギター
Jazzmaster: ラブリーなピンクカラーが特徴のギターで、『カゲロウ』で使用されました。ビジュアル的にも個性的で、ファンからも人気があります。
PGM Telecaster Deluxe: 明るく粒立ちの良い音が特徴で、こちらも『カゲロウ』で使用されています。Toruの多様な音作りに貢献しています。
Dragonflyオーダー: セミアコースティックボディを持つギターで、優しい音色が特徴です。特にバラード向きのギターとして使用されています。
ONE OK ROCKのToruが使用するアンプとエフェクター
Toruが使用するアンプ
・FRIEDMAN / BE-100
100Wのチューブアンプで、ハンドワイヤリングで製作された3チャンネルカスタムハイゲインアンプになっています。パワフルでダイナミックなサウンドの表現には欠かせません。
・Marshall JVM410H:
こちらは内部コンデンサの交換や、スーパーレゾナンスとハイカットのコントロールなどのモディファイが施されているそうです。出力切り替えや放熱用ファンの設置により、パフォーマンスの向上が図られています。
Toruが使用するエフェクターたち
Toruのエフェクターは多岐にわたり、彼のサウンドメイクに欠かせない要素となっています。
歪み系エフェクター
OKKO / Twin Sonic: 低〜中程度のゲインを備えたオーバードライブとクリーン・ブーストの複合機。
OKKO / DiABLO: 荒々しくウェットな超ハイゲイン・エフェクター。
そのほかの歪み系エフェクターは、OKKO / DOMINATOR、MI AUDIO / MEGALITH DELTA、Providence / HEAT BLASTER HBL-4などを使用しています。
・ブースター系エフェクター
Xotic / AC-booster: クリーンブースターからオーバードライブまで対応する有能ブースターです。
・空間系エフェクター
Strymon / BigSky: 12種類のスタジオレベルのリバーブ・アルゴリズムを搭載しています。
Strymon / TIMELINE: 12種類のディレイ・アルゴリズムを搭載しています。
そのほかに、Strymon / OB.1、Electro-Harmonix / POG2、MXR / 10 BAND EQ、Ibanez / WH10なども使用しています。
ONE OK ROCKのToruの使用弦
エリクサー弦の特徴
Toruはエリクサーの弦を使用しています。
エリクサー弦は独自のポリマーコーティングにより、通常の弦に比べて寿命が非常に長く、耐久性に優れている弦として有名です。
また、コーティングのおかげで弾き心地が滑らかで、フレットの摩耗を軽減しつつ、指の滑りも良くなります。
6. まとめ
Toruの使用するギターや機材は、彼の音楽スタイルとONE OK ROCKのサウンドを支える重要な要素ですね。
また、エリクサー弦の使用により、安定した音質と耐久性を確保しているようです。
今後もToruが作り出すサウンドに注目していきましょう。