韓国の7人組グループBTSのジョングク(グク)とアメリカR&B歌手のUsher(アッシャー)が、
BTS公式YouTubeチャンネルで「Standing Next to You-Usher Remix」パフォーマンス映像を公開しました。
グクのソロアルバム「GOLDEN」のタイトル曲のリミックスに参加したアッシャー。
圧巻のコラボ映像とグクのファーストソロアルバム「GOLDEN」に迫ります。
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BTSグク×アッシャー 「Standing Next to You」
今回ググのコラボ相手はなんと!47回グラミー賞3部門受賞した実績のある伝説のR&Bシンガーのアッシャー!
2004年リリースのアルバム「コンフェッションズ」は全世界で1400万枚を売り上げています。
実力、実績、どこを切り取っても世界のトップクラスに君臨しているアーティスト、いわばレジェンドではないでしょうか。
R&B界のリビングレジェンド アッシャー
アッシャーは、アメリカのテネシー州にて1978年に誕生した男性ミュージシャンです。
1994年に若干15歳でデビューを果たすと、ファーストアルバム「Usher」がアメリカでスマッシュヒットし、恐るべき10代が現れたと話題になりました。
2ndアルバム「My Way」はアメリカだけでも700万枚を超える売り上げを記録し、収録シングル曲もメガヒットを記録して大ブレイク!
2001年の発表の3rdアルバム「8701」も前作同様のメガヒットを記録し、翌年のグラミー賞では最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を獲得して日本での知名度も一気に高まりました。
25歳の頃に発表した4thアルバム「Confessions」は、全世界で約1500万枚の売り上げを記録して彼にとって歴代のヒット作となりました。
グラミー賞で8個の賞を受賞してトータルセールスが6500万枚を超えた現在では、既にR&B界のリビングレジェンド扱いをされています。
「Standing Next to You-Usher Remix」曲想
このリミックスは、アッシャーが参加することによって原曲(後述の”BTSグク ファーストソロアルバム「GOLDEN」”参照)とは異なる魅力の曲となっています。
原曲のエネルギッシュな雰囲気はそのままに、アッシャーのフィーチャリングで柔らかい雰囲気やマイケルジャクソンを彷彿させるようなポップなニュアンスをミックスさせています。
グクのパワフルながら魅惑的な歌声と、アッシャーの訴えかけるようなボーカルが生み出すシナジー(相乗効果)は、まさに圧巻!
「Standing Next to You-Usher Remix」MV
MV冒頭でグクは、廃工場を背景に、ダンサーとともにスタンディングマイクを活用して洗練されたパフォーマンスを披露します。
そして、本人のパートに合わせてアッシャーの登場で雰囲気は一変。差し込む光も相まって別格のオーラとエネルギーを漂わせます。
グクとアッシャーは、歌のリズムとメロディに合わせて、ダンスそのものを楽しんでいるように踊ります。
ダンスはゆったりと動いているのに、ふたりの1挙手、1挙動が美しい…。見ていてため息が出てしまうほどです。
振り付けは、マイケルジャクソンをリスペクトしているのが伝わるステップが多くありました。
アッシャーの登場から、スリラーのサビで出てくるような手の挙げ方。
足をクロスして両手を広げるポージング。
なめらかな足さばきの、目を釘付けにするサイドスライド。
撮影のタイミングはグクの兵役直前というのですから、本当に驚きです。
では、圧巻のMVをご覧ください。
BTSグク ファーストソロアルバム「GOLDEN」
2023年11月、グクはファーストソロアルバム「GOLDEN」をリリースし、同時にタイトル曲「Standing Next to You」(先述したリミックスの原曲)のミュージックビデオを公開しました。
ハンガリーのブダペストで撮影されたMVは、路上で出会った謎の女性に向かうグクの姿から始まります。
ステージから降りて女性に一歩近づくグクは、確信に満ちた目つきで「どんな逆境が訪れても共にする」という楽曲のメッセージを強烈に印象づけます。
「GOLDEN」コンセプト
アルバム「GOLDEN」には、BTSの「黄金マンネ(末っ子)」としてデビューし、ソロアーティストとして「グローバルポップスター」の仲間入りをするまでのグクの成長史が盛り込まれています。
3日間にわたり順に公開されたコンセプトフォトは「ジョングク」という一つの世界を構成する3つの主要要素で成り立っていました。
一つ目は舞台の上で華麗なスポットライトを浴びるグク(SHINE)。
二つ目は日常の中の姿(SOLID)。
三つ目は彼がひたすらジョングクとして存在できるようにする力の源泉(SUBSTANCE)。
グクは、『アルバムには、今が僕にとって黄金期だと感じたので「GOLDEN」という名前をつけました。3DやSevenも収録されてます。一生懸命準備してきましたが、ようやく正規アルバムとしてリリースできることになりました。』と語っています。
「GOLDEN」の楽曲
タイトル曲「Standing Next to You」、
ソロシングル「Seven(feat. Latto)」「Explicit Ver.」「3D(feat. Jack Harlow)」、
新曲「Closer to You(feat. Major Lazer)」「Yes or No」「Please Don't Change(feat. DJ Snake)」「Hate You」「Somebody」「Too Sad to Dance」「Shot Glass of Tears」の11曲が収録されています。
まとめ
グクのソロ活動を受けて、世界の舞台にグループではなくソロで立ったグクを心の底からカッコいいと感じました。
BTS完全体としての活動は2025年と言われています。
グクの輝かしい“黄金期”は、その未来への期待にも光を差し込んでくれていますね!