2020年11月にデビューした新鋭K-POPアイドルボーイズグループENHYPEN(エンハイフン)のニキ(NI-KI)は、グループ内唯一の日本人です。
デビューのきっかけとなったサバイバルオーディション番組「I-LAND」では、彼のダンスに魅せられた世界中の人々の票を集め、最終順位は第4位を獲得しました。
この記事では、そんなニキのデビュー前からの活躍や魅力について紹介します。
ENHYPEN ニキのプロフィール
ニキはBTSの弟分であるENHYPENのメンバーのマンネ(末っ子)です。
韓国のオーディション番組「I-LAND」で最終的に4位を勝ち取り、2020年11月、14歳のときに「BORDER: DAY ONE」でデビューを飾りました。
デビュー当時からダンスの才能には目覚ましいものがありましたが、デビュー後はさらに腕を磨いています。
2021年1月には、BTSジミンのソロ曲「Lie」のカバーダンス動画を公開し、超高度で難易度が高いパフォーマンスを細部まで的確に再現したことで、周囲を驚かせました。
キッズダンサー時代
岡山県岡山市出身のニキの本名は、「西村力(リキ)」と言います。
2005年12月9日生まれで血液型がB型。両親、姉、妹、ニキの5人家族です。
ニキの母はダンスレッスンスタジオを運営し、現役講師でもあるので、ニキは3歳の時にダンスを始め、5歳のころには本格的にダンスとバレエを学び始めました。
リキ・ジャクソン時代
ニキは、「リキジャクソン」の芸名でテレビやCM、アーティストのMVなどにも出演するほどの活躍ぶりでした。
8歳で世界的ダンサーのKENTO MORIのプロデュースするCMのオーディションに合格。
SonyDVDプレイヤーのCMに出演します。
9歳の時には、「KONON」という芸名のニキの姉と一緒に、バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の2時間スペシャル内「ホンキーダンスコンテスト」に参加。
同年、フジテレビの27時間テレビにも、KENTO MORIとともに出演しています。
10歳の時には、The week end「Can’t Feel My Face」日本版MV出演(ハリセンボン共演)、東京スカパラダイスオーケストラの2016ライブハウスツアー 「Paradise Has No Border」にパフォーマーとしてゲスト出演し、ダンサーとして大忙しの日々でした。
さらに11歳でゆず「たった」のMVに出演しました。
「2017 YUMI KATSURA GRAND COLLECTION」にもダンサーとして出演します。
そしてなんと!
この年、SHINeeのキッズバックダンサーとなり、「SHINee WORLD 2017 Special Edition」の日本ドームツアーで、東京ドームと京セラドームの大舞台に立ちます!
たったの11歳でK-pop no大御所、SHINeeといっしょのステージで踊れるとは驚きです。
ステージの上で感動のために泣き出してしまい、SHINeeのメンバーのKeyにハグされる「リキ・ジャクソン」。
ステージを無事にやり遂げたという、安堵の涙だったのでしょうね。
それから4年後、「2021 SBS歌謡大祭典」でニキとKeyは再会。
ニキは「Key先輩が(歌謡祭で)MCをしていた。生放送に出演するため、楽屋の外に出て体をほぐしていたら、Key先輩が通り過ぎる時に声をかけてくれた」と話しました。
そして「僕が(Keyに会ったのは)小学校6年生の時で子どもだったし、4年前のことなので、もう忘れられていると思った」とも。
「Key先輩がいらっしゃって、『ニキ?』と声をかけてくれた。すごく感動した。覚えていてくれたんだと思った」と笑顔を見せました。
後日、ニキとKeyはSHINeeの「HARD」のチャレンジ動画を撮りました。
I-LANDの頃
ニキがENHYPENとしてデビューしたきっかけは、サバイバルオーディション番組「I-LAND」です。
番組でニキはダンスの実力を見せつけましたが、万事が順調に進んだわけではありませんでした。
葛藤したり、メンバーとぶつかり合ったりと、さまざまなドラマが生まれました。
「I-LAND」でニキは、プロデューサーディレクターであるソン・ソンドゥクが目を見張るほどのダンステクニックを披露したり、ファイナルテストで他の参加者が1時間かけて覚えるダンスの振付を10分で覚えたりと、たぐいまれなダンスの実力を見せつけていったのです。
ダンスについて飛び抜けた才能をもつニキでしたが、順調に勝ち進んでいったわけではありませんでした。
番組の序盤でプロデューサーから音程について指摘され、ニキは脱落しています。
それでも彼はあきらめず、メンバーにダンスの指導をする傍ら、苦手だった歌を死に物狂いで練習し続けるのです。
ニキが成長していく姿を見て、人間的な魅力にハマるファンが続出し、着実に投票数を伸ばしていきます。
最終的には第4位でデビューを勝ち取りました。
まとめ
ニキの唯一無二のダンスは、可愛らしいキッズダンサー時代から、爽やかでかっこいい大人になった現在でも、人々を魅了することは変わっていませんね。
どんどん大人になっていくニキを、これからも応援したいと考えます!