2022年5月2日のデビューしたLE SSERAFIM。
メンバーは韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人で構成されています。
グループ名「LE SSERAFIM」は、「IM FEARLESS」をアナグラムさせた名前で、世間からの視線に惑わされずに恐れることなく、前に進んでいくという強い意志が込められています。
LE SSERAFIMのメンバーとしてグローバルに活躍するサクラ。
2024年でアイドル歴12年となるサクラですが、実は彼女のキャリアは、意外にもミュージカルの子役からスタート!
今回は、サクラのLE SSERAFIMとしての軌跡を、3度のデビューと子役時代まで遡ってお伝えします。
Contents
LE SSERAFIM サクラの3度のデビュー
アイドルとして、3度目のデビューを果たしたサクラ。
サクラは、さまざまな経験を乗り越えてきたアイドルです。
まずは、そんなサクラの経歴を詳しく見ていきましょう。
HKT48のサクラ(2011〜2021年6月)
サクラは2011年当時13歳の時に、AKB48の姉妹グループであるHKT48の1期生としてアイドルデビュー。
約10年間の活動の中で、HKT48のメンバーとして初めてAKB48総選挙でランクインし、一躍有名になった経緯があります。
その後、選抜メンバーに選ばれるようになり、2014年からは約4年間にわたりAKB48のメンバーも兼任。
2016年には、AKB48の10周年ソングで単独センターを飾ったり、選抜総選挙では最高3位にランクイン。
2018年にはHKT48のタイトル曲で単独センターを務めるなど、人気メンバーの地位を確立していきました。
サクラの多彩な才能と努力により、ファンからの支持を集め続けました。
IZ*ONEのサクラ(2018〜2021年4月)
HKT48のメンバーとして人気に貢献してきたサクラは、2018年5月、日韓合同プロジェクトのサバイバル番組「PRODUCE 48」に参加します。
番組シグナル曲「私のもの(Pick Me)」でセンターを務め、番組では常にデビュー圏内にランクイン。
最終的には2位という好成績で、IZ*ONEのメンバーとしてデビューが決定しました。
2年6ヵ月の期間限定のIZ*ONEでの活動に専念するため、“レンタル移籍”のようなかたちでHKT48に籍を残したまま韓国へ。
サクラは、HKT48時代では見られなかったビジュアルやコンセプトに挑戦し、アイドルとしての幅を広げました。
2021年4月のIZ*ONE解散後、サクラは2年5ヶ月ぶりにHKT48の活動を再開。
同時にグループ卒業を発表しました。
人生3度目のデビューはLE SSERAFIM
HKT48卒業後、しばらくは日本でのソロ活動が目立ったサクラでしたが、2021年8月末にふたたび単身韓国へ。
HYBE傘下のSOURCE MUSICより、IZ*ONEメンバーだったチェウォンと共に、2022年5月、
LE SSERAFIM として人生3度目のデビューを果たします。
LE SSERAFIM サクラ 衝撃のデビュー前
マリアミュージカルアカデミー
1998年3月19日生まれのサクラは、鹿児島県鹿児島市の出身です。
2004年、福岡シティ劇場(現キャナルシティ劇場)で公開されていた劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」を、偶然譲り受けたチケットで見た母がミュージカルにハマり、その影響をもろに受けたサクラ。
母の影響で、小学校3年生の時に地元鹿児島のミュージカルスクール「マリアミュージカルアカデミー」に通い始めます。
マリアミュージカルアカデミーは、2001年に設立。
卒業生にはサクラのほか、女優の上白石萌音や宝塚歌劇団雪組や星組で活躍している方々も多数輩出している、実績のあるアカデミーです。
子役として芸能事務所「ナッツプロダクション」に所属したサクラ。
幼いながらもアメリカへ一週間のミュージカル留学に行き、ミュージカルの本場、ブロードウェイの舞台に立つ俳優や振付師などによるレッスンを受けるなど、本格的なミュージカルの勉強を経験しています。
劇団四季「ライオンキング」
マリアミュージカルアカデミーでミュージカルの基礎ともいえる「ダンス」「歌唱」「演技」を身に着けたサクラ。
2008年10歳の頃には、劇団四季ミュージカル「ライオン・キング」福岡公演で、ヤングナラ役としてミュージカルデビューを果たしました。
劇団四季の子役オーディションは、予選から本選までを2日間で行います。
ある日のオーディションでは、予選に女の子46人、男の子11人が望みました。
本選に進んだのは女の子22人、男の子6人。
最終的に合格したのは、女の子2人と男の子2人でした。
しかし、4人の合格を手にした子も「合格イコール舞台デビュー」ではないのが劇団四季の子役の難しさなのです。
その中で、合格し舞台デビューを飾ったサクラの実力は並大抵のものではなかった、と言えます。
まとめ
HKT48、IZ*ONE、LE SSERAFIMと、3度のデビューを果たしたサクラ。
子役出身サクラの、これからのミュージカル出演にも期待をしつつ、まとめとさせていただきます。