
BLACKPINK(略称ブルピン)は、ジス(JISOO)、ジェニー(JENNI)、ロゼ(ROSÉ)、リサ(LISA)の4人からなるK-POPガールズグループです。
YGエンターテインメントから、2NE1以来7年ぶりのガールズグループとして、2016年8月8日にシングルアルバム『SQUARE ONE』より「BOOMBAYAH」と「WHISTLE」でデビューしました。
グループ名は、最もきれいな色と表現されるピンク(PINK)と、その鮮やかさを否定する意味を込めた黒(BLACK)を組み合わせ、「美しいものがすべてではない」という意味を込めています。
デビュー翌年の2017年7月、日本デビューショーケースを日本武道館で行いました。
女性の音楽グループとして世界最大のファンダム(ファンダム名はBLINK)を有し、2020年米ブルームバーグ誌「世界で最も影響力のあるポップスター」に選ばれています。
メンバーのロゼが、ブルーノ・マーズとタッグを組んだ待望のソロ曲「Apt.」をリリースしたことは、記憶に新しいことです。
大ヒットした「Apt.」の生パフォーマンスが見れるのではと期待された2024年のMAMAで、二人は来日していたにもかかわらず映像のみが流れました。
なぜ、MAMA2024においてロゼとブルーノ・マーズがAPT.を生披露せず、事前収録の映像だけだったのでしょうか。
今回の記事では、その理由に迫ります。
Contents
BLACKPINK ロゼ
ロゼのプロフィール
1997年2月11日、ロゼはニューヨークで生まれました。
その後、オールトラリアのメルボルンに移住したロゼは、2012年にオーストラリアで行われたYGエンターテインメントの700倍という競争率のグローバルオーディションに合格。
高校を中退して単身韓国へ渡り、練習生となりました。
本名はロザンヌ・チェヨン・パク(Roseanne Chae-Young Park)。
韓国名はパク・チェヨン(박 채영)です。
YGエンターテインメントで約4年という月日を練習生として過ごした後、BLACKPINKとしてデビューを果たしました。
ロゼの生い立ち
バラを思わせる「ロゼ」という名前は、彼女の英語名「Roseanne(ロザンヌ)」からきています。
小さい頃から周りに「ロゼ」や「ロージー」と呼ばれていたようです。
8歳のときにオークランドからオーストラリアのメルボルンに移住し、カンタベリー・ガールズ・セカンダリー・カレッジで学びました。
学生時代には、チアリーダーの経験もあります。
またクリスチャンのため教会にも通っており、聖歌隊にも参加していたとか。
幼い頃はビヨンセやマイケル・ジャクソンのような偉大なシンガーになりたいという夢を抱いていたとのことです。
人生の転機は、2012年4月。
毎日のように歌うロゼを見た父親から「音楽が好きなら試してごらん」と勧められ、YGエンターテインメントのオーディションを受けるべくシドニーへ。
ロゼはジェイソン・ムラーズの曲『I Won't Give Up』をギターで弾き語り、見事才能を見出されました。
BLACKPINK ロゼとブルーノ・マーズ
「Apt.」
2024年10月8日、ロゼはブルーノ・マーズとタッグを組んだ先行公開シングル「Apt.」をリリースしました。
本格的にポップなメロディと、思わず口ずさみたくなる韓国語の「아파트(アパトゥ)」という掛け声が印象的な一曲は、世界中から大きな反響を呼びました。
ロゼ自身が「お酒を飲んだ後に歌詞を書いた」というこの曲。
韓国のお酒の席でのゲーム『아파트 게임(アパートゲーム)』から着想を得たという、異色の楽曲です。
公開からわずか9日間でYouTube再生回数1.6億回を突破。
世界最大の音楽配信プラットフォームSpotifyではグローバルチャートとアメリカチャートで同時に1位を獲得しました。
二人がコラボするきっかけとなったのは、ロゼがパリのファッションショーの打ち上げで『아파트 게임(アパートゲーム)』をブルーノに紹介したこと。
2025年1月30日には、「APT.」がストリーミング数10億回を突破しました。
ロゼは、BLACKPINKのメンバーとしてだけでなく、『江南スタイル』で世界中に旋風を巻き起こしたPsyの記録を超えて、K-POPのソロアーティストとして最も成功したミュージシャンの1人となっています。
MAMA2024 出演のロゼとブルーノ・マーズ
「2024 MAMA AWARDS」が2024年11月22日と23日に大阪の京セラドームとアメリカのロサンゼルスで同時開催されました。
イベントの目玉としてロゼとブルーノ・マーズがコラボした楽曲『APT.』のステージが告知されていました。
ほとんどのファンは生演奏によるライブを期待していたのですが、実際には映像が流れるのみでした。
MAMAでは一切歌わず、ブルーノの肉声はほぼ「カムサハムニダ」だけだったので、ブルーノは「わざわざ日本にカムサハムニダを言いに来ただけ」と揶揄されています。
なぜパフォーマンスなしだったのか
公式からの発表は一切ありませんので、ここからは憶測の話となりますが、これはもう、ギャラの問題の一択でしょう。
ブルーノ・マーズのパフォーマンスのギャラが億単位であることは、今や誰もが知る有名な話です。
まとめ
MAMA2024でのパフォーマンスはありませんでしたが、世界のBIGスターの二人が来日して同じステージに立っていたことだけでも大いに価値があったと言えます。
楽曲の受賞に、賞賛の拍手を贈りたいです。