米津玄師の「IRIS OUT」が記録ラッシュがえげつないのでまとめてみた

米津玄師1991年3月10日生まれ、徳島県出身のシンガーソングライターで、多才なクリエイターとして知られています。

作詞、作曲、アレンジ、プログラミング、歌唱、演奏はもちろん、自身でジャケットやブックレットのイラスト、アニメーションも手がけてしまう彼の肩書きは多彩です。

2009年頃から「ハチ」名義でニコニコ動画にボーカロイド楽曲を投稿し始め、その後2012年に本名の米津玄師としてアルバム「diorama」をリリースしました。

彼は数々のヒット曲を生み出し、特にドラマ主題歌として起用された「Lemon」は、全世界で300万枚以上のセールスを記録し、Billboard JAPAN年間ランキングで2年連続1位を獲得する快挙を成し遂げています。

米津玄師の新曲「IRIS OUT」は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌で、数々の記録を更新する大ヒットとなっています。

IRIS OUT」は2025年9月15日に配信開始され、わずか4週間で累積再生数1億回を突破しました。

今回の記事では、そのほかの「IRIS OUT」が達成した主な記録と、それに対する米津玄師のコメントをご紹介します。

米津玄師 IRIS OUT

映画『チェンソーマン レゼ篇』主題歌

米津玄師の「IRIS OUT」が記録ラッシュがえげつないのでまとめてみた

IRIS OUT」は、2025年9月24日にリリースされた両A面シングル「IRIS OUT / JANE DOE」に収録されている楽曲です。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として書き下ろされました。

米津玄師自身が描いたジャケットアートワークも公開されています。

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楽曲の魅力

IRIS OUT」は、愛に翻弄され、理性と衝動の間で揺れ動く感情を表現していると言われています。

それは、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のストーリーに合わせ、主人公デンジとレゼの関係性に焦点を当てているからです。

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歌詞には、「あばらの奥を ザラメが溶けてゲロになりそう」といった、恋に落ちた瞬間の衝撃や強烈な感情を示唆するフレーズが登場します。

IRIS OUT」という言葉は、映画用語で「カメラの絞りのように画面が円状に縮小し暗転する演出」を言います。

つまりこのタイトルは、「虹彩の働きが失われる=視界を失う」というイメージが込められており、愛にのめり込み、正気や世界を見失っていく感覚を象徴しているのです。

MVについて

IRIS OUT」のMVは、2025年9月15日に米津玄師の公式YouTubeチャンネルで公開されました。

このMVには、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の本編映像が使用されており、映画の一部ネタバレが含まれていて、まだ映画を観ていない人には注意が必要です。

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米津玄師は、映画の予告編が非常に良くできていたことから、その映像をMVに使うことを決めました。

映画を見た感動と、自身の音楽を愛情深く扱ってくれたことへの感謝を述べています。

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米津玄師「IRIS OUT」が達成した主な記録

オリコン週間ストリーミングランキング

登場4週目で累積再生数1億1619.9万回を記録し、オリコン史上最速1億回を突破しました。

これは、YOASOBI「アイドル」が記録した5週を上回る記録です。

さらに、929日付の初登場から4週連続で週間再生数2000万回超えを達成。

特に10月6日付では、オリコン史上最高かつ国内アーティスト史上初の週間3000万回を突破する3219.9万回を記録しています。

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ソロアーティストとしての累積再生数

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累積再生数1億回突破作品数が18作目、これによりアーティスト別1億回再生突破作品数で単独1位に。

これは、Vaundyと並ぶ歴代1位タイから単独1位への浮上を意味します。

Billboard JAPAN

Billboard JAPANでも歴代記録を樹立。

「IRIS OUT」は、20251015日公開のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート「Streaming Songs」首位を獲得し、4週連続でその座を保っています。

米津玄師の「IRIS OUT」が記録ラッシュがえげつないのでまとめてみた

さらに、グローバルチャートでも活躍。

世界各国の日本の楽曲ランキング「Japan Songs(国/地域別チャート)」8つの国と地域で首位を獲得しています。

特に台湾では4週連続、韓国、シンガポール、イギリス、インドネシア、マレーシアでは3週連続で首位を維持しているほか、タイとアメリカでも首位を奪還しました。

米津玄師のコメント

米津玄師の「IRIS OUT」が記録ラッシュがえげつないのでまとめてみた

「純粋にうれしいです。

チェンソーマンという素晴らしい漫画が最初にあって初めて生まれた現象なので、自分の曲が受け入れられてうれしいという気持ちがありつつも、映画の評判が良いことの方がはるかにうれしいかもしれません。

チェンソーマンに感謝したいです。

米津玄師の「IRIS OUT」が記録ラッシュがえげつないのでまとめてみた

蠱惑(こわく)的な女の子に振り回される男の子をどう表現するか、という部分に注力しました。

それなりに長く音楽を続けてきました。

中でもこの曲は初期の楽曲っぽいという評判も聞くので、久しぶりの再会になる人もいるかもしれませんね。

初めて出会った人もずっと聴いてくれている人も含めて、お互い楽しく生きていきましょう。」

まとめ

IRIS OUT」は、国内外問わず非常に高い人気を博しており、米津玄師の音楽が世界に広く届いていることが伺えます。

これらの状況から見ると、「IRIS OUT」は今後も国内外のチャートでその存在感を示し、さらなる記録を更新していく可能性を十分に秘めていると言えるでしょう。

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