BTS(防弾少年団)はHYBE(旧Big Hit Entertainment)所属、2013年デビューの韓国の7人組男性グループです。
2013年6月13日にシングルアルバム『2 COOL 4 SKOOL』から「NO MORE DREAM」でデビューを果たしました。
RM(アールエム)、シュガ、ジン、J-HOPE(ジェイホープ)、ジミン、V(ヴィ)、ジュングクの、7人のメンバーで構成されています。
2025年には完全体での復帰も予定されており、最年長のジンを筆頭に次々とメンバーが除隊してきているBTS。
BTSのメインダンサーとリードラッパーを務めるJ-HOPEが、2024年10月17日ついに除隊しました。
2023年4月の入隊から、長いようで短かった1年半でした。
今回の記事では、J-HOPEという活動名の由来や、彼の魅力についてお伝えします。
Contents
BTS J-HOPEについて
J-HOPEの簡単プロフィール
J-HOPEの本名はチョン・ホソク(정호석)といいます。(英語で表記するとJeong Ho-Seok、漢字だと鄭號錫)
1994年2月18日生まれ、韓国光州広域市北区日谷洞の出身です。
血液型はA型で、家族構成は両親と五歳上の姉の4人家族。
父親は韓国で国語教師を務めているとのことです。
2010年、Big Hit Entertainment(現 HYBE)へ練習生として入所。
2013年6月13日、防弾少年団(BTS)のメンバーとしてデビューしました。
BTSでのポジションは、リードラッパーとメインダンサー。
普段から笑顔が多く、周りの雰囲気を明るくしてくれるメンバーです。
J-HOPEという活動名
2019年に公開したBTSのドキュメンタリー番組「BRING THE SOUL: DOCU-SERIES」全6話のエピソード4「Influence」で、J-Hopeは彼の名前の由来を明らかにしました。
「名前を考えているときに、僕は自分の名前に『Ho』が欲しいと思ったので、最初はJ-Hoでした。」
この時、J-HOPEはメンバーのRM、芸能プロダクションHYBE(旧 Big Hit Entertainment)の代表バン・シヒョクと3人で一緒にいました。
3人であれこれ考え、「J-Ho? J-Hope?」というふうに、名前を思いついたとのことです。
意味は、後付けだったとも。
3人で活動名を考える中、語り合ったのは、「パンドラの箱」。
「人類最初の女性パンドラが、好奇心から開けることを固く禁じられていた箱を開けると、病気、苦痛などあらゆる災いが飛び出して、人間の世界に飛び散りました。
あわてたパンドラがふたを閉めた時、箱の中には、唯一『希望』だけが飛び出ずに残っていました。」
これが、ギリシャ神話のパンドラの箱の物語です。
本名のチョンの英語表記(Jung)の頭文字Jと、希望を意味する“HOPE”を掛け合わせた活動名は、「希望的な存在になるように」という意味が込められています。
「振り返ってみると、活動名は正しい選択だったと思います。 そして、その『J-HOPE』が私を私にしてくれたと思います」と彼は結びました。
BTS J-HOPEの魅力
抜群のダンスパフォーマンス
J-HOPEは、中学生の頃から「スマイルホヤ」と言う名前でストリートダンサーとして活動していました。
地元光州で有名なダンスアカデミーに所属し、様々なダンス大会に出場経験があったJ-HOPEは、当時から注目されるダンサーでした。
オーディションでは、カメラが置いてある部屋で2、3時間踊り続けたと言う有名なエピソードも。
体力、忍耐力だけでなく、パフォーマンス力やダンスに対する気持ちが当時から人並みはずれていたことが分かります。
J-HOPEのダンスの魅力を、あえて言語化するとしたら「ダイナミックでかつ繊細」。
圧倒的なスキルを持ち、「どんなスタイルもうまく踊る」と言うよりは「どんなスタイルも我が物にする」、そんな人物と言えます。
すでに完成されているようなJ-HOPEのパフォーマンススキルですが、J-HOPEは決して今の状況に満足していません。
常にパフォーマンスのクオリティを上げることを心がけています。
その笑顔
グループのムードメーカーとして、周囲を明るくしてくれるJ-HOPE。
キャラクターの面でやはり印象に残るのは、いつも朗らかなその笑顔です。
ストリートダンサー時代のニックネームも「スマイル・ホヤ」だったということからも、アマチュア時代から笑顔がトレードマークだったのが伺えます。
2024年10月17日、除隊日に彼が見せてくれたのは、飛び切りの笑顔でした。
除隊現場には、6月に除隊したメンバーのジンが駆けつけ、熱い抱擁で祝福しました。
さらにRMも自身のストーリーズでコメント。
敬礼するJ-HOPEの写真に「おめでとう友よ @uarmyhope(J-HOPEのアカウント名) 僕もすぐに追いつくよ」とメッセージを添えて、除隊を祝いました。
まとめ
いつも笑顔を絶やさないある種のタフさは、J-HOPEという彼の活動名の通り、グループにとっての「希望」を体現しているのかもしれません。