
韓国の7人組男性アイドルグループENHYPEN(エンハイフン)。
2020年9月18日、CJ ENMとBig Hit Entertainment(現 : HYBE)による超大型プロジェクト『I-LAND』を経て、練習生23人から選出された7人で結成されました。
そして、2020年11月30日にミニアルバム『BORDER : DAY ONE』でデビュー。
2021年7月には、日本デビューも果たしています。
過酷なオーディションを勝ち抜いた実力派たちが揃うENHYPEN。
メンバーは、韓国出身のヒスン、ソンフン、ソヌ、ジョンウォン、アメリカ出身のジェイ、オーストラリア出身のジェイク、そして日本出身のニキという、多国籍な7人です。
メンバーのヒスンが2026年3月10日にグループを脱退したことを受け、一部のファンが過激な行動に出ており、大きな騒動となっています。
この騒動は、長く応援してきたメンバーの突然の脱退が、ファンの間で衝撃や怒りを引き起こしたことが背景に。
今回の記事では、社会現象ともなった一部のENGENE(ENHYPENのファンダム名)による暴走行為についてお伝えします。
Contents
ENHYPEN ヒスン脱退による抗議行動
トラックデモ
ヒスンが脱退して2日後の2026年3月12日。
一部ENGENEは、ソウル龍山区の所属事務所HYBEの社屋前で、ヒスンの脱退撤回を要求するトラックデモを10台ものトラックで強行しました。
デモトラックには「公式立場を撤回せよ」、「ヒスンはエンハイフンと共にしなければならない」、「エンハイフンはいつも7人だ」「ヒスンはENHYPENに所属したまま、ソロ活動を行うことを希望する」等の字句が。

国民年金公団(NPS)への抗議
2026年3月18日、海外ファンからの電話やメールが殺到し、国民年金公団の国際年金支援センターの業務が一時麻痺しました。
2時間で約1500通のメールが届いたと報じられています。

この異常事態の原因は、ヒスンの脱退を受け、所属事務所HYBEの大株主である国民年金に対し「抗議の電話をしよう」という呼びかけがSNSで拡散されたことにあったようです。
国民年金公団(NPS)のキム・ソンジュ理事長は、HYBEとの関連性に一線を画し、次のように説明しました。

「先週(3月18日)、国民年金公団・国際年金支援センターに海外からの電話が一斉に殺到し、業務が一時麻痺したほか、2時間で約1500通ものメールが届く事態が起きました。
事情を確認したところ、K-POPグループ「ENHYPEN」のメンバー脱退に関連し、海外ファンたちがHYBEの大株主である国民年金に抗議電話をしようという書き込みがSNSで拡散されたことが原因でした。

X(旧Twitter)には、
『国民年金はHYBEから事前に連絡を受けていたのか』
『この決定による市場価値の損失を把握しているのか』
といった内容と共に、国際年金支援センターの電話番号のスクリーンショットが投稿されていました。

国際支援センターは、韓国で働く外国人労働者や、海外で働く韓国人のための年金支援業務を担う部署です。
英語、中国語、日本語、ベトナム語など多言語対応のスタッフが相談に応じている場所です。
今回の騒動により、本来の年金相談のために連絡された方々が多大な不便を強いられることとなりました。
国民年金は、国民の老後資金を預かり運用する長期投資家です。
世界80カ国以上の数多くの企業に投資していますが、個別企業の経営や人事問題に関与することはありません。
当然、K-POPグループの結成やメンバー構成についても関与しません。

SNSで急速に拡散された一つのハプニングではありましたが、国民年金がどのような役割を担う機関なのかを改めて考える機会となりました。
今後も国民の大切な老後資金を安定的に運用し、社会的責任と使命感を持って業務に邁進してまいります。」
ENHYPEN ヒスン復帰への嘆願活動
「Change.org」での復帰請願
「ヒスンがENHYPENを脱退せずにソロ活動を追求できるようにする」というタイトルの、「ヒスンのENHYPEN復帰を求めるオンライン請願」には、100万人以上の署名があり、現在も増え続けています。

その中で、Be:lift LabとHYBEに対して求めるポイントは以下の3つ。
・ヒスンがENHYPENのメンバーとしての活動を続けながら、ソロアルバムをリリースできるようにしてください。
・K-POP業界で一般的なように、グループ活動と個人活動を並行して追求できるように支援してください。
・ENHYPENの価値とアイデンティティを全体として守ってください。
しかし一方では、署名を集めたことによって脱退撤回となることはないだろうという意見もあり、チェーンメールのようなこの情報を危惧するENGENEも一定数存在しているのが事実です。

まとめ
ヒスンはソロへの道を歩き始め、ENHYPENは時を同じくして6人での道を歩き始めました。

それがヒスンとENHYPENの6人の選んだ道なのなら、後ろを振り返らず、ENGENEも前を向いてともに歩んでほしいと願わずにはいられません。





