島根県出身の4ピースピアノポップバンド、Official髭男dism(通称:ヒゲダン)
そのフロントマンである藤原聡は、卓越した才能と多才さで知られています。
独特のサウンドと詩的な歌詞で多くのファンを魅了する藤原聡ですが、その天才ぶりはどこから来ているのでしょうか?
今回は天才と呼ばれる理由に迫ります。
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ヒゲダン藤原聡の天才的なピアノ
Official髭男dism(通称:ヒゲダン)の藤原聡は、鳥取県米子市出身で、愛称は「さとっちゃん」。
彼はバンドのほとんどの曲で作詞作曲を担当しており、その多才さと音楽的センスが多くのファンを魅了しています。
ピアノを始めたのは幼稚園時代
藤原聡がピアノを始めたのは幼稚園時代のことでした。
ただ当初、藤原はピアノを面白いとは感じていなかったとか。
ピアノを続けるモチベーションとしては、ご褒美にゲームを買ってもらうことを条件に練習に励んだそうです。
ただ、こうして幼い頃からピアノを習い続けた結果藤原は自然と絶対音感を身に付けることができたのかもしれません。
この基礎があるということが彼の音楽において重要な役割を果たしていますね。
繊細なサウンドが新たなカテゴリーを作った
藤原聡のピアノのタッチは非常に繊細で、その演奏スタイルは「ピアノポップバンド」という新しいカテゴリーを生み出したと言われています。
彼のピアノ演奏は力が抜けていて柔らかく、微妙なニュアンスを表現することができます。
そのため、ヒゲダンの楽曲にはピアノが主旋律となることが多く、藤原の演奏が曲全体の雰囲気を形作っていますね。
藤原のピアノ技術は多くのファンや音楽関係者からも高く評価されています。
ヒゲダン藤原聡は歌が天才すぎる
ボーカルを始めたのはヒゲダン結成後
藤原聡がボーカルを始めたのは、大学入学後に結成したヒゲダンがきっかけでした。
意外なことにそれまではボーカルではなかったんですね。
2012年にヒゲダンを結成し、当初の目標は「地元の200人キャパのライブハウスをワンマンでソールドアウトさせる」ことでした。
当時、彼は音楽活動を「趣味の範囲でいい」と考え、大学卒業後は島根銀行に就職しました。
とはいえ2年間銀行員として働きながら、週末には夜行バスで東京に通い音楽活動を続けてもいました。
多忙な日々を送っていたようですね。
活動の最中、マネジメント会社「Lastrum」からの手厚いオファーを受けて2016年2月に上京し、音楽活動に専念することになりました。
そして2019年には、念願だったNHK紅白歌合戦に出演を果たすことになります。
特徴的な歌い方
藤原聡の歌声は、女性に匹敵するほどのハイトーンボイスで、「天才的」と評価されています。
藤原のハイトーンボイスは業界関係者からも認められており、ライブでのパフォーマンスは「口から音源が出ている」と言われるほどです。
また、彼の歌声は出せるキーが非常に幅広く、特に高音域が得意です。
ミックスボイスを高音でも出せるため、芯のある力強い声が特徴的です。
さらに、ファルセット(裏声)への切り替えもスムーズで、まるで楽器のように自在に声を操ることができます。
ヒゲダン藤原はドラムも叩ける
中高は吹奏楽部でドラムに没頭
藤原聡の音楽のルーツには、ドラム演奏も深く関わっています。
小学生の頃に鼓笛隊に参加したのがドラムとの出会いで、実は最初はプロドラマーになることを夢見ていました。
中学・高校時代にも吹奏楽部に所属し、ドラムやパーカッションを担当していました。
この頃は特に「スリップ・ノット」のドラムサウンドに強い影響を受けたと語っています。
高校では親友で、現在はプロドラマーである横田誓哉と共に吹奏楽部でドラムに没頭しており、この時期の影響が今のヒゲダンを形作るほど大きかったようです。
ちなみに高校2年生の時にギターの小笹と出会っており、デスメタルバンド「チルドレン・オブ・ボドム」の話題で意気投合したことが仲良くなるきっかけだったそうです。
ドラムやピアノに影響を受けたアーティストたち
藤原聡が影響を受けたアーティストには、スリップノットやスキマスイッチ、Mr.Children、X JAPANのYOSHIKIなどがいます。
特にYOSHIKIに対しては、ピアノとドラムの両方を演奏する点でシンパシーを感じていました。
また、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド・アンド・ファイアーなど、幅広いジャンルのアーティストからも影響を受けています。
初めて行ったライブは「HIGH and MIGHTY COLOR」だったと語っています。
また高校3年生の時にONE OK ROCKの「完全感覚Dreamer」を聴いて、ボーカルのTakaを理想のボーカリストとして尊敬するようになりました。
「令和のミスチル」と言われることもある藤原聡ですが、いろんな音楽の影響を受けて今のヒゲダンがあるんですね。
まとめ
藤原聡は幼少期からピアノを習い始め、その後ドラムやボーカルにも挑戦した経緯がありました。
豊富な経験が藤原の多彩さを作ったようですね。
これからもヒゲダンの音楽に注目していきたいと思います!