
BTSは、2013年6月13日にBigHitエンターテインメント(現HYBE)からデビューした、韓国出身のRM(アールエム)、シュガ、ジン、J-HOPE(ジェイホープ)、ジミン、V(ヴィ)、ジョングクの7人組ヒップホップアイドルグループです。
翌年の2014年6月4日には日本デビューも果たしました。
「防弾少年団」という名前は、所属するBigHitエンターテイメントの代表で総合プロデューサーかつBTSの生みの親であるパン・シヒョクが名付け親。
「若い世代へ向けられる抑圧や偏見を止め、自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められています。
韓国では、「バンタンソニョンダン(방탄소년단)」と発音されるため、「バンタン」と略されています。
また、2017年から、世界進出を視野に入れ、防弾少年団のローマ字表記である「Bangtan Sonyeondan」の略称、「BTS」を用いるようになりました。
メンバーのシュガをARMY(BTSのファンダム名)が呼ぶときに、「ユンギ」という名前で呼ぶことがあります。
今回の記事では、このふたつの呼び名の違いと、実はもう一つあるシュガの「別名」についてお伝えします。
Contents
BTS 「SUGA(シュガ)」と「ユンギ」
SUGA(シュガ)

SUGA(シュガ)というのは、彼の公式の活動名(芸名)です。
諸説ありますが、バスケットボールのポジション「シューティングガード(Shooting Gard)」の頭文字や、肌が白く笑顔が甘いことから「砂糖(Sugar)」のように甘いという意味を込めて所属事務所の社長が命名しました。

ユンギ
「ユンギ」とは、彼の本名(閔玧其 / ミン・ユンギ)です。
ARMYやメンバーが、親しみを込めて呼ぶ際に使われます。

ふたつの呼び名の違い
シュガと呼ばれる場面は、公式のテレビ番組、インタビュー、海外のメディアなど、公の場が多いです。
彼は自身の作品だけでなく、外部のアーティストをプロデュースする「プロデューサーSUGA」としても数々の歴史的ヒットを生み出しています。
- IU: 「eight (Prod. & Feat. SUGA)」(2020年)
- PSY: 「That That (Prod. & Feat. SUGA)」(2022年)
- ØMI(登坂広臣 / 三代目J SOUL BROTHERS): 「You (Prod. SUGA of BTS)」(2021年)

一方、BTSのメンバー同士が、プライベートや日常的な会話で呼ぶときには「ユンギ」ですが、メンバーの最年長であるジンからは「ユンギや」、年下のメンバーは「ユンギヒョン(ユンギ兄さん)」と呼ぶことが多いです。

BTS 「SUGA(シュガ)」のもうひとつの別名
Agust D(アガスト ディ)

彼はソロでヒップホップ活動を行う際、Agust D(アガスト ディ)という3つ目の名義も持っています。
これは「DT(出身地の大邱:Daegu Town)」と「SUGA」を逆から読んだもの(AGUS)を組み合わせた名前です。
「Agust D」としての歴史
●アンダーグラウンド時代(BTSデビュー前)
BTSとしてデビューする前、地元・大邱(テグ)で「Gloss」という名義で活動していました。
高校生の頃からスタジオで働き、作詞・作曲、プロデュースの技術を独学で磨いていました。
●『Agust D』(2016年)〜ソロ活動の幕開け〜
2016年8月、初のミックステープ(非商業目的の無料配信アルバム)『Agust D』を発表しました。
BTSの商業的な音楽では表現しきれなかった、アイドルの苦悩、対人恐怖症、うつ病といった自身の精神的な暗黒面をリアルな歌詞で吐露。

代表曲は、「Agust D」「give it to me」が挙げられます。
●『D-2』(2020年)〜世界的ヒットと成長〜
4年の沈黙を破り、2020年5月に2作目のミックステープ『D-2』をサプライズリリース。
『D-2』では、成功を手に入れた後の虚無感や、大人としての葛藤をテーマに据え、音楽的にも深みを増しました。

代表曲「Daechwita(大吹打)」は、韓国の伝統軍楽をサンプリングしたヒップホップで、MVの王宮を舞台にした強烈なビジュアルとともに世界中で大ヒットを記録。
●『D-DAY』(2023年)〜3部作の完結とツアー〜
2023年4月、初の公式ソロアルバム『D-DAY』をリリースし、3部作が完結しました。
これまでのトラウマや縛り付けていた過去からの「解放」をテーマに掲げ、人間ミン・ユンギとしての成熟を見せました。
ビルボード200で2位を獲得しています。

代表曲は、「Haegeum(解禁)」「People Pt.2 (feat. IU)」。
初のソロワールドツアーの開催
アルバムを引っ提げ、BTSメンバーで初となるソロワールドツアー『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY'』を敢行しました。
アメリカ、アジア、日本(ぴあアリーナMM)、そして韓国を巡り、全10都市33万人以上を動員。
ステージ上で激しいラップを刻みながら、最後には自身の苦悩の象徴だったピアノを弾き語るなど、圧倒的な構成でファンを感動させました。

まとめ
「BTSは僕の人生の全て」と語ったSUGA。
愛情をこめて彼のことを「ユンギ」と呼ぶARMYの気持ちに、今だからこそ寄り添えるような気がします。



