
SEVENTEEN(セブンティーン)は、2015年5月26日デビューの韓国の13人組男性アイドルグループです。
日本では2018年5月30日、ミニアルバム『WE MAKE YOU』でデビューを果たしました。
ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成されています。
楽曲制作から振付、コンサートのセットリストに至るまで、メンバー自らが担当し「自主制作ドル」の異名を持つグループです。
現在、メンバーのジョンハンが除隊し戻ってきましたが、ヒップホップチームのウォヌ、バーノン、ミンギュ、ボーカルチームのリーダー・ウジ、ドギョム、そしてパフォーマンスチームのリーダー・ホシ、の6人が入隊し7人は個人活動中です。
メンバーのジュンが、2026年9月28日、初となる中国EP『9』をリリースしました。
今回の『9』は、ジュンにとって中国でのソロ活動をさらに広げる作品となるだけでなく、中国の民間伝説「九命猫妖(きゅうめいびょうよう)」をモチーフにした独特の世界観も大きな注目を集めています。
今回の記事では、その詳細をお伝えします。
Contents
SEVENTEEN ジュン 中国EP『9』

『9』のテーマは中国の民間伝説「九命猫妖」
『9』の世界観を理解するうえで重要となるのが、「九命猫妖」という中国の民間伝説です。
猫が長い時間をかけて修行を重ね、やがて9つの尾を得ることで永遠の命を手に入れる…そんな伝説をモチーフに、ジュンは「さまざまな感情を経験しながら、本当の自分を完成させていく」という物語を作品に落とし込みました。

また、数字の「9」は、中国語の「久(jiǔ)」と音が通じることから、「長く続くこと」「永遠」といった意味にもつながります。
つまり『9』というタイトルには、単なる数字ではなく、時間を積み重ね、経験を重ねることで少しずつ完成へ近づいていくというメッセージが込められているのです。
「感情と向き合うこと」
『9』で描かれるのは、華やかな成功だけではありません。
人との関係の中で生まれる期待、好奇心、嫉妬、疑念、倦怠感、そして許し。
さまざまな感情を避けるのではなく、一つひとつ受け止めていくことで「本当の自分」を見つけていく過程が、アルバム全体の物語として描かれています。

ジュン自身も今回の作品でタイトル曲や収録曲の作詞に参加。自らの言葉を通して、内面と向き合う旅を表現しています。
8本のトレーラーで描かれた物語
『9』の大きな特徴の一つが、リリース前に公開された8本のトレーラーです。
公式コンテンツでは、
「Trailer 01:Awakening」
「Trailer 02:Admiration」
「Trailer 03:Butterfly」
「Trailer 04:Conquer」
「Trailer 05:Doubt」
「Trailer 06:Boredom」
「Trailer 07:Chaos」
「Trailer 08:Inward」
というタイトルで、順番に映像が公開されました。
単なる楽曲ティザーではなく、それぞれ異なる感情や物語の段階を思わせるタイトルになっている点も印象的です。
序盤の「Awakening」「Admiration」「Butterfly」では、新たな世界との出会いや好奇心、期待感を感じさせる展開が描かれます。

一方、「Conquer」を経て「Doubt」「Boredom」「Chaos」へと進むにつれ、物語の雰囲気も変化。
期待だけではなく、疑念や迷い、混乱といった複雑な感情が姿を見せるようになります。

そして最後の「Inward」では、タイトルが示す通り、自分自身の内側へと意識が向かっていくような展開に。
特に「Conquer」や「Inward」のトレーラーでは新曲の一部も披露され、ジュンの歌声やサウンドへの注目がさらに高まりました。

幻想的な「The Altar of NINE」
トレーラーだけでなく、予告ポスターやキービジュアルも『9』の世界観を深く表現しています。

公式には「The Altar of NINE」と名付けられたキービジュアルも公開され、作品に登場する神秘的な世界を象徴する存在としてファンの視線を集めました。

さらに初期の予告映像では、揺らめくガラス玉の中に「9」をモチーフにしたさまざまなオブジェが登場。
そこから新たな世界へ吸い込まれていくような映像演出が施され、『9』の物語への興味をかき立てました。
SEVENTEEN ジュン『9』は「自分を探す旅」
収録曲は、
・「9」
・「360 (Feat. Mabelz PiXXiE)」
・「I See You」
・「寻途 (Inward)」
・「月背 / YueBei」
・「Dexire」
・「4give」
の7曲。

ジュンは作詞に参加し、アルバム全体に自身の音楽的なカラーを反映。
タイトル曲「9」は、ダウンビートとベースを軸にしたポップナンバー。
さまざまな試練や感情を乗り越え、迷うことなく自分の本心と向き合う瞬間が描かれています。
ミュージックビデオでは「九命猫妖」の世界観をもとにした物語が展開。
最後の願いを叶えるため、繰り返される時間の中を走り続けるというタイムループ形式のストーリーが。

まとめ
『9』は、ジュンにとって初めての中国EPというだけでなく、これまで積み重ねてきた経験を一つの作品へと集約したアルバムともいえます。
SEVENTEENのメンバーとしてだけではなく、一人のソロアーティストとして新たな世界観を提示するジュン。
『9』は、これまでのジュンからさらに一歩進んだ「新しいジュン」を感じられる作品となりました。





